O型一家は蚊に好かれる。自然豊かな環境で毎夏ボコボコにされながら気づいたこと

蚊取り線香イメージ画像 日々のこと

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夏が来るたびに、わが家はO型一家総出で蚊にやられています。

夕方の散歩に出れば必ず刺される。玄関以外は基本的に開閉しない高気密の家なのに、気づけば寝室に蚊がいる。耳元でぷーんと音がして、眠ろうにも眠れない。捕まえるまで電気をつけて追いかけて……ようやく寝られた頃にはすっかり目が覚めてしまっている、という夏の恒例行事。

わたしが都内に住んでいた頃は、こんなに刺されなかったんです。引っ越してきて実感したのが、「環境って本当に大事」ということ。今の家は田んぼと畑、裏には山。緑に囲まれた暮らしは大好きなのですが、蚊の多さだけは毎年手を焼いています。

しかも子どもたちは刺されると大きく腫れる体質で、医師からも「子どもは免疫が未熟だから症状が出やすい」と言われています。

今年こそちゃんと対策しようと、なぜわが家がこんなに蚊に好かれるのかを調べてみました。

🦟 蚊に刺されやすいのはこんな人。わが家は全部当てはまった

蚊は人を見つけるのに、体温・二酸化炭素・汗に反応しています。その中でも刺されやすい人の特徴が6つあって、わが家はいくつ当てはまるか数えてみました(参考:忽那賢志「O型の人は蚊に刺されやすいのか?」大阪大学医学部教授・感染症専門医)。

① 体温が高い人

体温が高いほど蚊は引き寄せられます。子どもは大人に比べて体温が高く汗をかきやすいため、虫に刺されやすいといわれています(出典:池田模範堂「赤ちゃん・子どもの虫刺され 原因・症状・治療法」監修:巣鴨千石皮ふ科院長 小西真絢先生)。

→ わが家:子どもたちが高体温。

② 肥満傾向の人

吐く息が多く、汗をかきやすい方が刺されやすいとされています。

→ わが家:全員痩せ型なので、ここは該当なし。でもそれでも刺される……。

③ 汗をかきやすい人

汗に含まれる乳酸などの成分が蚊を引き寄せます。運動後や暑い日に汗ばんでいるときは特に狙われやすくなるといわれています(出典:忽那賢志「O型の人は蚊に刺されやすいのか?」大阪大学医学部教授・感染症専門医)。

→ わが家:わたしと息子は汗かき体質です。ドンピシャ。

④ 黒い服を着ている人

蚊は黒や紺などの濃い色を好みます。背景とのコントラストがはっきりして視覚的に認識されやすいためです(出典:同上)。

→ わが家:意識して見直す余地がありそうです。

⑤ お酒を飲んでいる人

ビールを飲んだあとに蚊の着地回数が有意に増えたという研究報告があります(出典:同上)。アルコール摂取後は蚊に好まれやすくなるようです。

→ わが家:お酒を飲まないので、ここも該当なし。

💦 ⑥ 血液型がO型の人

ある研究では「O型が最も蚊に吸血される傾向がある」という結果が示されており、2004年の日本の研究でも「ヒトスジシマカはO型に最も引き寄せられ、A型との差は統計的に有意」と報告されています(出典:忽那賢志「O型の人は蚊に刺されやすいのか?」大阪大学医学部教授・感染症専門医)。

→ わが家:全員O型です。全員。

比較対象がいないので「O型だから刺されやすい」の実感は正直わかりません。でも、家族全員O型で家族全員やられているのは事実。複数の研究データを知って、なんとなく「そういうことか」と腑に落ちました。

(なお、血液型と蚊の関係については研究者によって見解が分かれており、蚊の種類によっても好みが異なるという報告もあります。「データがある」という段階の話です。)

💡 わが家の当てはまり度チェック

① 体温が高い✅ 子どもたちが高体温
② 肥満傾向❌ 全員痩せ型
③ 汗かき✅ わたし+息子がドンピシャ
④ 黒い服△ 要見直し
⑤ お酒を飲む❌ 飲まない
⑥ 血液型がO型✅ 家族全員O型

6つのうち3つ(子ども体温・汗かき・O型)が当てはまりました。

👧 子どもが刺されると大きく腫れる理由

うちの子どもたちは、刺されるとひどく腫れます。医師にも「子どもは症状が出やすい」と言われているのですが、それには理由がありました。

虫刺されの腫れ・かゆみは、蚊が刺すときに注入する唾液腺の成分に対するアレルギー反応です。このアレルギー反応には「刺されてすぐ出る即時型」と「1〜2日後にピークになる遅延型」の2種類があります。

子どもの腫れが大きい理由(出典:池田模範堂「赤ちゃん・子どもの虫刺され」監修:小西真絢先生)

  • 免疫機能が未発達なため、アレルギー反応が強く出やすい
  • 遅延型アレルギー反応がより強く現れる傾向があり、1〜2日後に広範囲の腫れが出ることがある
  • 掻きむしりによる「とびひ」(伝染性膿痂疹)の二次感染リスクも高い

だから、刺された後は「掻かせない」「早めに薬を塗る」が特に大切なんですね。わが家が爪を短く切っているのも、これで正解でした。

玄関しか開けていないのに、なぜ蚊が入ってくるのか

高気密住宅なので、窓を開けることはほとんどありません。それでも蚊は入ってきます。

おそらく玄関の開閉の一瞬に紛れ込んでいるのだと思います。田んぼ・畑・山に囲まれた立地では、家の外にいる蚊の絶対数が都市部とは比べ物にならないほど多い。玄関を開けた一瞬のすきに、スルッと入られてしまうのでしょう。

わたし
わたし
都内に住んでいた頃は、こんなに刺されなかった。あの体感は気のせいじゃなかったんだ……。

✅ わが家が今やっている対策、正直な感想つきで

色々試しているのですが、正直「これが完璧!」という答えにはまだたどり着けていません。でも現状をまとめておきます。

家の中:蚊取りマット(コンセントタイプ)+室内スプレー

電気式の蚊取りマットを使っています。寝室には常時稼働させていますが、それでも寝室に蚊が入ってくることがあります。

わたし
わたし
耳元でぷーんとされると眠れない。捕まえるまで電気をつけて追いかけて、ようやく寝られた頃にはすっかり目が覚めてしまっている……夏の恒例行事です。

室内スプレーも使っていますが、こちらも効果のほどは正直不明。玄関には虫除けを吊るしています。

外出時:虫除けスプレー+虫除けリング

外出時は必ず虫除けスプレーを使い、虫除けリングもつけています。夕方の散歩は特に念入りに。

虫除けスプレーの主な成分は「ディート」か「イカリジン」の2種類。子どものいる家庭にはそれぞれ特徴があります。

成分年齢制限特徴
ディート生後6ヶ月未満は使用不可・12歳未満は使用回数に制限あり効果・持続時間は高め
イカリジン年齢制限なし赤ちゃんや小さい子にも使いやすい

子どものいる家庭には、年齢制限がないイカリジン成分が使いやすいです。ただしパッケージの注意事項は必ずご確認ください。

ハッカ油で手作り虫除けスプレー(わたしと娘のお気に入り)

最近、わたしと娘がはまっているのが、ハッカ油(薄荷の精油)を使った手作り虫除けスプレーです。ハッカ油そのものはかなり濃縮されているので、スプレーボトルに水と無水エタノールと一緒に入れて希釈して使います。

息子
息子
あのスーッとする匂い、ムリ……。

息子はあのスーッとした香りが苦手なので、息子は市販の虫除けスプレーを使っています。家族の中で「好きな香り・苦手な香り」が分かれることって珍しくないと思うので、うちみたいに使い分けるのもアリかなと。

ハッカ油には虫除け忌避効果があります。多くの虫はメントールなどの香りを嫌うため、体に塗ることで蚊を近づけにくくする効果が期待できます(出典:Domani「ハッカ油の虫除け効果は?」小学館)。

⚠️ ハッカ油を使うときの注意点

  • 殺虫効果はありません。あくまで「近づけにくくする」忌避効果です
  • 香りが薄れると効果も薄れるため、こまめな塗り直しが必要
  • 猫などペットがいる家庭は使用NG(猫はメントールを代謝できず中毒になる危険があります)
  • 手作りスプレーにする場合、ポリスチレン製の容器は溶けることがあるため、PP・PE・PET・ガラス製の容器を使うこと
  • 作ったら1週間をめどに使い切るのがおすすめです

手作りスプレーの基本的な配合は、水+無水エタノール+ハッカ油数滴。市販されているハッカ油とスプレーボトル(ポリスチレン以外)があれば手軽に作れます。なお、直接お肌にスプレーする場合は、肌の弱い方はパッチテストをしてから使うのがおすすめです。

わが家が使っているのはこちらのハッカ油です。スポイト付きで計量しやすく、200mlと大容量なので長く使えます。

刺されたら:水洗いしてすぐに薬

患部をまず水で洗い流して、すぐに薬を塗るようにしています。

液体ムヒは家族それぞれが個人持ちで、リビングと寝室にも常備。症状がひどいときは医師から処方された塗り薬も使っています。

早めに薬を塗ることで、掻きむしる前に症状を抑えられるので、「刺された直後に塗る」を徹底するようにしています。

🌿 蚊を「増やさない」ための環境づくり

対処療法だけでなく、蚊の発生自体を減らすことも大事です。

蚊は少量の水があれば産卵できます。庭の植木鉢の受け皿、バケツ、ちょっとした水たまりが繁殖地になります。自然豊かな環境では完全に撲滅するのは難しいですが、家のまわりだけでも水をためっぱなしにしない、という意識を持つだけで違います。

田んぼや山が近い立地では、蚊の絶対数をコントロールすることは難しいのが正直なところ。でもせめて家の玄関まわりだけは、意識的に水場を作らないようにしています。

📝 まとめ

O型一家が蚊にやられる理由

  • O型はデータ的に蚊に好まれやすい(複数の研究報告があるが、科学的には議論中)
  • 体温が高い子どもは特に刺されやすく、腫れも大きくなりやすい(免疫が未発達なため)
  • 汗の成分(乳酸など)が蚊を引き寄せる
  • 自然豊かな立地は、都市部と比べて蚊の数が格段に多い

対策まとめ

  • 外出時は虫除けスプレー(イカリジン成分なら年齢制限なし)+虫除けリング
  • 家の中は電気蚊取りを常時稼働
  • 刺されたらすぐに水洗い→薬を塗る
  • 庭の水たまりをなくして繁殖を防ぐ
  • ハッカ油スプレーは香りが苦手な家族には無理強いしない(イカリジンで使い分けOK)

完璧な答えはまだ見つかっていないのが本音ですが、今年はもう少し作戦を練り直してみようと思っています。

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