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以前、エアコンの業者クリーニングについて調べた記事の中で、業者さんに言われたひとことが気になっていました。
「次に買い替える時は、お掃除機能なしを検討してみてもいいですよ」
そんなこと、考えたこともなかったんです。お掃除機能って、「あるといいもの」として当たり前に選んでいたから。でもよく考えてみると、わたしはそのメリットとデメリットをちゃんと理解していなかった。
今回は「お掃除機能あり vs なし」を改めてじっくり比べてみました。次のエアコン選びの参考になれば嬉しいです。
▶ 関連記事:エアコン業者クリーニングの頻度についてはこちら
そもそも「お掃除機能」って何をしてくれるの?
まず整理すると、エアコンの「お掃除機能(自動掃除機能)」がやってくれることは主にフィルターのホコリを自動で取り除くことです。
運転を止めると自動でブラシが動き、フィルターに付いたホコリをかき取ってダストボックスに集めてくれます。機種によっては、そのホコリを外に排出するタイプもあります。
⚠️ お掃除機能がやってくれないこと
熱交換器(アルミフィン)・ドレンパン・送風ファンなどエアコン内部の洗浄は対象外です。ここにはカビや汚れが蓄積するため、お掃除機能があっても業者クリーニングは必要になります。
お掃除機能ありのメリット・デメリット
メリット
- フィルター掃除の手間がなくなる メーカーが推奨する2週間に1回のフィルター掃除を自動でやってくれる。忙しい家庭には大きな助かり
- フィルターの目詰まりを防ぎやすい フィルターが常にきれいな状態に保たれるので、冷暖房効率が落ちにくい。環境省によると、フィルターの目詰まり解消で冷房時約4%・暖房時約6%の消費電力が削減できるとされています(環境省「省エネ行動」より)
デメリット
- 本体価格が高い 同スペックで比較すると、お掃除機能なしより約1.5万〜3万円程度高くなるのが一般的(メーカー・機種によってはそれ以上の差が出ることも)
- 業者クリーニング料金が高くなる 構造が複雑な分、クリーニングに時間と手間がかかるため料金が上がる
- 故障リスクが増える 自動掃除ユニットという機械部品が増える分、故障の可能性も上がる
- DIY清掃がさらに難しくなる 構造が複雑なため、自分で分解清掃するのはほぼ不可能
お掃除機能なしのメリット・デメリット
メリット
- 本体価格が安い 同スペックで約1.5万〜3万円程度抑えられる
- 業者クリーニング料金が安い シンプルな構造なので、クリーニング料金も抑えやすい
- 構造がシンプルで故障しにくい 余分な部品がないぶん壊れにくい
- DIY清掃が比較的しやすい 慣れた人なら自分でフィルター洗浄+吹き出し口清掃がしやすい
デメリット
- フィルター掃除を自分でしなければならない メーカー推奨は2週間に1回。忘れると冷暖房効率が落ちる
- フィルター管理の手間がかかる 共働き・子育て中など忙しい時期は後回しになりがち
コストで比較すると
業者さんに言われた「次はお掃除機能なしも検討を」というアドバイスの根拠がここにあります。
本体価格の差額
同スペックで比較した場合、お掃除機能ありはなしに比べて約1.5万〜3万円高いというのが一般的な目安です(2026年時点。メーカー・スペックによって異なる)。
クリーニング料金の差額
| お掃除機能なし | お掃除機能あり | |
|---|---|---|
| 業者クリーニング料金の目安 | 8,000〜15,400円程度 | 13,000〜26,400円程度 |
(出典:くらしのマーケットマガジン「2026年3月 エアコンクリーニング料金相場」。業者・地域によって異なります)
わたしが実際に2024年9月にくらしのマーケットで2台依頼したときの明細はこうでした。担当してくれた方がとても丁寧で、作業中もエアコンに関するアドバイスをいろいろ話してくれて、頼んでよかったと思いました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| エアコンクリーニング 2台(お掃除機能なし1台・あり1台) | ¥17,600(1台あたり¥8,800) |
| お掃除機能あり 追加料金 | +¥8,000 |
| 消臭抗菌コート 2台(オプション) | ¥3,000 |
| 合計 | ¥28,600 |
つまりわが家の場合、お掃除機能ありのエアコンはなしより¥8,000高くかかりました。
トータルコストのシミュレーション
たとえば10年間使うとして、年1回クリーニングを頼んだ場合の差額を計算してみると:
- 本体価格の差:約2万円(なし有利)
- クリーニング10回分の差:¥8,000 × 10回 = 約8万円(なし有利)
- 合計:約10万円の差
※あくまで概算です。実際の価格はメーカー・機種・業者によって大きく異なります。
💡 POINT
フィルター掃除が苦にならない人にとっては、お掃除機能なしの方がトータルで10万円近くお得になる可能性があります。ただしこれはあくまで試算であり、実際の差額は機種・業者・使用状況によって変わります。
こんな人にはお掃除機能あり / なし
| お掃除機能あり向き | お掃除機能なし向き |
|---|---|
| 忙しくてフィルター掃除が後回しになりがち | フィルター掃除を自分でコツコツできる |
| 家の中でホコリが出やすい(ペット・子どもなど) | 本体価格・ランニングコストを抑えたい |
| 家電の操作が苦にならない | シンプルな構造が好き・長く使いたい |
| LDKなど使用頻度が高い場所 | 寝室など使用頻度が低い場所 |

まとめ
✅ この記事のまとめ
- お掃除機能はフィルター掃除を自動化してくれるが、内部の汚れは取れない
- 本体価格はお掃除機能ありが約1.5万〜3万円高い(機種によっては差がさらに大きい)
- クリーニング料金は1回あたり約8,000円、お掃除機能ありが高い(わたしの実体験)
- 10年使うとトータルで約10万円近くの差が出ることも
- 使用頻度・ライフスタイルに合わせて選ぶのが正解
わたし自身は「LDKはどちらにしようか迷う、寝室は次はなしでいいかな」という気持ちになっています。使い方や環境によって答えは変わるので、ぜひ自分の暮らしに照らし合わせて考えてみてください。
クリーニングを依頼するなら、全国対応で安心のおそうじ本舗やくらしのマーケットがおすすめです。お掃除機能あり・なし、どちらにも対応しています。気になる方はまず料金を確認してみてください。
※この記事の料金は2026年時点の相場を参考にしています。実際の価格はメーカー・機種・業者によって異なります。


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