姉妹のかたち

心のこと

妹がいます。

姉妹という関係は、近くて、
でも決して簡単ではないものだと感じています。


正直、子どもの頃は気が合わず、
仲の良い姉妹ではありませんでした。

それぞれ家庭を持ち、子どもが生まれてから
少しずつ関係が変わっていったように思います。

わたしは長女で、いわゆる「しっかり者」。
けれど要領はあまり良くないタイプです。
一方、次女の妹は空気を読むことに長け、世渡り上手なタイプ。

「お姉ちゃんなんだから」と言われて育ち、
一番お金はかけてもらったけれど、一番怒られてもいました。

下の妹たちは、姉であるわたしを見て、
同じ失敗を繰り返すことなく、器用に人生を進んでいくように見えて、
羨ましさを感じることもありました。

今思い返すと、そこには嫉妬心もあったのかもしれません。

年が少し離れていること、
内向的なわたしと外交的な妹という性格の違いもあり、自然と距離ができていきました。

どちらも争いを好まない性格だったため、
大きな喧嘩をすることはなく、
ただ無関心というか、お互いを避けながら生きてきた気がします。

腹を割って話したことはなく、
大人になってからは、表面的には仲の良い姉妹を演じていました。


そんな関係が変わり始めたのは、
お互いに子どもを持ち、子育ての悩みを分かち合うようになってからでしょうか。

妹は都会に住み、
高収入で優しいご主人がいて、
子どもたちも素直で可愛い。

何不自由なさそうに見えても、
やはり悩みはあって。

すべてを理解しているわけではないけれど、
心に触れてみて、初めて見えるものもありました。

見えていなかったもの。
見ようとしなかったもの。

表面的な情報だけで判断せず、
公平な目を持ち、寄り添える優しい人でありたい。


「自分とは違う」と一線を引かず、
相手を知ろうとする努力をしていきたいと思います。

我が家の子どもたちは異性なので、
姉妹のように悩みを分かち合う関係になるのは難しいかもしれません。

それでもいつか、大人になったとき、
お互いの存在が支えになってくれたら――
母として、そんな未来を願っています。

……今は小さな小競り合いばかりで、
とても想像できませんが。


いつか、きっと。

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