スマホトクするプログラムの返却は早めに準備を|わたしが焦った理由

お金と暮らし

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スマホトクするプログラムの返却は、予想よりずっと早く動く必要がありました。

わたしはiPhone 15を返却する予定で、期限は2026年10月末です。まだ2ヶ月あると思っていました。

ところが返却の期限とは別に申し込みの期限があり、回収キットが届くまでにも1週間かかります。自分の都合で決められる日は、ほとんど残っていませんでした。

返さないまま期限を過ぎると、残っている87,353円が24回に分けられて、また毎月の引き落としが始まります。

この記事では、わたしが返却の準備でつまずいたことと、自分の日付を当てはめられる逆算スケジュールをまとめました。これから返す方が、慌てずに済むように書いています。

🔑 結論:スマホトクするプログラムは「申し込む日」から逆算する

返却でいちばん大事なのは、端末を返す日ではありません。特典の申し込みをする日です。

理由は、申し込みをした日を起点にして、返送の期限が決まる仕組みだからです。郵送の場合は「申し込みの翌月25日まで」に送ればよい、というルールになっています。

わたしの場合を書きます。

契約したのは2024年10月末で、25カ月目は2026年10月です。9月中に申し込めば、返送の期限は10月25日になります。

ここで気をつけたいのは、申し込みが遅くなると、やることが全部あとに固まるという点です。

回収キットが届くまでに1週間ほどかかります。そのあとにデータ移行をして、初期化して、投函します。つまり申し込みは、返却作業のスタートの合図です。

💡 わたしが9月中に申し込む理由

制度がそう決まっているからではありません。10月に入ってから動き始めると、新しい端末の準備とデータ移行と投函が、全部10月後半に重なってしまうからです。

新しい端末を別で買うなら「返却のみ」で申し込む

わたしは次のiPhoneをApple公式で買う予定なので、UQ mobileでは端末を買いません。この場合は「返却のみ」という申し込みになります。

My UQ mobileにau IDでログインして、「端末返却のみで特典を利用したい場合はこちら」から登録します。

キャリアで買い替える人と、自分で端末を用意する人で、入口が違うところです。

わたしが返却前に知らなかった5つのこと

順番に、つまずいた順に書きます。

1

自分の期限が何月なのか、すぐには分からなかった

契約書を引っぱり出して、契約日を確認するところから始まりました。My auの画面にも最終回の支払月が出ていて、そこでようやく「2026年11月」と分かりました。

2

返さないと87,353円の支払いが残る

わたしの残価は87,353円でした。返さなければ、この金額を支払うことになります。ここまで大きい金額だと思っていませんでした。

3

放っておくと自動的に分割が始まる

自分で何か手続きをしなくても、支払い状況などの審査を通れば再分割されて、請求が再開します。「忘れていたら請求が来た」が普通に起こる仕組みです。

4

回収キットは、申し込んだその日には届かない

申し込んでから届くまで、1週間ほどかかります。しかも申し込む窓口によって、この日数が変わります。

5

これから買うiPhoneが、物理SIMの入らない機種だった

これは完全に予想外でした。返却する端末ではなく、買うほうの話です。eSIMの章でくわしく書きます。

実際にかかっていたお金

ふつうの24回払い

毎月おなじ額を24回

スマホトクするプログラム

…
残価

23回は安く、最後に残価がくる

25カ月目までに端末を返せば、この残価を払わなくてよくなります
わたしの場合は87,353円がまるごと不要になりました

数字を出したほうが分かりやすいので、わたしの契約をそのまま載せます。

項目金額
分割(1〜23回)1,915円 × 23回
最終回の支払分(残価)87,353円
返却した場合の端末代44,045円
返却しなかった場合131,398円

2年間で44,045円。月にすると1,915円です。ここだけ見れば、確かに安く使えています。

▶ 我が家のお金の話は、こちらにまとめています

返却と買取、どちらが得か

返却しないで、自分のものにしてから売るという道もあります。

その場合は、まず残っている87,353円を払って端末を自分のものにします。そのうえで買取店に売る、という流れです。

2026年8月に買取価格を調べてみたところ、iPhone 15の128GBは、状態がよくても7万円前後でした。

返却する残債を払って売る
支払い0円(87,353円が免除)87,353円
手に入るお金なし約7万円
差し引き0円約1万7千円のマイナス

つまり、返却したほうが1万7千円ほど得をする計算になります。それでわたしは返却に決めました。

なお、これは今すぐ売った場合の計算です。返さずに使い続けてから売るなら、そのときの端末はさらに古くなっています。買取価格は今より下がるはずなので、差はもっと開きます。

ただしこれは機種と時期で変わります。返す前に一度、買取価格を調べてみることをおすすめします。

返却方法で期限が5日違う(郵送は25日・店頭は月末)

これは調べるまで知りませんでした。

au公式には、返し方によって期限が違うと書かれています。

返し方期限
郵送申し込みの翌月25日まで
店頭に持ち込み申し込み日の翌月末日まで

同じ制度なのに、5日ちがいます。

公式にはもうひとつ、「(月末までに、当社実施の検品が完了している必要があります)」という但し書きがあります。この「月末」は、返送の期限と同じ月の末日です。郵送で10月25日が期限なら、10月31日までに検品が終わっている必要がある、という意味になります。

そして大事なのは、申し込む場所によって、返せる方法が決まるということです。公式ページに表で書かれていました。

申し込む場所返却できる方法
店頭(au Style/UQスポットなど)店頭または郵送
お客さまセンター(電話)郵送のみ
My au/My UQ mobile(Web)郵送のみ

つまり、店頭に持ち込んで返したいなら、申し込みも店頭でする必要があります。電話やWebから申し込むと郵送だけになるので、期限は翌月25日です。

わたしはWebから申し込んだので、25日が期限になりました。

なお店頭で返す場合は、ケース・フィルム・ストラップなどを自分で外してから渡します。公式には「受付後は、アクセサリー・付属品などはすべて廃棄します」とあるので、外し忘れると捨てられます。

✅ 「25日」を自分の締め切りにしておく

郵送でも店頭でも、25日までに手放せていれば間に合います。ここを自分の締め切りにしておけば、どちらになっても困りません。

わたしは平日に動きにくいので、郵送で返しました。実際に申し込んで分かったことは、このあとの章にまとめています。

返し忘れても、全額が確定するわけではない

返却できる期間の全体像

購入したとき

残価設定の分割払いで契約

13カ月目

ここから返却できるようになります
11回目までの支払いが終わっていることが条件

25カ月目

ここまでに返せば、残価がまるごと不要
わたしの場合は2026年10月

25〜48カ月目

返さなかった場合、残価が24回に分けられます
この期間に返しても、残りの支払いは不要

申し込みの翌月25日

郵送で返すときの、実際の締め切り
店頭に持ち込む場合は翌月末日

これは調べてみて、少しほっとした部分です。

わたしは最初、期限を1日でも過ぎたら87,353円が確定してしまうのだと思っていました。実際は違いました。

au・UQの公式には、こう書かれています。

最終回お支払い分について、25~48カ月目に再度分割。お好きなタイミングで端末を当社が回収すると、回収・査定完了月の請求分を含む残債のお支払いが不要!

つまり、こういうことです。

状況どうなるか
25カ月目までに返却87,353円がまるごと不要
返却しなかった87,353円が25〜48カ月目の24回に分割
分割が始まった後に返却残っている分の支払いが不要

87,353円を単純に24で割ると、月およそ3,640円です。3ヶ月遅れたら1万円ほど損をする、という計算になります。

ただし規約では、この再分割は「当社所定の審査」を満たした場合とされています。審査では分割支払金や携帯電話の料金など、支払いの状況が見られると書かれています。ただし「これに限られません」ともあるので、ほかに何を見るのかは分かりません。

ただし、遅れていいことは一つもありません。

  • 払ってしまった分は戻ってきません
  • 端末を長く持つほど、傷がつくリスクが増えます
  • 新しい端末を買ったあとも、古い端末を手元に置いておくことになります

「間に合わなかったら終わり」ではないけれど、早く返すほど得をする。そういう仕組みでした。

⚠️ 返却の手続きでつまずきやすい5つのポイント

調べていて「これは知らないと危ない」と感じたところを5つ挙げます。

1

申し込む窓口で、キットが届く日数が変わる

店頭・My au/My UQ mobileから申し込むと1週間程度。特典お申し込みページからだと2〜3週間かかります。

ただしこの日数は目安です。公式にも「登録・審査などの作業により出荷までに時間を要する場合がございます」とあります。離島などは、さらに日数がかかります。

2

「返却のみ」だと、撮影による本人確認が使えない

機種変更と一緒に申し込むなら、撮影による本人確認(eKYC)が使えます。この場合、回収キットは普通郵便で届くのでポストに入ります。

ところが端末の返却だけを申し込む場合、eKYCは使えません。公式ページにはっきり書かれています。

わたしは新しいiPhoneをApple公式で買うので、こちらに当てはまります。ここは完全に想定外でした。

3

回収キットは「本人限定受取郵便」で届く

eKYCを使わない場合、回収キットは本人限定受取郵便(特例型)で届きます。ポストには入りません。

郵便局から通知書が届いて、そこで受け取り方を指定します。受け取りには本人確認書類が必要です。

さらに公式には「回収キット到着から8日以内のご返送にご協力をお願いいたします」とあります。ただしこれは「ご協力のお願い」で、8日を過ぎたから特典が消えるわけではありません。本当の期限は、郵送なら申し込みの翌月25日です。とはいえ受け取ってから寝かせる理由もないので、早めに動くほうが安心です。

4

初期化していないと、特典そのものが使えない

返す前に「探す」をオフにして初期化します。これは「忘れると手間が増える」という話ではありません。

公式には「暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない」場合は特典を利用できないと書かれています。22,000円を払う以前に、特典が丸ごと使えなくなります。

規約では、引き渡しの前に「端末の位置検索機能の解除」をすることになっています。iPhoneでいえば「探す」をオフにすることです。これをしないと、受付を取り消して端末を「現状有姿で返却」できる、とも書かれています。データの消去も自分でやります。消さずに送っても、そのデータについて会社は責任を負わないと規約に明記されています。

5

マイナンバーカードを使っているなら、初期化の前に手続きがいる

スマホにマイナンバーカードの「スマホ用電子証明書」を入れている場合、端末を回収してもらう前に失効手続が必要です。

初期化してしまう前に、マイナポータルアプリのマイページから手続きします。順番を間違えると面倒なことになります。

⚠️ 規約で決まっている、そのほかの条件

・11回目までの分割支払金を全額支払っていること(つまり13カ月目以降でないと使えません)
・携帯電話の料金など、ほかの支払いを滞納していないこと
・残っている支払額が、払うべき故障時利用料より少ないときは受け付けてもらえないこと

2つ目は意外でした。端末の状態とは関係なく、支払いが遅れているだけで特典が使えなくなります。

故障時利用料22,000円は、何で決まるのか

返却で怖いのがこれです。端末の状態によっては、最大22,000円を払うことになります。

ご加入サービスご利用機種故障時利用料
「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」2025年9月以降に発売のiPhone0円
「故障紛失サポート」「故障紛失サポート with Cloud」「故障紛失サポート ワイド with Cloud」Android™2,200円
上記以外―22,000円

この表は、2026年9月18日に改定されたものです。公式ページにも「掲載の内容は2026年9月18日時点」と書かれています。

なお0円の場合も、公式には「最大22,000円の故障時利用料を一度ご請求したのち、翌月以降に同額を減算させていただく場合があります」という注記があります。

⚠️ 2026年9月18日に、条件がはっきりしました

改定前の表には「ご利用機種」の列がなく、2,200円になる条件が読み取りにくい状態でした。わたしも8月に調べたときは、規約の条文にAndroid限定と書かれていないことから「iPhoneでも加入していれば2,200円になるのでは」と考えていました。

改定後の表では「Android™」と明記され、iPhoneは別の扱いだとわかります。

iPhoneで0円になるのは、専用の補償に入っていて、かつ2025年9月以降に発売された機種の場合だけです。補償に入っていなければ、機種が新しくても「上記以外」の22,000円になります。

わたしが返すiPhone 15は2023年9月の発売です。つまりどの補償に入っていても22,000円ということになります。

💡 iPhone向けの補償は、名前が別です

UQでiPhoneに付けられる補償は「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+」「同 ワイド」という名前です。Androidの「故障紛失サポート」とは別のものなので、表を見るときは名前を確かめてください。

月額料はiPhone 15なら1,790円(ワイドの場合)です。なおこの補償に入れるのはUQで端末を買うときだけで、Apple公式などで自分で買う人は加入できません。

わたしはそもそも加入していないので、22,000円です。

なお規約には、この故障時利用料を払う場合は「その故障の状態を問わない」とあります。つまり画面が割れていても、お金を払えば返却そのものは受け付けてもらえます。

⚠️ この4つに当てはまると、特典そのものが使えません

① 暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない
② 製造番号が確認できない
③ 改造などメーカーの保証外となるような場合
④ 故障・破損が著しい場合 など

①は「初期化していない」ということです。22,000円を払う話ではなく、免除そのものが受けられなくなります。

わたしは加入していないので、引っかかったら22,000円をまるごと払うことになります。

公式の回収条件には、たとえばこういうものが挙がっています。

場所対象になるもの
画面割れ画面上に割れがある/指の腹をあてて引っ掛かりがあるキズ
表面筐体に欠けがある(基盤が見えていても対象)/画面下に黒いシミ(影)/画面上にバーコードのような不具合/液晶が浮いて発光が外へ漏れている/表面ガラスや液晶が破損して内部基盤や部品が見えている/フレームが歪んでいる
裏面背面・側面に明確な溝、割れ、欠け/背面・側面に擦りキズ/バッテリーが純正品ではない/カメラレンズ割れ(レンズ真上のガラス線キズも含む)/リアカバーが無い、欠けている、純正ではない
端末内部・機能電源が入らない(正常に作動しない)/充電ができない/メーカ指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある/SIMカードトレイの紛失・破損

なお公式には「お支払いが必要となる状態は、以下のケースに限りません」とあります。ここに載っているのは例で、これが全部ではありません。

⚠️ 条件は細かいので、必ず公式を確認してください

上の表は、公式に載っている項目をそのまま全部書き写したものです。それでも「これで全部」とは言い切れません。返す前に一度、au・UQ公式のページを見ておくことをおすすめします。

正直なところ、買うときにここまで細かい条件があるとは思っていませんでした。

契約のときに頭に残るのは「2年後に返せば残りが免除される」という話です。返却の条件がこれだけ細かく決まっていることは、今回調べるまで知りませんでした。

バッテリーの劣化は回収条件に入っていない

これは意外でした。

わたしの端末は、バッテリーの最大容量が87%まで減っています。ここが引っかかるのではと心配していたのですが、公式の条件にバッテリーの劣化や電池の持ちについての記載はありませんでした。

書かれているのは「充電ができない」という故障のことで、100%まで充電できるかどうかとは別の話でした。

効いたのは、買った初日の対策

返却の準備をするなかで、強く実感したことがあります。

わたしは端末を買ってすぐ、ケース・カメラのレンズカバー・画面の保護フィルムをつけました。返却するときのことを考えて、極力傷つけないようにしたかったからです。

ケースを外したiPhone 15と、2年で黄ばんだクリアケース
2年でケースは黄ばみましたが、本体は守られていました

2年たった今、背面も側面もきれいなままです。カメラのレンズも、わたしが見る限りでは傷が見当たりません。

iPhone 15のカメラレンズ。レンズカバーをつけていたので傷がない
カメラのレンズ。レンズカバーの上から見た状態です
iPhone 15の側面。ケースをつけていたので擦りキズがない
側面。ケースをつけていたので擦りキズはありませんでした

ヒビが入っているのは、画面に貼った保護フィルムのほうです。フィルムを剥がすまで本体の状態は確定できませんが、身代わりになってくれた可能性が高いと思っています。

iPhone 15の画面の角。ヒビが入っているのは保護フィルム
ヒビが入っているのは、貼っていた保護フィルムのほうです

返却するときにフィルムを剥がすので、そのときの写真をこの記事に追加します。本体が無事だったのか、それとも割れていたのか、答え合わせをするつもりです。

正直に言うと、この状態でも請求されるのなら、みんなダメなのではないかと思うくらいきれいです。

💡 22,000円を避ける方法は、返却の直前にはもうありません

買った初日に、ケースとレンズカバーと保護フィルムをつけておくこと。それが2年後に効いてきます。

これから残価設定のプログラムで端末を買う方は、その日のうちにカバーしてしまってください。

⭐ 自分の日付を当てはめる、逆算スケジュール

ここがこの記事でいちばん書きたかったところです。

「期限がいつか」ではなく、「自分はいつ動けばいいか」で並べました。

やることいつまでに
① 契約日を調べて、25カ月目が何月かを確認する今すぐ
② 新しい端末を用意する25カ月目の前の月まで
③ 特典の申し込みをする(My au/My UQ mobileが早い)25カ月目の前の月がおすすめ
④ 本人確認をすませる(eKYCまたは本人限定受取郵便)案内が届いたらすぐ
⑤ 回収キットが届く申し込みから約1週間
⑥ 新しい端末へデータ移行するキットが届いてから
⑦ eSIMの再発行(新しい端末がeSIM専用の場合)データ移行が終わったあと
⑧ 「探す」をオフにして初期化する投函する直前
⑨ 投函する申し込みの翌月25日まで(郵送の場合)

わたしの実際の日付に当てはめると、こうなります。

やることわたしの予定
25カ月目2026年10月
新しい端末を注文2026年9月14日
返却の申し込み2026年9月13日
キット到着2026年9月14日(申込の翌日)
データ移行・SIM差し替え2026年9月21〜22日
初期化して投函2026年10月3日
投函の期限2026年10月25日
検品完了予定2026年10月31日

こうやって並べてみて、はじめて分かりました。8月の時点で「まだ2ヶ月ある」と思っていたのに、実際に自由に動ける時間は、ほとんどなかったのです。

わたしはもともと心配性で、機械も得意ではありません。データ移行で手間取るだろうと思ったから、かなり余裕を見て動き始めたつもりでした。

それでも、書き出してみたら全然余裕がなくて焦りました。心配性でよかった、というのが正直な気持ちです。

もうひとつ気づいたことがあります。わたしが手間取るかどうかとは関係なく、待つ時間は決まっていたということです。回収キットが届くまでの1週間は、誰がやっても縮められません。ここを見落としていました。

もし期限の月になってから動き始めていたら、新しい端末の準備とデータ移行と投函を、全部その月のうちにやることになっていました。

2026年10月3日に投函しました。結果は、この記事の後半に書いています。

結局買ったのは、iPhone 17ではなくiPhone 16でした

もともとこの記事を書いた時点では、iPhone 17を買うつもりでいました。ところが2026年9月10日ごろの新型発表を待っている間に、Apple公式の価格が全体的に値上がりしてしまいました。

機種発表前発表後差額
iPhone 17 256GB142,800円159,800円+17,000円
iPhone 16 128GB124,800円139,800円+15,000円

この金額を見て、17を選ぶ理由がさらに薄くなりました。15を2年使った時点でのバッテリー最大容量は87%、写真アプリの容量はわずか2.19GB。ストレージも半分以上空いていたことから、カメラの性能差以外に17を選ぶ理由が見つからず、16に決めました。

16は15と同じく物理SIMカードが使えるため、17なら必須だったeSIM再発行の手続きがまるごと不要になりました。「eSIM再発行の実体験を追記する」とお伝えしていた作業自体がなくなっています。かわりに実際に起きたトラブルを、このあとの章でまとめます。

申し込みから回収キット受け取りまでの実体験

特典の申し込みは2026年9月13日、My UQ mobileからおこないました。申し込み直後にメールは届きませんでしたが、「お手続き履歴」にはその日のうちに反映されていました。

届いた回収キットの中身(個人情報部分は黒塗り)
調べていたこと実際どうだったか
キット到着まで1週間程度申し込んだ翌日に通知書が届いた
本人限定受取郵便は大変そう配達時間帯を指定して、平日の夜(18〜20時)に受け取れた
本人確認書類が必要運転免許証でOK

いちばん手間取ったのは、意識せずに使っていた「ワンタイムパスワード」

データ移行自体はクイックスタートで終わりましたが、翌日マネーフォワードで契約している銀行だけ連携エラーになりました。調べると、ネットバンキングにワンタイムパスワードが必須の銀行で、15にそのアプリが入っていたのに自分では意識せず使っていました。

  • 旧端末で「利用解除」→新端末で「利用開始」のはずが、新端末のアプリがエラーで止まった
  • やり直して、ようやくトークンを登録できた
  • ところがログインしようとすると、毎回「新規申請」の画面に飛ばされた
  • そのフォームを送信するとトークンが無効になることが分かり、送信せずに別の方法を探した
  • 正解は、アプリ内にあるログイン専用ボタンから入ること。気づいた瞬間、マネーフォワードの連携も復活した

💡 機種変更でネットバンキングのワンタイムパスワードを引き継ぐときは

  • 旧端末が使えるうちに「利用解除」→新端末で「利用開始」の順で進める
  • ログインは必ずアプリ内のログイン専用ボタンから。ブラウザのいつものログイン画面やブックマークからは入らない
  • 新規申請の画面が出てきても、絶対に送信しない(トークンが無効になる)

実際にやってみた|初期化から投函までで大変だったこと

いよいよ返却に向けて、15を初期化して梱包するところまで進めました。想像していたより確認することが多く、正直かなり大変でした。

初期化後、フィルムを剥がしたiPhone 15の背面
初期化後のiPhone 15の画面(消灯状態)

💡 つまずいたポイント

  • Suica・Apple Pay、マイナンバーのスマホ用電子証明書を使っているなら、初期化の前に必ず確認する(消したあとでは遅い)
  • 盗難デバイスの保護もオフにしておく(設定→Face IDとパスコード)。これも初期化の前に必要
  • 「探す」のオフは、自分の名前→「探す」→Apple IDのパスワード入力で解除する
  • 初期化の画面に出てくる「新しいiPhoneの準備」は新端末へ移る人向けの機能。返却する側は下の「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶ
  • SIMトレイは空でも必ず本体に戻っているか確認する

💡 梱包して投函するときの注意

  • レターパックに入れるのは本体と申込書だけ。元箱・ケーブル・SIMピンは入れない
  • 申込書は職業と署名の2か所だけ記入。裏面の「故障時利用料が発生する場合は返却を希望する」はチェックしない
  • ご依頼主様保管用シールを剥がしてから投函する

正直に感じたデメリット|安くなった分、2年間ずっと気をつかいました

ここからは、制度の話ではなく正直な感想です。

スマホトクするプログラムは、確かに端末代を安くしてくれました。2年で44,045円です。

でもその代わりに、わたしはこの2年間、ずっと期限のことを気にしながら使っていました。

傷をつけたら22,000円。落として画面を割ったら22,000円。返す日を忘れたら87,353円。

そう思いながら持ち歩くのは、思っていたよりストレスでした。

わたしはもともと心配性です。今回もそのおかげで焦らずに済みましたが、その性格だからこそ、この2年間ずっと気を張っていたとも言えます。

安くなる金額と、日々の気のつかい方。どちらを優先するのかという話なのだと、返却の準備をしていて気づきました。

返却を終えた今の感想は、正直「もう2度とやりたくない」です。

✅ 検品結果が届きました|結果は「故障なし」でした

✅ 2026年10月10日、結果が届きました

結果は「故障なし」。故障時利用料は0円でした。投函(10月3日)から回収完了(10月10日)まで、7日でした。

検品結果の画面。「故障なし/0円」の部分を赤枠で囲んでいる

まとめ|スマホトクするプログラムが向く人・向かない人

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • わたしの場合、検品結果は「故障なし・故障時利用料0円」だった(投函から7日)
  • 見るべきは「返す日」ではなく申し込む日
  • 郵送は申し込みの翌月25日まで、店頭は翌月末日まで。5日違う
  • 回収キットは目安1週間とされるが、わたしは申し込みの翌日に届いた
  • 「返却のみ」で申し込むとeKYCが使えず、回収キットは本人限定受取郵便で届く
  • 返し忘れても全額確定ではなく、あとから返せば残りは不要になる
  • 22,000円を避ける対策は、買った初日のケース・レンズカバー・保護フィルム
  • 新しい端末がeSIM専用なら、eSIM再発行の手続きが別に必要。Webなら無料、店頭は4,950円

💡 このプログラムは新規の受付が終わっています

auでは2026年2月25日をもって「スマホトクするプログラム」の新規受付が終了し、いまは「スマホトクするプログラム+」に切り替わっています。すでに加入している人は、これまでどおり利用できます。

これから残価設定のプログラムを選ぶ方も、下の「向く人・向かない人」は参考になると思います。考え方は同じです。

そのうえで、向き不向きを書いておきます。

向いていると思う人

  • 2年ごとに必ず買い替えるつもりがある
  • ケースをつけて丁寧に使うのが苦にならない
  • 期限やスケジュールの管理が得意

向いていないかもしれない人

  • 心配性で、傷や期限が気になって疲れてしまう
  • 1台を長く使いたい
  • 管理することが増えるのが嫌

わたしは後者でした。スマホトクするプログラムはもう使わず、次はApple公式で一括購入して、返却の期限を気にしない使い方にするつもりです。

正直に言うと、こんなに複雑で面倒だとは思っていませんでした。

次に残価設定のプログラムを選ぶことがあったら、買う前に返し方まで読んでおきます。安くなる仕組みより、返すときの条件のほうが後から効いてきます。


※この記事の制度に関する内容は、2026年9月時点のau・UQ mobile公式ページで確認したものです。条件は変わることがあるので、実際の手続きの前に公式ページをご確認ください。

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