マルイチセーリングのソファはへたる?53万円のL字を1年9か月使った正直レビュー

日々のこと

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結論からお伝えすると、マルイチのソファは1年9か月使って、まだへたっていません。座り心地も買ったときと変わりません。家族の満足度も高いです。

それでもわたしは、いまだに「やっぱり高かったよな」と思っています。

わが家がソファに使ったのは約53万円。わたしがもともと考えていた予算は10万円でした。

そもそもわたしはソファはいらない派でした。だからお金もかけたくありませんでした。それなのに、なぜ5倍以上になったのか。

マルイチのソファが実際どうなのか、そして買ってよかったこと・後悔していることを、正直に書きます。

🛋️買ったのはマルイチセーリング「バリタ」のコーナーカウチ

わが家が買ったのは、マルイチセーリングの VALITA(バリタ) というシリーズのL字ソファです。

マルイチセーリングは、福井県越前市に本社と工場がある家具メーカーです。1950年(昭和25年)創業で、企画から生産まで自社で手がけています。バリタは日本製で、サイズ・座面の硬さ・脚・張地を選んで注文する受注生産のソファです。

項目わが家が選んだもの
メーカーマルイチセーリング株式会社(福井県越前市)
シリーズVALITA(バリタ)
構成コーナーカウチ2020R + アームレス1620
外形サイズ幅202cm と 幅162cm のL字/奥行97cm/高さ69cm
座面の高さ41cm
座面の硬さハード(ソフトとの2択)
木脚・高さ15cm・ウォールナット
張地IIランクのグレー(カバーが外せるフルカバーリング)
オプションヘッドレスト2個・クッション4個
わが家に届いた日2024年11月
総額約53万円

タグに書かれていた素材は、構造部材が合板、張り材がポリエステル、クッション材が中綿ポリエステル・ウェービングテープ・ウレタンフォーム・フェザーでした。

数字だとわかりにくいのですが、壁の2辺を使って202cm × 162cm を占めます。身長180cmの夫が横になって寝られて、来客があっても7〜8人が座れる大きさです。

納期は、注文してから2か月くらいでした(正確な記録が残っておらず、夫の記憶によるものです)。受注生産なので、すぐに欲しい人には向きません。

マルイチセーリングのバリタ コーナーカウチ。壁2辺を使った幅202cm×162cmのL字ソファ

1年9か月使った正直レビュー|へたり・座り心地・色あせ

わが家に届いたのが2024年11月なので、この記事を書いている時点で1年9か月です。

へたりは感じません。座り心地も、買ったときと変わっていません。 汚れも毛玉もありません。

ただ、正直に書いておきます。まだ2年も経っていないので、へたっていないだけかもしれません。「10年後にどうか」はわたしにはわかりません。

「マルイチ ソファ」で検索すると「へたりますか?」という質問が出てきます。1年9か月の時点では、座面が沈んだ感じも、たわんだ感じもありません。座面の硬さを「ハード」にしたことが効いているのかもしれませんが、これはわたしの推測です。

気になっているのは色あせ

ひとつだけ気になる点があります。

日当たりのいい部屋に置いているので、よくよく見ると若干の色あせがあるかもしれません。

言われなければ気づかない程度です。ただ、タグにも「直射日光に当てたり、ストーブ等のそばに置くと光や熱によって、変色したり変形したりする事があります」と書かれていました。日当たりのいいリビングに置く予定の方は、頭に入れておいてもいいと思います。

念のため、窓から一番遠い場所に置いているクッションを持ってきて、日の当たる座面に並べてみました。

マルイチのソファの色あせ比較。日の当たる座面に、窓から遠い位置のクッションを置いたところ

実物をよく見ると違うような気もするのですが、写真ではほとんどわかりません。その程度の差です。

✅ わが家のルール:ソファでは飲食しない

あまりにも高額なソファだったので、届いたときに「みんなでここでは飲食しないようにしよう」と家族で決めました。汚れがないのは、たぶんこのルールのおかげです。

保証は「1年間」でした

購入を考えている方に、ひとつお伝えしておきたいことがあります。

まとめサイトなどでは「ウレタン10年保証」と紹介されていることがあります。ですが、わが家に届いた保証書には「保証期間:1年間」と書かれていました。

マルイチの公式サイトでも、保証年数の記載は見つけられませんでした。保証の内容は販売店によって違う可能性もあります。購入するお店で必ず確認してください。

なお、カバーは外せる仕様で、公式サイトには張り替えの手順(購入した小売店に連絡 → 見積もり → 引き取り → 張り替え → 配送・設置)が案内されています。わが家はまだ張り替えたことがないので、実際の費用や日数はわかりません。

選んでよかった4つの仕様

バリタは細かく選べるソファです。使ってみて「これは正解だった」と思うものが4つあります。

① 座面の硬さは「ハード」

バリタは座面の硬さをハードとソフトから選べます。わたしはへたるのが嫌だったので硬めにしました。

1年9か月たった今、へたっていないので、この選択には満足しています。

② 脚の高さでロボット掃除機が通るようにした

脚は11種類から選べて、木脚は高さ15cm・12cm・5cmの3種類があります。わが家は一番高い15cmにしました。

理由は単純で、ロボット掃除機がソファの下を通れるようにするためです。大きなソファなので、下が掃除できないと悲惨なことになります。ここは選んでよかったところです。

③ ヘッドレストは夫のために

夫は身長が180cmあります。普通の高さのソファだと、背もたれが低くて首が疲れてしまいます。

そのためヘッドレストをオプションで2個つけました。これは役に立っています。わたし自身も、座るときには使っています。

④ 主張のないカバーを選んだ

張地はグレーの無地にしました。主張のないソファカバーを選んでよかったと思っています。

これだけ大きな家具なので、柄や強い色を選んでいたら、部屋の印象がソファに引っ張られていたはずです。

💸予算10万円のつもりが53万円になった理由

ここからが、この記事の本題です。

まず前提として、10万円というのはあくまで「わたしの」予算でした。わたしはソファを買いたくない派だったので、お金をかけたくなかったのです。

調べるうちに「どうせ買うなら」に変わった

ところが、家具メーカーのホームページを見たり、YouTubeで調べたり、実際に店舗を回ったりしているうちに、気持ちが変わってきました。

「どうせ買うなら、いいものを長く」

そう思ってしまったのです。

もともとわたしは家具やインテリアが大好きです。慎重に選んで、ずっと長く大切に使えるものを買うようにしています。実際、今使っている家具のほとんどは、夫と二人暮らしを始めるときに買ったものをそのまま使っています。

その基準でソファを見はじめたら、安いもので手を打つことができなくなりました。

夫と娘が「寝られるソファ」を譲らなかった

もうひとつ大きかったのが、家族の希望です。

夫と娘は「寝られるソファ」というところを譲りませんでした。 夫が横になれるサイズとなると、選択肢は一気に絞られます。そして大きくなれば、当然その分だけ金額も上がります。

結局、妥協できなかった

そして最後は、これに尽きます。

結局、妥協できませんでした。 そしてマルイチのソファが、すごくよかったのです。

簡単に買い替えられるものではありません。だからこそ、ここで妥協したら何年も後悔すると思いました。一生大切に使うくらいのつもりで腹をくくりました。実際には無理でしょうけど。

そして、その日のうちに決めました

金額が上がった理由は、ここまでに書いたとおりです。ただ、「その日に決めた」のには、別の事情がありました。

県内の家具屋さんはかなり回りました。ただ、地方なので品ぞろえがあまりよくなく、最終的には高速道路を使って片道3時間かかる大きな家具屋さんまで足を運びました。

夫は、その日は下見のつもりでいました。でもわたしは違いました。

「また3時間かけて来るなんて、とんでもない」

そう思ってしまったのです。片道3時間だから、ここで決めたい。 その気持ちは強くありました。

しかも、一番欲しかったマスターウォールが80万円を超えていたせいで、そのころには金額の感覚も麻痺しつつありました

結果として、その日のうちに決めました。

💡 遠くのお店に行くときに気をつけたいこと

・「また来ればいい」は、片道3時間では成立しません

・下見のつもりで行っても、その日に決まることがあります

・行く前に「今日は決めない」のか「今日決める(上限はいくら)」のかを家族で話しておくと、落ち着いて選べると思います

第一希望だったマスターウォールをやめた理由

実は、8割がた気持ちが傾いていたのはマスターウォールでした。

きっかけはホームページとYouTubeです。素敵だなと思って、県内の店舗まで実物を見に行きました。見た目も座り心地も最高で、夫婦そろって気に入っていました。

それでも、やっぱり値段が引っかかって決断できませんでした。

そして、遠くの大きな家具センターにもマスターウォールのお店が入っていたので、そこでもまた見に行きました。それくらい迷っていたということです。

それでも、最後はやめました。理由は3つあります。

① やっぱり高額すぎて尻込みした
80万円を超えていました。「一生使うなら80万円でもいいかな」とまで思えてきたのですが、最後は尻込みしました。

② わが家のテイストと少し合わなかった
わが家はナチュラルな感じの家具が多いです。かっこいいマスターウォールは、若干テイストが合わないと感じました。

③ 子どもたちが粗雑に扱ったときに耐えられる自信がなかった
子どもや、子どもの友達が乱暴に扱うことは十分にあります。そのときに平気でいられる自信が、わたしにはありませんでした。

素敵なソファでした。でも、素敵かどうかと、わが家に合うかどうかは別でした。

「せっかく来たから全部見よう」でマルイチに出会いました

正直に言うと、その日もマスターウォールで気持ちは固まりかけていました

それでも、せっかく来たのだから全部見ようと思って、店内のソファをすべて見て回りました。片道3時間かけて来たのだから、見ないともったいない。そんな気持ちでした。

マルイチは、もともと候補にすら入っていませんでした。 そのなかで目にとまり、説明を聞いてみたのが始まりです。

聞いてみてわかったのは、座面の硬さが選べること、カバーの種類が豊富なこと、ヘッドレストを追加できること。結構、自由に選べるソファでした。

そして、8割がた固まっていた気持ちが、その日その場でひっくり返りました。

大きさは、正直かなり迷いました

商品には満足しています。それでも、迷いがなかったわけではありません。

「うちは置けるけど、絶対大きすぎるよな」

置く場所は確保できていました。それでも、そう思いながら決めました。実際、しばらくは圧迫感がありました。

今はさすがに見慣れました。

置く前にシミュレーションしておくと安心です

大きなソファを検討している方には、購入前に置いたイメージをシミュレーションしておくことをおすすめします。

わが家は幅202cm × 162cmのL字です。図面や店頭で見るのと、実際に部屋に入ったときの感じ方は、まったく違いました。床にメジャーでサイズを取って、テープを貼ってみるだけでもかなり違うと思います。

また、インテリアの世界では背の低い家具のほうが部屋は広く見えると言われています。大きな家具ほど高さがあると圧迫感が出やすく、ロースタイルにすると天井が高く見えて、壁面が多く見えるためだそうです。

その意味では、ローソファのほうが部屋は広く見えたはずです。わが家のソファはかなり大きいので、場所は確実に取っています。

買ってよかったこと、わたしだけが後悔していること

ここがいちばん正直に書きたいところです。

家族はみんな使っています

わたし以外は、みんなソファに座ったり、寝たりしています。 わたしもたまに昼寝はします。

  • 友達がたくさん来ても、みんなで座ってゲームができる
  • 家族みんなでゆったり座って映画を観られる
マルイチのL字ソファに家族4人で座って映画を観ている様子。ソファの下はロボット掃除機が通れる高さ

これは本当によかったと思っています。ソファ自体はいいもので、家族の満足度は高いです。

後悔しているのはわたしだけです

それでも、わたしは今も「やっぱり高かったよな」と思っています。

ただ、正直に言うと、その先はよくわかりません。

  • 安価なものを買っていればよかったのか → わかりません
  • 憧れていた「ソファのない生活」で、暮らしの質が上がったか → わかりません。部屋は広くなりますが、殺風景になっていたかもしれません

ひとつだけはっきり言えることがあります。

掃除は楽だっただろうな、ということです。 主婦としては、そこがいちばん大きいです。

ソファに座らずビーズクッションばかり使っている話は、こちらに詳しく書いています

マルイチのソファが向いている人・向いていない人

向いていると思う人慎重になったほうがいい人
硬さや脚の高さまで自分で選びたい人すぐに欲しい人(納期が2か月ほどかかります)
長く大切に使うつもりの人数年で買い替えるつもりの人
ロボット掃除機を使っている人(脚の高さを選べます)部屋が狭い人(大型のL字は圧迫感があります)
カバーを外して使いたい人ネットだけで完結させたい人(実物を見ないと選びにくいです)
家族が多い・来客が多い人掃除の手間を最優先したい人

📝まとめ

  • 買ったのはマルイチセーリング「バリタ」のコーナーカウチ2020R+アームレス1620。2024年11月に届いて、総額は約53万円
  • 1年9か月使ってへたりはなし。座り心地も変わっていません(ただし、まだ2年経っていないだけかもしれません)
  • 汚れも毛玉もないが、日当たりのいい部屋なので、よく見ると若干の色あせがあるかもしれません
  • わが家の保証書は「1年間」でした。保証内容は必ず購入するお店で確認してください
  • 座面の硬さ「ハード」、脚の高さ15cm、ヘッドレスト、主張のないカバーは選んで正解でした
  • 予算が10万円から53万円になったのは、調べるうちに「いいものを長く」に変わったこと、夫と娘が「寝られるソファ」を譲らなかったこと、そしてマルイチのソファがすごくよかったからです
  • 家族の満足度は高いです。後悔しているのはわたしだけでした

ソファは、簡単に買い替えられません。だからこそ、お店に行く前に「誰のための、どんな使い方をするソファか」を家族で話しておくと、後から揺れずにすむと思います。

わが家の場合、それは「夫が寝られること」でした。

ソファに座らずビーズクッションばかり使っている話は、こちらに詳しく書いています

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