信じていてほしい気持ちと現実
小学生の娘と中学生の息子。そろそろ気づいている気もするサンタクロースの存在。伝えるべきか悩む母の気持ちと、家族で過ごすクリスマス前の穏やかな週末を綴ります。
もうすぐクリスマス。
街がきらきらと輝いて、どこか浮き足立つこの季節。
ツリーの飾り付けはいつにしようかな。
ケーキはどうしよう。
お料理は何を作ろう。
今年も、母はうんうん唸っています。
そして、毎年この時期になると必ず悩むこと――
サンタクロースを、いつ卒業させようか。
小学生の娘と、中学生の息子。
はっきりとは言ってこないけれど……もしかして、もう気づいてる?
少しずついろいろなことを吸収して、知恵がついて。
「うちには煙突がないけど、どうやって入ってくるの?」
「窓も玄関も鍵が閉まってるけど、どこから来るの?」
「〇〇ちゃんの家には昨日サンタさんが来たんだって。近くなのに、なんで同じ日じゃないの?」
毎年、苦しい言い訳をしながら、何年もごまかし続けてきました。
そろそろ、言ってしまおうかな。
でも、もし本気で信じていたら……悲しませてしまうだろうか。
そんなことに頭を悩ませながら、
それでも今年もこうして穏やかに一年を過ごせたんだな、と、ふと思ったりします。
いつかきっと、子どもたちも大人になって、今度は自分が“サンタクロース”になる日が来るのでしょう。
そして、私と同じように悩んだり、迷ったりするのかな。
そんな未来を想像して、自然と笑顔になる、クリスマス前の週末です。
さて、そろそろクリスマスツリーの飾り付けをしよう。
家族みんなでお祝いできる時間も、きっとあと数年のこと。
今、この瞬間を――
目いっぱい、楽しもう。



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