「お年玉は僕のもの」その一言で考え直した、親と子どものお金の向き合い方

お金と暮らし
子どものお年玉を親が管理することについて考えるイメージ

「お年玉って、親が管理していいの?」
「いつまで親が口を出すべき?」

中学生になると、お年玉の扱いに悩む親は多いのではないでしょうか。

「お年玉は、僕のものでしょ?」

年明け、何気なく交わした会話の中で、息子がそう言ったとき、少し言葉に詰まりました。

我が家には13歳と11歳の子どもがいます。
これまで試行錯誤しながら、お年玉との向き合い方を考えてきました。

親として管理しているつもりだったお年玉。
でもそれは、本当に「子どものため」だったのだろうか。

この記事では、

  • 子どもの「お年玉は誰のもの?」という疑問
  • 親が管理することのメリット・モヤモヤ
  • 我が家なりにたどり着いた考え方

をまとめています。

お年玉は誰のもの?親として最初に感じた違和感

最近は親戚付き合いも減り、お年玉をもらう機会自体が少なくなってきた印象があります。
それでも、いざ集まるとそれなりの金額になりますよね。

少額ならともかく、高額になると子どもに全額を渡すのは少し躊躇してしまいます。

我が家では、お年玉は全額親が預かり、将来の教育資金として貯金しています。

今までは子どもたちにも説明し、納得の上で預かってきたつもりでした。

お年玉は、親戚や祖父母から
「子どもに向けて」渡されるお金です。

頭ではわかっているのに、いつの間にか私はこう考えていました。

  • なくしたら困るから
  • 使いすぎたら心配だから
  • まだお金の価値がわからないから

理由はもっともらしく聞こえますが、子どもから見れば
「自分のお金を勝手に管理されている」状態だったのかもしれません。

「管理=悪」ではない。でも、大事なのは理由の共有

今年、中学生の息子が言いました。

「お年玉は、僕がもらったものだから欲しい」

……確かに、その通りです。

ある程度の金額を渡して、管理を任せるのも一つの方法なのかもしれません。

ただ、正直なところゲームソフトかプラモデルになる未来しか想像できないのも事実。

お年玉を親が管理すること自体が悪いわけではないと思っています。

実際、

  • 高額になることもある
  • 一気に使って後悔することもある
  • まだ金銭感覚が育ちきっていない

こうした現実もあります。

ただ、今回の一言で気づいたのは
「なぜ預かっているのか」を、きちんと伝えていなかったということでした。

我が家で話し合って決めた、お年玉のルール

我が家はかなりの田舎で、最寄りのコンビニですら車が必要な距離にあります。

日常的にお金を使う機会はほとんどありません。

必要なものや、友達と遊ぶ時、遠出をする時にはその都度お小遣いを渡しています。
だから、子どもたち自身が
「自分のお金を管理する」経験は少なめです。

その後、改めて子どもと話しました。

我が家で決めたのは、こんなルールです。

  • お年玉は「子どものもの」
  • 一時的に親が預かることはある
  • 使い道は必ず本人と相談して決める
  • いつでも残高を確認できるようにする

完璧な方法ではありません。
でも、「勝手に決めない」ことだけは意識しました。

お金の話は、親の価値観が一番出る

世の中には、「将来のため」と言われて預けたお年玉が、いつの間にか生活費に使われていた、親が信じられなくなった、という話もあります。

今のところ、我が家では子どもたちのお年玉に手をつけることなく生活しています。

けれど、将来も絶対にそうだと言い切れるかと聞かれたら、正直わかりません。

もし信頼を裏切るくらいなら、最初から管理を任せた方がいいのではないか。
そんな考えが頭をよぎることもあります。


「親があってこそのお年玉」

そう思う気持ちもあります。
こちらが渡している分もあるし、もらったお宅には何らかの形でお返しをしなければならない。

大人の事情も、確かにあります。

でも、子どもの
「自分がもらったもの」という主張も、間違ってはいない。

お年玉の管理を通して感じたのは、お金の話は、そのまま親の価値観が出るということです。

  • 不安から管理したくなる
  • 失敗させたくなくて口を出す
  • 将来のために貯めておきたいと思う

どれも間違いではありません。

でも、
「子どもがどう感じているか」を置き去りにすると、すれ違いが生まれる気がしました。

お年玉は「お金の勉強」を始めるきっかけになる

だからこそ大切なのは、親が一方的に管理することではなく、

「何に使うのか」
「どう管理するのか」

を、子どもと一緒に考えることなのだと思います。

お年玉の一部を渡して、どんなふうに使うのかを見守る。

失敗するかもしれないけれど、それも経験なのかもしれません。

お年玉は、ただのお金ではなく**子どもにとって最初の「まとまったお金」**です。

  • どう使うか
  • どれくらい残すか
  • 失敗したらどう感じるか

これらを経験できる、貴重な機会でもあります。

全部を親が決めてしまうより、少しずつ任せていくことも大切なのかもしれません。

我が家では、普段からお金の話をすることが多く、娘は2027年から始まる(予定)の
「子どもNISA」にも興味を持っているようです。

今の楽しみに使うのも、
未来の自分のために使うのも、
自分で考え、選ぶこと自体が大切な学びになるのかもしれません。

託してみようかな。

お年玉の管理でよくあるQ&A

Q. お年玉を親が預かるのはよくない?
A. 一時的に預かること自体は問題ないと思います。
ただし、理由を伝えずに管理するのは注意が必要だと感じました。

Q. 使い道はどこまで口出ししていい?
A. 高額な買い物や長く使うものは相談しています。
少額のお金は、失敗も含めて経験だと考えています。

Q. いつまで親が管理すべき?
A. 年齢で区切るより、
「自分で考えて使えるか」を見ながら判断しています。

まとめ|「お年玉は僕のもの」という言葉から学んだこと

「お年玉は僕のもの」

その一言は、
親としての向き合い方を見直すきっかけになりました。

正解は家庭ごとに違います。
でも、

  • 子どもの気持ちを聞くこと
  • ルールを一緒に決めること
  • お金を通して考える力を育てること

これだけは、どの家庭にも共通する大切なことかもしれません。

……不安しかない、というのが今の正直な気持ちです。

息子よ。
もう少しお母さんが安心できる行動を日頃から見せてくれたら、託せる未来も近づくのだけれど。

そう思いながら、
今日もゲーム三昧の息子を横目にため息をつく母なのでした。

一馬力になった不安と向き合いながら、ズボラ主婦のわたしなりに続いている
「家計簿」について書いています。

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