本好きの下剋上 第4期 感想|何年も待ったファンの、正直な話

本がたくさん並んだ本棚(本好きの下剋上アニメ4期の感想記事のイメージ) 読書|本の感想

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本好きの下剋上の第4期が始まりました。

なろうで原作を読破して、図書館で書籍版を二周して、お気に入りのシーンはさらに何度も読み返してきた作品です。椎名優さんの画集を買ってしまうくらい、大好きな作品です。

第4期が始まると聞いたとき、嬉しかった。でも同時に、不安でもありました。

正直に書きます。

😔 1〜3期で積み重なっていた悲しさ

1〜3期のアニメは、作画が不安定でクオリティが低かった印象です。

それだけならまだ我慢できたかもしれません。つらかったのは、原作の大切なシーンが改変されていたことでした。「なんでここを変えるの?」「ここはこうじゃないのに」と思いながら見ていました。好きだからこそ、悲しかったです。

それでも見続けたのは、やっぱり好きな作品だからです。

🌟 第4期への期待が、どんどん膨らんでいった

第4期の情報が出てくるたびに、期待が一気に高まりました。

💡 第4期に期待した理由

・アニメ制作がWIT STUDIOに変わった
・連続2クール・全国ネットでの放送
・声優陣が豪華になった
・土曜日の夕方に放送(局が力を入れているサイン)
・公開まで時間がかかった(その分丁寧に作っているのでは、という期待)

1〜3期の制作は亜細亜堂でしたが、4期からはWIT STUDIOに変わりました。WIT STUDIOといえば、進撃の巨人、SPY×FAMILY、そして魔法使いの嫁。

わたしは魔法使いの嫁がとても好きで、作画も話もすばらしい作品だと思っています。あのスタジオが手がけるなら、きっと変わる。衣装の繊細な装飾も、美しい魔法の表現も、陰謀渦巻く貴族社会の空気感も——椎名優さんの挿絵の世界が、WITの圧倒的な作画クオリティで動く。そんな映像が見たいと、ずっと思っていました。

連続2クール・全国ネット。局が力を入れているのは明らかです。

期待が、膨らむばかりでした。

💦 4期で作画・絵は変わった?見てわかったこと

結論から言うと、制作会社がWITスタジオに変わり、作画の印象は大きく変わりました。ただ、長年の原作ファンとして期待していた方向とは少し違って感じた——というのが正直なところです。

そして第4期が始まりました。

娘と一緒に1話を見ました。

わたし
わたし
どうだった?
娘
なんか想像していたのと違う……絵が何か変……

娘の言葉が、自分の感じていたことと重なりました。

期待が大きかっただけに、「あれ?」という感覚が拭えませんでした。

全身のバランスが崩れることがあったり、作画の不安定さが気になりました。わたしと娘の印象では、マインの目が原作の挿絵よりタレ目すぎて、なんとなく違和感がありました。

2話を見終えて、娘はそっと離脱しました。

気になったのは、目の印象だけではありませんでした。

全体的に頭身のバランスが気になって。特にマインは、ところどころ腕がとても短く見えることがあり、「あれ?」と思う場面が何度かありました。原作を読んでいたときのマインは、ここまで幼い印象ではなかった気がするな、とも感じました。

第4話「寄付金の集め方」には、マインの頭の中の描写でフェルディナンド様が登場するシーンがあります。設定上の演出なのはわかっていても……「あの」フェルディナンド様の扱いが、なんとも切なくて。ベンノさんも、原作ではとても魅力的な人物なのに、アニメではその魅力が伝わりきっていない気がしました。原作の彼らへの愛が深いからこそ、もどかしいのだと思います。

ストーリーのテンポも気になりました。かなり駆け足な印象で、「原作を読んでいない人がついてこられるのかな」と、少し心配になってしまいます。

📊 原作ファン目線の正直な評価(まとめ)

「結局どうなの?」と思っている方のために、わたしの感想を整理してみます。あくまで原作を何度も読んだファンの個人的な印象です。

評価ポイント★評価ひとこと
キャラクターデザイン★★☆☆☆頭身バランスが気になる。特にマイン
作画のクオリティ★★★☆☆WITらしさもある。不安定な部分も
キャラの魅力の伝わり方★★☆☆☆フェルディナンド様・ベンノさんは原作の方が断然好き
ストーリーのテンポ★★★☆☆駆け足ぎみ。原作既読者向きかも
今後への期待★★★★☆まだ諦めていない。盛り返しに期待!
ソファのある部屋で母と娘が並んでファンタジー小説を読み、クッキーやジュースを楽しんでいるイラスト

4期は打ち切りされる? 連続2クール放送で心配なし

「4期はひどい」という声を見て、「もしかして途中で打ち切りになるのでは?」と心配になって検索する方もいるようです。

結論から言うと、打ち切りの心配はありません。4期は最初から連続2クール(約半年間)で放送されることが決まっていて、途中で急に終わる予定ではないからです。

評判が割れているアニメだと「人気がないと打ち切られるのかな」と不安になりますよね。わたしも大好きな作品なので、その気持ちはよくわかります。

✅ 4期は打ち切りではありません

連続2クール(約半年)の放送が決定ずみ。途中で終わる予定はありません。

放送スケジュールは決まっているので、安心して最後まで見届けられます。物語もこれから盛り上がる「領主の養女」編。わたしも盛り返しに期待しながら見続けています。

💦 オープニングで「生成AI」が話題になりました

第4期が始まってすぐ、ちょっと残念なニュースもありました。

オープニング映像の一部に、生成AIで作られた素材が使われていたことがわかったのです。2026年4月10日、制作会社のWIT STUDIOが公式に謝罪しました。背景美術の一部カットで、素材を作る工程に生成AIが使われていた、ということでした。会社は「制作管理および検品体制の不備」と説明し、その部分を描き直して、第2話からは修正版のオープニングに差し替えています。

原作が大好きで、アニメをずっと心待ちにしていたファンとしては、やっぱり少し残念な気持ちもあります。でも正直に言うと、わたし自身は最初まったく気づきませんでした(ファン失格でしょうか…?)。むしろ「よく気づいたなぁ」と感心してしまったくらいです。それだけ真剣に観ている人、この作品に関心を持っている人が多いということですよね。すぐに対応してくれたこともあって、今はもう全然気にしていません。

「ひどい」という声も。わたしだけかな、と思って口コミを見たら

検索すると「ひどい」「作画崩壊」といった厳しい言葉が並ぶ一方で、絶賛の声も多く目に入ります。「神作画」「WITさすが」そんな言葉も見かけます。

わたしの感じた違和感は、期待が大きすぎたせいなのかもしれません。椎名優さんの挿絵に思い入れが強すぎて、ハードルを上げすぎてしまったのかも。

でも娘と2人で同じことを感じていたので、感想を書き残しておこうと思いました。同じように感じている人がいたら、「そうだよね」と思ってもらえたら嬉しいです。

アニメの絵に「あれ?」と思った方にこそ、椎名優さんの原作の絵を見てほしいです。わたしはこの画集を買ってしまったくらい、椎名さんの絵が大好きです。

大好きな椎名優さんの画集です。
繊細で、美しい絵に感嘆のため息が出るほどです。

▶ 関連記事:本好きの下剋上の画集を買った話はこちら

とんがり帽子のアトリエを見て、さらに切なくなった

最近、娘と一緒に「とんがり帽子のアトリエ」を見ています。魔法使いの話で、主人公は子ども。

作画も話も、本当に神がかっていて。

わたし
わたし
本好きもこのクオリティだったら……
娘
ほんとにね……

母娘で同じため息をついています。

とんがり帽子のアトリエを親子で観た感想はこちら

📢 【2026年6月】「本好き」×「とんがり帽子」夢のコラボが実現!

……と、ここまで切ない気持ちを書いてきたのですが。

なんと2026年6月13日、その大好きな2作品「本好きの下剋上」と「とんがり帽子のアトリエ」が、公式にコラボすると発表されました!

正直に言うと、コラボビジュアルの絵柄はアニメ寄りで、わたしの好みとは少し違う部分もありました。でも——大好きな2作品がコラボするという、その「存在」そのものが尊いんです。フェルディナンド様とキーフリーが同じ一枚に並んでいる。それだけで胸がいっぱいになりました。

📢 コラボの内容

・ココ、キーフリー、ローゼマイン、フェルディナンドが一緒に描かれた描き下ろしビジュアルを公開
・香月美夜先生(本好き)× 白浜鴎先生(とんがり帽子)の原作者対談も実現
・両先生はもともとお互いのファンで、SNSなどでも交流があるそうです

原作者対談、これがまた面白い

個人的に一番テンションが上がったのが、香月先生と白浜先生の原作者対談です。

「この4人が出会ったらどうなる?」という話題が最高でした。ローゼマインとココは「魔法バカ」同士ですぐ意気投合して、お互い質問攻めにしそう。一方のフェルディナンド様とキーフリーは、どちらも秘密を抱えている者同士、子どもたちがはしゃぐ横で気が抜けず大変そう……なんて。

お互いの作品愛もあふれていて、香月先生は『とんがり帽子』の絵本のような表現を、白浜先生は『本好き』のエンディング映像を、それぞれ絶賛していました。ファンならニヤニヤが止まらない対談です。

さらに、実は2025年にコラボのショートストーリーも公開されていました。香月先生が白浜先生公認で書いた、ココ視点の短編「繋がった扉窓と転移扉」です(「小説家になろう」は二次創作がNGのため、Xに画像5枚の形で公開されています)。わたしは知らなかったので、これは絶対に読みたい……!

⚠️ ネタバレ注意
このショートストーリーには、成長したローゼマインの姿が描かれています。原作(アニメ)の先の展開を知りたくない方は、閲覧にご注意ください。

▶ ショートストーリーは香月美夜先生のX投稿で読めます(画像5枚)。

▶ コラボの詳細・対談の全文は、とんがり帽子のアトリエ公式サイトで読めます。

それでもわたしはまだ見ています

正直、何度か「もういいかな」と思いました。

でも何年も待ってきた作品です。盛り返すかもしれない。フェルディナンド様がどう描かれるか、まだ見届けたい。そんな気持ちでまだ見続けています。

原作への愛が強すぎたのだと思います。それだけ大切な作品だということでもあります。

📚 それでも原作は何度読んでも最高です

アニメの感想はここまでにして、声を大にして言いたいのは、原作は本当に面白いということです。

なろうで無料で読めますが、書籍版は椎名優さんの挿絵があってまた違う楽しさがあります。わたしは図書館で二周しましたが、手元に置きたくてすこしずつ集めています。

まだ読んでいない人には、アニメより先にぜひ原作を読んでほしいです。

📖 これから原作を読むなら?どこから読むか迷ったら

原作はなろう・小説・漫画と読み方が分かれていて、どれから手をつけるか迷いますよね。全部読んだわたしなりに、タイプ別の選び方をまとめました。

読み方特徴こんな人に
なろう(Web版)全677話・完結済みで無料まず合うか試したい
小説(書籍)書き下ろし短編・巻末4コマ入りじっくり楽しみたい大人
漫画絵で読めて入りやすい文章が長いのが苦手
ジュニア文庫全漢字にふりがな付き小学生のお子さんと

まずは「なろう」でお試し

全677話がすでに完結しているので、「続きが有料で止まる」こともありません。ただ、ずっと画面で読んでいると目が疲れてくるので、わたしは「自分に合うか試す」用と割り切って使っていました。

ハマったら「書籍(小説)」へ

書籍版には、Web版にはない書き下ろしの短編が収録されています。そしてわたしのいちばんのお気に入りが、巻末の描き下ろし4コマ漫画。本編がシリアスな巻でも、最後にクスッと笑えるんです。

すずらん
すずらん
本編の続きが気になって買ったはずなのに、毎回いちばん最初に巻末の4コマを開いてしまいます(笑)

文章が苦手なら「漫画」

絵で追えるぶん、いちばんとっつきやすい入り口です。ただし部ごとに別の巻数で並行して刊行されているので、「第◯部の何巻か」を確かめてから買うと迷いません。

お子さんと読むなら「ジュニア文庫」

実は子ども向けのジュニア文庫も出ていて、すべての漢字にふりがながついています。文章もやさしいので、小学生のお子さんでも読みやすい版です。「子どもにも本好きの世界を味わわせたいな」という方におすすめです。

ひとことで言うと、まず「なろう」で試して、気に入ったら本で。お子さんと読むならジュニア文庫から——が、いちばん失敗しない読み方です。

📺 4期はどこまで?どこで見られる?

「4期はどこまで放送されるの?」という人のために、基本情報もまとめておきます。

項目内容
原作の範囲第三部「領主の養女」
放送2026年4月4日〜/読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜17:30ほか・全2クール
制作WIT STUDIO(1〜3期は亜細亜堂)
配信U-NEXT・Amazonプライム・dアニメストア・DMM TV・ABEMA ほか

ちなみにわたしは、この「領主の養女」の次に始まる貴族院編(第四部)が一番好きなんです。だから、いつかそこまでアニメで観られたら……と、今から楽しみにしています。

最新の放送・配信スケジュールは、アニメ『本好きの下剋上 領主の養女』公式サイトでも確認できます。

📝 まとめ

  • 1〜3期は作画の不安定さと改変が悲しかった
  • 4期はWITスタジオ・連続2クール・全国ネットで期待が最高潮に
  • 見てみると作画に違和感があり、娘は2話でフェイドアウト
  • ネットの絶賛を見て「わたしだけかも」と思ったけど娘も同じ感想だった
  • それでもまだ見続けています。盛り返しに期待しながら
  • 原作は何周してもおもしろい。まだの人はぜひ

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