エアコンはお掃除機能あり・なし、どっちがいい?実際に使って気づいたこと

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以前、エアコンクリーニングをお願いした業者さんに言われたひとことが、ずっと気になっていました。

「次に買い替える時は、お掃除機能なしを検討してみてもいいですよ」

しっかり調べてみる前は、「お掃除機能があれば十分」と思っていました。あって当たり前のものとして選んでいたんです。でも実際に自動でやってくれるのは、フィルターのホコリだけ。わたしはそのメリットもデメリットも、ちゃんとわかっていませんでした。

今回は「お掃除機能あり vs なし」を改めてじっくり比べてみました。自分のエアコンがどっちかわからない方向けに、見分け方からまとめています。次のエアコン選びの参考になれば嬉しいです。

▶ 関連記事:エアコン業者クリーニングの頻度についてはこちら

そもそも「お掃除機能」って何をしてくれるの?

まず整理すると、エアコンの「お掃除機能(自動掃除機能)」がやってくれることは主にフィルターのホコリを自動で取り除くことです。

運転を止めると自動でブラシが動き、フィルターに付いたホコリをかき取ってダストボックスに集めてくれます。機種によっては、そのホコリを外に排出するタイプもあります。

⚠️ お掃除機能がやってくれないこと

熱交換器(アルミフィン)・ドレンパン・送風ファンなどエアコン内部の洗浄は対象外です。ここにはカビや汚れが蓄積するため、お掃除機能があっても業者クリーニングは必要になります。

🔍 自分のエアコンはどっち?お掃除機能の見分け方

「うちのはお掃除機能あり?なし?」と分からない方も多いはず。次の3つの方法で見分けられます。

1

リモコンで見る

「フィルターおそうじ」「自動おそうじ」などのボタンがあれば、お掃除機能ありの可能性が高いです。

2

本体の厚みを見る

お掃除機能ありは内部にお掃除ロボットが入っているぶん、本体が分厚い傾向があります。ただし薄型もあるので、これだけでは確実ではありません。

3

前面パネルを開けてみる

フィルターだけが見えれば「なし」。お掃除ロボットやダストボックスが付いていれば「あり」です。

※どうしても分からないときは、型番を取扱説明書やメーカーサイトで確認するのが確実です。

「内部クリーン」とお掃除機能は別物です

ここは、とても間違えやすいポイントです。

  • 内部クリーン(内部乾燥)機能…運転を止めたあと、送風や弱い暖房で内部を乾燥させ、カビの発生を抑える機能。フィルターの掃除はしません。
  • お掃除機能…フィルターのホコリを自動で取り除く機能。

💡 リモコンに「内部クリーン」ボタンだけがある場合は、むしろお掃除機能は付いていないことが多いです。「内部クリーン=お掃除機能」ではないので注意してください。

お掃除機能ありのメリット・デメリット

メリット

  • フィルター掃除の手間がなくなる メーカーが推奨する2週間に1回のフィルター掃除を自動でやってくれる。忙しい家庭には大きな助かり
  • フィルターの目詰まりを防ぎやすい フィルターが常にきれいな状態に保たれるので、冷暖房効率が落ちにくい。環境省「みんなで節電アクション」によると、2週間に1回フィルター掃除をすると、目詰まり時より冷房時約4%・暖房時約6%の消費電力削減につながるとされています。ただしこれは自分でこまめに掃除しても同じ効果で、お掃除機能だけの特典ではありません

デメリット

  • 本体価格が高い 同スペックで比較すると、お掃除機能なしより約2万〜3.5万円ほど高くなるのが目安(メーカー・機種によっては4万円以上の差も)
  • 業者クリーニング料金が高くなる 構造が複雑な分、クリーニングに時間と手間がかかるため料金が上がる
  • 故障リスクが増える 自動掃除ユニットという機械部品が増える分、故障の可能性も上がる
  • DIY清掃がさらに難しくなる 構造が複雑なため、自分で分解清掃するのはほぼ不可能

お掃除機能なしのメリット・デメリット

メリット

  • 本体価格が安い 同スペックで約2万〜3.5万円ほど抑えられる
  • 業者クリーニング料金が安い シンプルな構造なので、クリーニング料金も抑えやすい
  • 構造がシンプルで故障しにくい 余分な部品がないぶん壊れにくい
  • DIY清掃が比較的しやすい 慣れた人なら自分でフィルター洗浄+吹き出し口清掃がしやすい

デメリット

  • フィルター掃除を自分でしなければならない メーカー推奨は2週間に1回。忘れると冷暖房効率が落ちる
  • フィルター管理の手間がかかる 共働き・子育て中など忙しい時期は後回しになりがち

お掃除機能付きでも、クリーニングは必要です

お掃除機能はあくまでフィルターのホコリ取り。熱交換器や送風ファンなど内部にはカビ・汚れがたまるので、数年に1度は業者クリーニングが必要です。

しかも注意点が1つ。お掃除機能付きは構造が複雑なため、対応できる業者や機種が限られることがあります。依頼前に型番を伝えて、対応できるか・料金を確認しておくと安心です。

▶ 関連記事:業者クリーニングが必要かはこちら

コストで比較すると

業者さんに言われた「次はお掃除機能なしも検討を」というアドバイスの根拠がここにあります。

本体価格の差額

同スペックで比較した場合、お掃除機能ありはなしに比べて約2万〜3.5万円高いのが目安です(2026年時点。メーカー・機種によっては4万円以上の差が出ることもあります)。

クリーニング料金の差額

お掃除機能なしお掃除機能あり
業者クリーニング料金の目安8,000〜15,400円程度13,000〜26,400円程度

(出典:くらしのマーケットマガジン「2026年3月 エアコンクリーニング料金相場」。業者・地域によって異なります)

わたしが実際に2024年9月にくらしのマーケットで2台依頼したときの明細はこうでした。担当してくれた方がとても丁寧で、作業中もエアコンに関するアドバイスをいろいろ話してくれて、頼んでよかったと思いました。

項目金額
エアコンクリーニング 2台(お掃除機能なし1台・あり1台)¥17,600(1台あたり¥8,800)
お掃除機能あり 追加料金+¥8,000
消臭抗菌コート 2台(オプション)¥3,000
合計¥28,600

つまりわが家の場合、お掃除機能ありのエアコンはなしより¥8,000高くかかりました。

トータルコストのシミュレーション

たとえば10年間使うとして、年1回クリーニングを頼んだ場合の差額を計算してみると:

  • 本体価格の差:約2万円(なし有利)
  • クリーニング10回分の差:¥8,000 × 10回 = 約8万円(なし有利)
  • 合計:約10万円の差

※あくまで概算です。実際の価格はメーカー・機種・業者によって大きく異なります。

💡 POINT

フィルター掃除が苦にならない人にとっては、お掃除機能なしの方がトータルで10万円近くお得になる可能性があります。ただしこれはあくまで試算であり、実際の差額は機種・業者・使用状況によって変わります。

こんな人にはお掃除機能あり / なし

お掃除機能あり向きお掃除機能なし向き
忙しくてフィルター掃除が後回しになりがちフィルター掃除を自分でコツコツできる
家の中でホコリが出やすい(ペット・子どもなど)本体価格・ランニングコストを抑えたい
家電の操作が苦にならないシンプルな構造が好き・長く使いたい
LDKなど使用頻度が高い場所寝室など使用頻度が低い場所
うちわと風鈴、夏のイメージ画像

よくある質問

Q. お掃除機能付きなら、もう掃除はいらない?
A. いいえ。自動なのはフィルターだけで、内部(熱交換器・ファン)は汚れます。数年に1度は業者クリーニングが必要です。

Q.「内部クリーン」と「お掃除機能」は同じ?
A. 別物です。内部クリーンは内部を乾燥させてカビを抑える機能で、フィルター掃除はしません。

Q. お掃除機能付きはクリーニングを断られることがある?
A. 構造が複雑なため、対応できる業者・機種が限られることがあります。型番を伝えて確認しておくと安心です。

Q. お掃除機能付きのほうが電気代は安い?
A. フィルターがきれいに保たれるぶん効率は落ちにくいですが、自分でこまめに掃除すれば同じです。機能そのものが劇的に電気代を下げるわけではありません。

まとめ

✅ この記事のまとめ

  • お掃除機能はフィルター掃除を自動化してくれるが、内部の汚れは取れない
  • 自分のエアコンがどっちかは、リモコン・本体の厚み・パネルを開けて見分けられる
  • 「内部クリーン」はお掃除機能とは別物(混同しやすいので注意)
  • 本体価格はお掃除機能ありが約2万〜3.5万円高い(機種によってはさらに大きい)
  • クリーニング料金はお掃除機能ありのほうが1回あたり約8,000円高い(わたしの実体験)
  • 10年使うとトータルで約10万円近くの差が出ることも
  • 使用頻度・ライフスタイルに合わせて選ぶのが正解

わたし自身は「LDKはどちらにしようか迷う、寝室は次はなしでいいかな」という気持ちになっています。使い方や環境によって答えは変わるので、ぜひ自分の暮らしに照らし合わせて考えてみてください。

クリーニングを依頼するなら、全国対応で安心のおそうじ本舗やくらしのマーケットがおすすめです。お掃除機能あり・なし、どちらにも対応しています。気になる方はまず料金を確認してみてください。

※この記事の料金は2026年時点の相場を参考にしています。実際の価格はメーカー・機種・業者によって異なります。

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