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一条工務店の床暖房って、本当に快適なんです。
家中どこにいても同じ温度。廊下もトイレも洗面所も、冬でも素足で歩けます。
でもそんな生活に慣れきっていたわたしに、ある冬、突然試練が訪れました。
9年目の12月、床暖が止まったんです。
しかも暖房グッズが何一つない状態で。
修理代は、30,085円でした。
❄️ 一条工務店の床暖房が止まった日——室外機に氷が張っていた
「なんだか外から異音がする」
そう感じ始めてから数日後。夫が確認しに外へ出て、戻ってきた顔が青くなっていました。
室外機が、厚い氷に覆われていたんです。あとで分かるのですが、冷媒のガスが減っていました。
修理業者さんに連絡したところ、安全のために床暖房の稼働を止めるよう指示がありました。そしてLDKの大型エアコンも、床暖と連動しているため使わないようにと言われました。暖房が何もない状態です。
わが家は年に1〜2回しか雪が降らない地域です。それでも12月はさすがに寒い。まさかこんなことになるとは、まったく想定していませんでした。
すぐには来てもらえず、数日間、暖房なしで乗り越えるしかない状況になりました。
圧力が下がっていた。本体交換か、ガスの入れ替えか
来てくれた業者さんは、室外機の圧力を圧力計で測っていました。
圧力が下がっていました。
そこで提示されたのが、2つの選択肢です。
- 本体を交換する
- ガスを入れ替える
わが家が選んだのは、ガスの入れ替えのほうでした。
なぜ、本体交換を選ばなかったのか
わが家の床暖房は、室外機がエアコンと一体になっています。だから本体交換となると、エアコンごと一式の入れ替えになります。
このとき業者さんから本体交換の金額を聞いたかどうかは、正直なところ覚えていません。
ただ、頭に残っていた数字がありました。
数年前、エアコンのクリーニングに来てくれた業者さんに「このエアコンは大きいから高いですよ。60万くらいします」と言われたことがあったんです。正式な見積もりではありませんし、何年も前に聞いた話です。それでも「本体交換=数十万円」という感覚が、ずっと頭に残っていました。
しかも、エアコン自体には何の不具合もありません。普通に動いています。
そこに何十万も出すという選択は、わたしにはできませんでした。だからガスの入れ替えを選びました。
一条工務店を通せばもっと安かったのかもしれません。でもそれは確かめていないので、分かりません。
修理の明細書には「お客様希望によりガス入れ替えして来ました」と書かれています。この「お客様希望により」は、そういう意味でした。
💴 修理代は30,085円でした
実際の請求は、こうでした。

| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 工料 | 15,350円 |
| 出張料 | 3,000円 |
| ガス(R410A 1300g) | 7,800円 |
| プロペラファン | 1,200円 |
| 消費税 | 2,735円 |
| ご請求金額 | 30,085円 |
明細の「使用年数」の欄には、9年と印刷されていました。
処置の内容は、こう書かれています。
お客様希望によりガス入れ替えして来ました。また、室外機ファン破損していたため交換しました。
氷のことばかり気にしていたのですが、室外機のファンも壊れていたそうです。これは言われるまで気づいていませんでした。
9年目の故障は、保証では直りませんでした
一条工務店に連絡して、そこからサービス店を通して業者さんが来てくれましたが、修理代は自己負担でした。
LDKのエアコンも使えない。床暖房が止まると家中の暖房が消える
ここが、いちばん想定外でした。
修理業者さんからは、安全のために床暖房を止めるよう指示がありました。それは分かります。
でも、LDKの大型エアコンも使わないように言われたんです。
床暖房と連動しているから、とのことでした。
つまり、床暖房が止まると家じゅうの暖房が一度に消えるということです。
一条工務店の家は、暖房が床暖房に一本化されています。それが快適さの理由でもあるのですが、止まったときは逃げ場がありません。
これから一条工務店で建てる方へ
床暖房が止まると、エアコンも一緒に使えなくなることがあります。「エアコンがあるから大丈夫」とは考えないほうがいいです。
氷は溶けた。でも、漏れた場所は分からないまま
ガスを入れ替えてもらうと、室外機に張っていた氷は溶けました。床暖房も、一応それまでどおりに動くようになりました。
正直なところ、なぜ氷が溶けたのか、仕組みはよく分かっていません。ただ、ガスを入れ替えたら直った。わが家で起きたのは、それだけです。
そして、いちばん正直に書いておきたいことがあります。
ガスがどこから漏れたのか、原因は分からずじまいでした。
ガスを入れ替えてもらったので床暖房は動くようになりました。でもそれは、減った分を足しただけです。漏れている場所を突き止めて直したわけではありません。
つまり、根本的な解決はしていません。
また漏れるかもしれない。今年の冬も同じことが起きるかもしれない。そう思いながら、この冬を迎えることになります。
夫の見立て(わが家の推測です)
夫はこう考えています。
ガスが漏れて氷が張った。その氷にファンがぶつかって、ファンが壊れた。異音はそれだったんじゃないか。
たしかに、異音がし始めたのが先で、氷を見つけたのはそのあとでした。話の順番としては合っています。
業者さんからも似たような説明を受けた気がするのですが、はっきり覚えていません。なのでここは、わが家の推測として書いておきます。
修理の話を先に書きました。ここからは、業者さんを待っていた数日間の話に戻ります。
暖房グッズが、何もない
「ストーブ出してきて」と言いたいところですが、ストーブはありません。
こたつもありません。電気毛布もありません。
引っ越しのときに「床暖あるし要らないよね」と判断して、処分してしまっていたんです。
羽毛布団も同じ理由で手放していました。
便利な暮らしに慣れきっていたわたしたち、完全に無防備でした。
唯一の救いは、子どもたちが平気そうにしていたこと。家の中で裸足のまま走り回っていました。若いってすごい……とちょっと羨ましくなりました。
🌡️ 湯たんぽに、救われた
以前から1つだけ持っていた湯たんぽがあって、それが本当によかった。「これだ!」とすぐに楽天で家族分を追加購入しました。
わたしが使っているのはこちらです。
2リットルサイズで、ふわふわのカバーがついています。1リットルサイズも持っているのですが、わが家には小さかったので、2リットルに揃えました。
そしてこの湯たんぽ、色が選べるのがとてもよかったです。
わたしが元々持っていたのはベージュ。柔らかくてかわいい色で、とても気に入っています。今回の追加購入では、子どもたちに好きな色を選んでもらいました。
息子は黒が好きなので、まず「黒ないの?」と聞いてきました。
娘は好きな色が多すぎて散々悩み、最終的にブルーグレーに。そして夫の分はというと……わたしが勝手にグレージュを選びました。
ネイビー・ブルーグレー・ベージュ・グレージュ。インテリアを邪魔しない、柔らかい色味が揃って、並べるだけでかわいいです。色が選べる湯たんぽにしてよかったと思っています。

左端に寝かせてあるのが、もともと持っていた1リットルサイズです。わが家には小さかったので、買い足すときは2リットルに揃えました。
いちばん古いのがベージュで、買ったのは2024年の12月でした。冬のあいだは毎日のように使っていて、洗濯も何度かしています。

左がそのベージュ、右があとから買い足したグレージュです。並べると毛の感じは少し違いますが、ベージュも変わらずふわふわで、今も現役です。
買ってから2度の冬を越したところなので、「何年も持ちます」とまでは言えません。ただ、少なくとも今のところ、へたる気配はありません。
お湯(約80度)を入れて布団の足元へ。布団に入るとき「冷たい……」とならないのが本当に助かりました。朝までほんのり温かさが続きます。
わたし自身は、習い事の送迎で車で待つ時間にも使っています。ふわふわのカバー付き湯たんぽを抱えて駐車場で待機。寒い夜の送迎がこれだけで全然違いました。
ケトルの電気代、気になって調べてみた
湯たんぽを使い始めてから、少し気になっていたことがありました。
「ケトルって、結構電気代かかるって聞くけど……」
2リットルサイズ、4人分だと何回も沸かすことになるし、手間でもありました。
調べてみたところ、電気ケトルで1リットルを沸かす電気代は1回あたり約3円程度とのこと(出典:エネチェンジ)。2リットルだと約6円、4人分で1日約24円になります。1ヶ月続けると約720円前後の計算です。
正直「あ、全然安いな」と思いました。電気代が気になって湯たんぽを選んだわたしですが、ケトルの電気代は思っていたより全然小さかったです。手間のわりに電気代へのインパクトはほぼなし。とはいえ手間は手間なので、そこだけは正直に書いておきます(笑)。
電気毛布と迷ったけど、湯たんぽにした理由
追加購入するとき、電気毛布も候補に挙がりました。でも湯たんぽを選んだ理由は2つ。
ひとつは、どこへでも持ち運べること。電気毛布はコードがある分、使える場所が限られます。湯たんぽなら布団でも、ソファでも、送迎の車の中でも、どこへでも持っていけます。
もうひとつは、電気代のこと。
調べてみると、電気毛布を1日8時間使うと1日あたり約13〜14円、1ヶ月で約400円ほどになるそうです(出典:エネチェンジ)。
4人家族で比べると、湯たんぽ(ケトル)は月約720円。一方、電気毛布は1人1枚必要なので4枚分で月約1,600円。湯たんぽの方がずっと割安という結果になりました。
それでも湯たんぽを選んだのは、やっぱりコンセントに縛られない自由さが一番の決め手でした。電気毛布のよさも十分わかっています。でもどこへでも持ち運べる湯たんぽの方が、わたしの暮らし方に合っていました。
床暖房なしで乗り越えた、湯たんぽ活用法
数日間の「床暖なし生活」で、湯たんぽをどう使ったかをまとめておきます。
寝るとき
入浴後にお湯(約80度)を入れて布団の足元へ。布団に入るとき「冷たい……」とならないのが最高です。朝までほんのり温かさが続きました。
リビングで過ごすとき
膝の上に置いたり、足の下に置いたりして使いました。床暖がないと床が冷えるので、足元に置くだけで体感温度がかなり違います。
車の中での待機時間
習い事の送迎で、車の中で待つ時間に持参。暖房をつけっぱなしにするとガソリン代も気になるので、湯たんぽを抱えて待ちました。それだけでずいぶん温かく過ごせました。
娘は洗顔にも活用(!)
使い終わって適温になったお湯で、娘が洗顔をしていました。
確かに。湯たんぽのお湯が洗顔にちょうどいい温度になる頃合いを見計らって使うなんて、思いつかなかったです。子どもってすごいなと思いました。
備えることの大切さ、でも本音は……
この経験で改めて思ったのは、便利さに慣れすぎてはいけないということ。床暖が当たり前になっていたから、それ以外の手段を全部手放してしまっていました。「いざという時にどう切り抜けるか」を日頃から考えておくことの大切さを、身をもって学びました。
とはいえ、正直なところ。
早く直ってほしい、というのが本音でした(笑)。
床暖のありがたさを改めて実感しながら、修理業者さんを待ち続けた数日間でした。
床暖が直ってからも、設定温度を低めにして息子以外は湯たんぽを使い続けました。「なんだ、床暖なくても湯たんぽがあれば意外といけるな」という発見もあり、今はすっかり冬の暮らしの一部になっています。
ただ、ひとつ誤解のないように書いておきます。
それはあくまで「数日間なら」の話です。
床暖房なしの冬は、わが家にはもう過ごせません。朝起きて、寒さを気にせずキッチンに立てる。脱衣所も暖かい。それは床暖房があってこそだと思っています。
よくある疑問に、わが家の場合で答えます
保証期間は何年ですか?
一条工務店の公式サイトには「短期保証は商品によって保証期間が異なります」とだけ書かれていて、床暖房の年数は公開されていません。
手元にある熱源機のメーカー(長府製作所)の保証書を見ると、こうなっていました。
保証期間 本体 1年 / 冷却装置 5年

わが家が引き渡しを受けた当時のものなので、今の製品がどうかは分かりません。ただ、9年目だったわが家は完全に期間外で、修理代は自己負担でした。
寿命は何年ですか?
正直なところ、分かりません。
ただ、引き渡しのときにもらった一条工務店の「メンテナンスマニュアル」には、不凍液についてこう書かれています。
不凍液は、10年を目安に交換が必要です。赤色の不凍液が茶色に変色してきたら交換のサインです。
交換費用の目安は、40坪程度の建物で約50,000円だそうです(一条工務店のメンテナンスマニュアルより)。ただしこれは約10年前にもらった冊子の記載なので、今の金額は違うと思います。
わが家は9年目に、ガスの補充と室外機のファン交換をしました。
エラーコードは出ましたか?
出ていました。ただ、何番だったかは覚えていません。
📝 まとめ
- 床暖の室外機がガス漏れで凍結、LDKエアコンも連動停止——完全に無防備だった
- 以前から持っていた湯たんぽが活躍→楽天で家族分を追加購入
- 息子はネイビー、娘は散々悩んでブルーグレー、夫はわたしがグレージュを選んだ(笑)
- ケトルの電気代は2L×4人で1日約24円、月720円前後で思ったより安かった
- 娘は適温になったお湯で洗顔まで活用——完全にエコ
- 床暖修理後も設定温度低めにして湯たんぽ継続使用中(息子以外)
- コンセント不要で持ち運べるのが湯たんぽの魅力
- 圧力が下がっていて、室外機のファンも破損していた
- 本体交換かガスの入れ替えかを提示され、ガスの入れ替えを選んだ
- 修理代は30,085円(保証は使えず自己負担)
- ガスの漏れた原因は分からないまま。根本解決はしていないので、また漏れるかもしれない
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