なくしたイヤリングが、幸せなネックレスになった日

家族のこと

形を変えて戻ってきた大切な想い

小学生の娘から、忘れられない誕生日プレゼントをもらいました。
それは、なくしてしまった「片方だけのイヤリング」から生まれた、世界で一つのネックレスでした。

小学生の娘がいます。                                   

どちらかというと大人しく、教室の隅っこにいるような子です。        

勉強は得意だけど、運動が苦手、先生に好かれる優等生タイプです。兄とは性格が似ておらず、、、、よくいじめられ泣いています。。

母の私と趣味嗜好が似ており(私がそういう風に仕向けたのかもしれません)一緒に図書館に行ったり、オシャレなカフェでお茶をしたり仲良くしてくれています。

先日の誕生日にはサプライズでネックレスをプレゼントしてくれました。 去年はイヤリングをプレゼントしてくれました。 

陶器市で作家さんが 手作りで販売しているアンティーク調のとても素敵なデザインです。

小学生で作家さんの顔馴染みになって、母へのプレゼントを選ぶって大人っぽいですよね。 

(私が覚えている母にあげたプレゼントはドラッグストアで購入した ショッキングピンクの口紅です・・・。化粧っ気のない母に少しでもおしゃれを楽しんで欲しいという娘心だったのですが、全く知識がなくてとても使いにくい色 をセレクトしてしまいました。たまに使ってくれていた母に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。)

話を戻しますが、昨年は同作家さんのイヤリングをプレゼントしてくれました。 

こちらもとてもセンスが良く、気に入っていて特別な日にだけつけていました。         

しかし、イヤリングは、、無くしやすいのです。気をつけていたのですが 、家族旅行に行った際に片方を紛失してしまい、取りにも戻れず泣く泣く諦めました。一点もののため再度購入することもできず、片方だけ大切に保管していました。

それを知っていた娘が、今年の陶器市で作家さんに相談をして、イヤリングをペンダントトップにしてネックレスにしてくれました。

素敵なネックレスが二本。
そして何より、娘の心遣いが胸に染みる、幸せな誕生日でした。

灰色だった日々に、こんなふうにそっと色を足してくれるのは、いつも家族なのかもしれません。

ちなみに息子は、いまだに母の誕生日を覚えていません(笑)

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