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『凶乱令嬢ニア・リストン』の漫画を、既刊8巻まで読みました。
正直な感想を先に書きます。作画が神がかっています。とくにバトルシーンの迫力がすごい。
2026年10月6日からアニメが始まるので、「面白いの?」「どんな話?」と気になっている方も多いと思います。
この記事では、漫画を最新刊まで読んだわたしが、よかったところも、人を選ぶところも正直に書きます。Web版が完結しているのかどうかも、実際に確認してきました。
『凶乱令嬢ニア・リストン』はどんな話?
「どうせなら、戦って死にたかった」
神殺しを成し遂げた大英雄は、死の間際でさえ戦いを望んでいました。
けれど目を覚ますと、そこは病弱な貴族令嬢ニア・リストンの身体の中。最強の武人が、いちばん弱い身体に入ってしまったところから物語が始まります。
戦うだけの話ではありません
ここが大事なところなのですが、この作品はバトルだけの物語ではありません。
ニアの家は「魔法映像(マジックビジョン)」という事業を手がけています。今でいうテレビのようなものです。
ニアはその普及のために番組へ出演し、アイドルのような存在になっていきます。天使のような見た目ですから、それはもう人気が出ます。
さらに物語が進むと、こうなります。
- アルトワール学院に入学して、学院生活が始まる
- 武闘大会に関わっていく
- 弟子を取って、育てる
戦って、撮影して、学校に通って、大会を回して、弟子を育てる。ニアはとにかく忙しいのです。この盛りだくさんな感じが、この作品の魅力だと思います。

基本情報
| 原作 | 南野海風(HJ文庫/ホビージャパン) |
| 漫画 | 古代甲 |
| キャラクター原案 | 磁石、刀 彼方 |
| 掲載 | マンガUP!(スクウェア・エニックス) |
| 既刊 | 漫画8巻/原作ラノベ11巻(どちらも連載中) |
| シリーズ累計 | 210万部突破 |
| アニメ | 2026年10月6日スタート |
🔥 漫画を読んで「すごい」と思った3つ
作画が神がかっている
いちばん驚いたのは絵です。
戦闘の場面はとくに迫力があって、ページをめくる手が止まりません。
シリアスとコメディの書き分けがうまい
この作品、笑えるところと真剣なところの落差がとても大きいです。
それなのに、ちぐはぐな感じがしません。バランスがよくて、書き分けが本当にうまいと思いました。
スピード感があってストレスフリー
話の展開が速いです。
もたつくところがないので、読んでいてストレスがまったくありません。気づいたら次の巻に手が伸びています。
天使のような見た目と、血と暴力を愛する戦闘狂
この作品のいちばんの面白さは、ニアのギャップです。
見た目は天使のように愛らしい美少女。けれど中身は「神殺し」の異名をとった最強の武人で、血と暴力を愛する戦闘狂です。
この落差が、ずっと面白いです。
ただ、ニアは暴れるだけの子ではありません。
結果的に身体を奪ってしまうことになった、元のニアの人生を生きること。愛情を注いでくれる両親への親孝行。これがニアにとっての最優先事項です。
もちろん「強い人と戦いたい」という願望は捨てていません。
でも社会的な地位があるので、自分で直接手を下すことはほとんどありません。そのあたりの分別がきちんとある、常識人で大人です。
戦闘狂なのに常識人。ここがまた面白いところでした。
脇役が全員濃い
この作品、脇を固めるキャラクターがみんな濃いです。

ニール・リストン(兄)
ニアのお兄さま。アルトワール学院に通っていて、剣術の訓練にも励んでいます。
美形で優しくて、完全に癒し枠です。
リノキス・ファンク(専属侍女)
いい意味で狂っています(笑)
ニアのことが大好きすぎて、言動も行動もおかしい。公式サイトでも「ニアに異常な愛情と執着を持ち、時にはスキンシップがエスカレートすることも」と紹介されているほどです。
でも、もともと冒険家を目指していた人なので戦闘力が高く、戦うところは本当にかっこいい。それなのに変態(笑)
「リーノ」として活躍するときは、とても美人です。
リネット(ニールの専属侍女)
じつは、変わった侍女はリノキスだけではありません。
兄ニールに付いているリネットも、相当な人です。
リノキスとは学院の同級生で、冒険科でパーティーを組むこともあった仲。つまりこちらも戦えます。
ニールに剣を教えているのもこの人で、兄は毎日木剣を振っては叩きのめされています。
そしてニールへの愛が、とにかく濃い。原作でも「過保護は常」と書かれるほどで、こちらも変態の域だとわたしは思っています。
そのうち本人からニアに稽古をつけてほしいと言い出して、最終的にはニアの弟子になります。
リノキスとリネット。ニアとニール、それぞれに愛が振り切れた侍女が、リストン家には2人います。
エスエラ・ブランケット(レリアレッドの専属侍女)
そして、侍女はもうひとりいます。
レリアレッドに付いているエスエラも、なかなかの人です。
背の高い侍女で、原作を読んだところ、天破流という武術の使い手。シルヴァー家の三女と、末娘レリアレッドに武術を教えている師でもありました。
そしてこの人、リノキスと初対面で「うちのお嬢様のほうが可愛い」と張り合いを始めます。詰め寄るリノキスに涼しげな顔で応じて、周りのお客さんが席を立つほどの空気に。最後は目で「いずれ拳で決着をつけてやる」と語り合う始末。
お嬢様が大好きすぎてこじらせている、という点でリノキスと同類でした。侍女がふたりとも変です(笑)
ヒルデトーラ・アルトワール
アルトワール王国の第三王女。王女さまなのに破天荒で、お茶目な子です。
王都放送局のスタータレントでもあって、キャッチフレーズは「意外と会えるお姫様」。
そして公式によると、子どもながら魔法映像による世界征服を目指す野心家という一面も持っています。可愛い顔をして、なかなかのものです。
レリアレッド・シルヴァー
シルヴァー家の末娘。ニアと同い年で、ライバル視しています。
ニアの破天荒な行動に頭を悩ませる、苦労人ポジションです。
アンゼル
元マフィアの用心棒で、いまは路地裏で酒場を営んでいます。ニアが通う「薄明りの影鼠亭」の主人です。
裏社会で生きてきた人ですが、身なりにはきちんと気を遣うタイプ。黒いスーツが似合います。
そして強い。
原作を読んだところ、王国武闘大会の武器ありの部で優勝していました。ただし出場したのは「ゼル」という偽名で、顔も名前も隠して。理由が「酒場の経営に支障が出そうだから」というのが、この人らしいところでした。
優勝したあとは、店を高級住宅街の「月下の白鼠亭」に移しています。
正直に言うと、向かない人もいる
ここは正直に書きます。
ハラハラドキドキしたい人には、向かないかもしれません。
理由は単純で、ニアが最強すぎるからです。ピンチらしいピンチが(今のところ)ありません。
逆に言えば、スカッとしたい人にはぴったりです。
| こんな人におすすめ | 向かないかもしれない人 |
|---|---|
| スカッとしたい | ハラハラする展開が好き |
| 最強主人公の無双が好き | 主人公が苦戦する話が読みたい |
| テンポの速い漫画が読みたい | じっくり重い話を読みたい |
どこで読める?何巻まで出てる?完結してる?
まず、「狂乱」と「凶乱」の違いから
調べていて気づいたのですが、この作品はタイトルの漢字が2種類あります。
| 版 | タイトル |
|---|---|
| Web版(小説家になろう) | 狂乱令嬢ニア・リストン |
| 書籍・漫画・アニメ | 凶乱令嬢ニア・リストン |
検索するときに混乱しやすいので、先に書いておきますね。同じ作品です。
完結してる?
| 版 | 状態 |
|---|---|
| Web版(小説家になろう) | 完結済み・全405話 |
| 原作ラノベ | 連載中・既刊11巻 |
| 漫画 | 連載中・既刊8巻 |
Web版はすでに完結しています。しかも無料で最後まで読めます。
「途中で止まってしまったら嫌だな」と思っている方も、安心して読めます。
Web版の終わり方(軽いネタバレを含みます)
⚠️ ここから少しだけ結末に触れます。まっさらな状態で読みたい方は飛ばしてください。
わたしも最終話だけ読んでみました。
大きな決戦でびしっと決着、という終わり方ではありません。ニアがその後どんな伝説になっていったかを語って、静かに幕を閉じます。
ニアの正体は、最後まで明かされません。
読み終えて思ったのは、「まだまだ物語は続く」みたいな終わり方だな、ということでした。
漫画を読むなら
漫画はマンガUP!(スクウェア・エニックス)で連載されています。無料で読める話もあるので、まず1話だけ試してみるのがいいと思います。
※無料で読める範囲は変わることがあるので、最新の状況はアプリでご確認ください。
原作漫画はこちらから探せます。
電子書籍で読みたい方は、こちらから探せます。
既刊8巻をまとめて揃えたい方は、こちらから。
📚 日本最大のコミック全巻セットショップ📺 アニメは2026年10月6日から
放送情報
| 放送局 | 放送日時 |
|---|---|
| TOKYO MX | 毎週火曜 21:25〜 |
| BS日テレ | 毎週火曜 24:30〜 |
| MBS | 毎週火曜 27:30〜 |
※放送時間は変更になることがあります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
第1弾PV
スタッフとキャスト
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| アニメーション制作 | KONAMI animation |
| 監督 | 中西基樹 |
| シリーズ構成 | 市川十億衛門 |
| キャラクターデザイン | 伊藤優希、土佐岡加奈 |
| 音楽 | 遠藤ナオキ |
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| ニア・リストン | 井上ほの花 |
| リノキス・ファンク | 和泉風花 |
| ヒルデトーラ・アルトワール | 本泉莉奈 |
| レリアレッド・シルヴァー | 日高里菜 |
制作はKONAMI animation。あのコナミです。
コナミの発表によると、KONAMI animationが自社の作品以外のTVアニメシリーズを手がけるのは、この作品が初めてとのこと。ゲーム会社が他社の作品のアニメを引き受けるのは、なかなか珍しいことです。
PVを見た正直な感想
PVはかなり出来がいいです。作画も声優さんもよさそうで、期待しています。
どうか作画崩壊が起こりませんように……。
ただ、ひとつだけ気になったところがあります。
想像していたよりも若干顎が丸めで、全体的に登場人物が幼い印象になっている気がしました。
原作の絵が本当によいので、そこだけ少し心配しています。
同じ2026年10月に始まる『ふつつかな悪女ではございますが』の正直レビューはこちら
転生ものつながりで『転生した大聖女』の正直レビューもどうぞ
まとめ
『凶乱令嬢ニア・リストン』の漫画を8巻まで読んだ、正直な感想でした。
- 作画が神がかっている。とくに戦闘の場面の迫力がすごい
- シリアスとコメディの書き分けがうまい
- 展開が速くてストレスフリー
- 天使の見た目と戦闘狂の中身のギャップが面白い
- 脇役が全員濃い
- ハラハラしたい人には向かないかもしれない
スカッとしたい方は、ぜひ手に取ってみてください。
アニメは2026年10月6日からです。放送が始まったら、また感想を書き足しますね。

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