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「嘘だけはつかないで」
「嘘をつくと、お友達にも信じてもらえなくなるよ」
「お母さんは、とっても悲しい」
中学生の息子と喧嘩をしました。
ここ最近、息子が小さな嘘をつくようになり、発覚するたびに衝突しています。すべてSwitchやタブレットに関すること。我が家は平日20時半(休前日は21時)以降の使用を禁止しているのですが、就寝時に布団に潜り込み、隠れてゲームやYouTubeを見ていました。
いつもの場所にタブレットがない、Switchがない、と気づいて発覚すること3回。
ショックで涙ながらに訴えても、心に響かずに繰り返す。同じ思いをしている方、いませんか?
この記事では、3度の「気まずい夜」を経験した私の体験をもとに、中学生が嘘をつく理由や、親としてどう声をかければよいかをまとめました。悩んでいるのはひとりじゃないよ、と伝えたくて書いています。
中学生がゲームのことで嘘をつく3つの理由
中学生が嘘をつくのは「悪い子」だからではなく、思春期ならではの心理が関係しています。
1. 怒られたくない・叱責を回避したい
もっとも多い理由です。「本当のことを言ったら怒られる」と思うと、反射的に嘘で自分を守ろうとします。
我が家の場合、息子は部活や習い事で自由時間がとても少ない中で、親(つまり私)が成績を心配するあまり「勉強しなさい!」とかなり口うるさくなっていました。少ない自由時間すらコントロールされている感覚があったのだと思います。正直に「ゲームしたい」と言っても許してもらえないと感じたら、隠れてやるしかなくなりますよね。
2. 自分で決めたい気持ち(自立心の芽生え)
思春期は「親に管理されたくない」「自分のことは自分で決めたい」という気持ちが強まる時期です。
「なんでそこまでコントロールされなきゃいけないの?」「親には関係ない」——息子の心の中には、きっとそんな思いがあったはずです。元々気性の荒い子ではなく、優しい子なので怒鳴ったり強く怒ったりはしません。でも、不貞腐れた態度を取ることで精いっぱいの抵抗をしていたのかもしれません。
3. ゲームへの執着(友人関係とのつながり)
オンラインゲームの場合、友達との約束(「〇時に集合ね」)があり、そこに参加できないことが中学生にとっては大きなストレスになります。お友達と遊ぶときのゲーム時間を制限すると、友人関係にも影響しかねないのが難しいところです。
【NG/OK比較】嘘が発覚したときの声かけ
嘘を見つけたとき、つい感情的になってしまいますよね。でも声かけの仕方で、子どもの反応は大きく変わります。
……と書いている私自身が、完全にNG声かけをしてしまっていました。身に覚えがありすぎて辛い。正直に告白します。
NG(逆効果になりやすい声かけ)
「また嘘ついたの!?」
→ 責められると防御モードに入り、さらに嘘で隠そうとする
「何度言ったらわかるの!」
→ 「自分はダメな子だ」と自己肯定感が下がる
「もう信用できない」
→ 信頼関係の断絶宣言になり、正直に話す動機がなくなる
「お母さんはとっても悲しい」を繰り返す
→ 最初は効果があっても、繰り返すと慣れてしまう
OK(信頼を取り戻しやすい声かけ)
「ゲームしてたんだね。正直に教えてくれる?」
→ 事実確認から入ると子どもが話しやすい
「嘘をつかなきゃいけないくらい、やりたかったんだね」
→ 気持ちを受け止めると「わかってくれた」と感じる
「どうすればお互い納得できるか、一緒に考えよう」
→ 子ども自身に考えさせると当事者意識が生まれる
「次こうなったとき、どうしたらいいと思う?」
→ 解決策を自分で出させると守りやすくなる
私の失敗談
積み重なった嘘に我慢の限界がきて、「本当にろくなことをしない」「全てにおいて、どうやって信用したらいいかわからない」と言ってしまいました。
嘘をつく息子が悪いのは確かです。でも、絶対的に味方でいてほしい親にそんなことを言われたら、素直になれないし、気持ちが離れてしまうのは仕方がないこと。あの言葉は、今でも後悔しています。
ゲーム時間のルール、親子で作り直すコツ
一方的に決めたルールは破られやすい——これは多くの専門家が指摘していることです。
ステップ1: 今のルールがうまくいっていない事実を共有する
「平日20時半・休前日21時以降禁止」のルールが3回破られたなら、そのルール自体を見直す時期かもしれません。「守れなかったあなたが悪い」ではなく、「今のルールがうまくいってないから、一緒に考え直そう」というスタンスで。
ステップ2: 子ども自身にルールを提案させる
「何時までならいいと思う?」「平日と休日で分ける?」など、子どもに案を出させます。自分で決めたルールは守れる確率が上がります。
ステップ3: 「破ったときのルール」もセットで決める
ルールを破った場合のペナルティも、事前に合意しておきます。
我が家のルール改定
話し合った結果、我が家ではこんなふうにルールを変えました。
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 寝室への持ち込み | 禁止(これは変えずに継続) |
| 平日のゲーム時間 | 短めに設定(部活や習い事で時間がないため) |
| 休日のゲーム時間 | 平日より長めに変更 |
| 友達と遊ぶとき | 時間無制限を継続 |
ポイントは、「平日は短いけど、その分休日は長くていいよ」というメリハリをつけたこと。そして友達と遊ぶときは制限しないこと。友人関係を大事にする姿勢を親が見せることで、「自分のことをわかってくれている」と感じてもらえたらいいなと思っています。
3回裏切られても、それでも——気まずい夜のその後
裏切られる度に、もう二度と息子のことを信用できないと思ってしまいます。でも、何度嘘をつかれても今度こそは、と期待しては傷つくことの繰り返し。
ゲームしているだけでしょ?誰かを傷つけたわけではない。でも、「もうしない」と言った言葉をすぐに反故にする息子のことが許せない。
気まずいまま朝を迎え、気まずいまま夜を迎えてしまいました。
……でも、我が家の場合、気まずい日が数日続いても、いつの間にか仲直りしているのがいつものこと。そしてそのたびに「あの時はごめんね」と、お互いに必ず謝ります。
「共通の話題」が関係を繋いでくれた
嘘の問題が根本的に解決したわけではありません。でも、寄り添う姿勢だけは見せたいと思い、始めたことがあります。
息子が大好きなガンダムのDVDを、一緒に観ること。
正直、最初は全く興味がありませんでした。でも共通の会話が欲しくて、自分なりに勉強して、少しずつ観るようになりました。……意外と面白い。
犬の散歩に一緒に行ったり、ガンダムの話で盛り上がったり。そんな小さな時間の積み重ねが、気まずさを溶かしてくれている気がします。
そして春休み。息子と二人で「閃光のハサウェイ」(3部作の2作目)を映画館に観に行きました。前日までに、その話につながる映画を2本予習して。映画前にはあんこ好きの息子とたい焼きを食べて、ショッピングもして。息子の強い希望で4DXにしたらちょっと割高になったけれど、迫力があって面白かった!帰宅後も映画の話で盛り上がって、とっても良い春休みの思い出になりました。
根本解決にはならないかもしれない。でも、寄り添う姿勢と、「いつだってあなたの味方でいるよ」ということだけは、伝え続けていきたい。

小さな頃は可愛かったなぁ…もちろん、今も可愛いけれど。
まとめ|中学生の嘘は「成長痛」かもしれない
✔ 中学生が嘘をつく背景には、叱責回避・自立心の芽生え・友人関係がある
✔ 感情的に問い詰めるのは逆効果。事実確認→気持ちの受け止め→一緒に考える
✔ ゲーム時間のルールは子ども自身と話し合い、平日/休日でメリハリをつける
✔ 「嘘をつかなくていい関係」を目指すには、共通の趣味・会話の時間が効果的
✔ 悩んでいるのは、あなただけじゃない。気まずい夜の先に、たい焼きを食べながら笑い合える日がきっとくる
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