カレーが夏に腐る理由と学童弁当に使えるレトルト活用術

カレーライスのイメージ画像 日々のこと

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「冷蔵庫に入れているのに、カレーの匂いがなんか変わる気がする……」

すずらん
すずらん
この匂い、おかしくない?
夫
え?全然普通じゃない?

気のせいかな、と思いながらも、なんとなく不安のまま食べてしまいます。

お腹を壊したことは一度もないのですが、それでもどこか気になる。不安が強い日は思い切って処分するし、子どもたちには「なんか変かも」と思ったカレーを食べさせられませんでした。夫は「大丈夫だよ」の一言で済んでしまう。でもわたしは気になる。

この違い、なんなんだろうとずっと思っていました。

わたしは昔からカレーを大量に作るタイプで、夫も好きで何日でも喜んで食べます。楽ちんメニューのはずなのに、毎回なんとなく不安が残る。そして夏場は大量に作るのをやめるようになりました。

同じように「夏の学童弁当にカレーを使いたいけど、手作りは不安」と感じる方も多いのではないかと思います。今回は、その正体を調べてわかったことと、わが家の弁当対策をまとめます。

カレーは夏場にすぐ傷む。理由は「ウェルシュ菌」にあった

わたしの「なんか匂いが変わる気がする」感覚、あれは正しかったようです。

カレーやシチューのような煮込み料理は、ウェルシュ菌という細菌による食中毒が起きやすい料理として知られています。東京都保健医療局も「二日目のカレー」の食中毒リスクについて注意を呼びかけています。(出典:東京都保健医療局「食品安全FAQ」)

この菌の厄介なところは、加熱しても死なない「芽胞」を作ること。100℃で数時間加熱しても完全には除去できず、鍋が冷めていくにつれてふたたび目を覚まし、43〜45℃あたりで特に活発に増殖します。

しかも、じゃがいもやルーに含まれるでんぷん質・水分が細菌の栄養源になりやすく、鍋の底は酸素が少なくなるため、空気を嫌うウェルシュ菌にとって好都合な環境が生まれます。

💡 ポイント:素早く冷やすのが鉄則

「よく混ぜながら冷やす」と良いと言われているのは、空気を混ぜながら素早く温度を下げるためです。鍋のまま常温に放置すると、43〜45℃の「増殖しやすい温度帯」が長続きしてしまいます。

夫が「全然大丈夫」と感じるのも、わたしの感覚がおかしいわけでもない。ただ、わたしの鼻が正しく変化をキャッチしていた可能性が高い、ということのようです。

💡 作り置きカレーを冷凍したいなら「じゃがいもなし」で作る

カレーは冷凍できます。じゃがいもだけ、冷凍すると食感がぼそぼそになってしまいますが、じゃがいもを除いて冷凍すれば保存が可能です。

ただ、これが悩ましい。

カレーのじゃがいも、美味しいんですよね。煮込まれてほくほくになったじゃがいもがあるのとないのとでは、全然違う。「じゃがいもなしで作ればいい」と頭ではわかっていても、あのホクホク感を思うと手が止まります。

夏のカレー、どうする?わが家の結論

1

少なめに作って食べ切る

じゃがいも入りで美味しく作って、当日〜翌日で食べ切るのが一番シンプルです。

2

じゃがいもなしで冷凍保存

どうしても作り置きしたい場合は、じゃがいもを入れずに作って冷凍。ホクホク感は諦める潔さが必要です。

お弁当のイメージ画像

学童弁当の「手抜き」が、実は正解だった

子どもたちが学童に通っていた時期の話です。

お弁当を作るのが面倒な朝に重宝していたのが、白ごはんにレトルトカレーをかけるだけの手抜き弁当。

使っていたのはポケモンカレーです。箱の中にシールが入っていて、子どもたちに渡すのが楽しみのひとつでした。お弁当に入れる前に箱からシールだけ取り出して持たせていたのですが、シールによってはちょっとした喧嘩になることもあったり、二人で交換していることもあったり。

レトルトカレーが夏の弁当に向いている理由

レトルトカレーは製造時に高温高圧での加熱処理が施された無菌パックです。開封前は安全な状態が保たれており、加熱なしでもそのまま使えるものが多い。手作りカレーが夏場に傷みやすいのとは対照的に、レトルトカレーは夏の学童弁当に向いている食品です。手抜きに見えて、食品安全的には正解でした。

🎒 わが家の弁当保冷グッズ、低学年と高学年で変わった

子どもたちの学童生活で、お弁当の保冷グッズは少しずつ変わっていきました。

低学年のころ:ランチラッパーで巻く

保冷剤をお弁当の上に置いて、その上からランチラッパーでぴったり包んでいました。

💡 保冷剤は必ずお弁当の「上」に置く
冷気は上から下に流れる性質があるため、保冷剤は必ずお弁当の上に置くのがポイントです。ランチラッパーはその状態でぴったり包めるのが便利でした。

高学年になったら:保冷バッグへ

子どもが大きくなるとお弁当箱も大きくなり、ランチラッパーではサイズが合わなくなってきたため、保冷バッグに切り替えました。

❄️ 凍らせたゼリーが保冷剤代わりになる小ワザ

デザートには、動物の絵柄が描かれたミニゼリーやミニプリンを凍らせて入れていました。保冷剤代わりになるし、お昼ごろにはちょうどよく溶けてデザートになる、一石二鳥の方法です。

高学年になってからはこんにゃくゼリーも加わりました。

娘
わたしのがかわいい!
息子
息子
ぼくのと交換して!

今となってはとても懐かしい思い出です。

シールで喧嘩する兄妹のイメージ画像

📝 まとめ

カレーと夏の弁当、わが家のまとめ

  • 手作りカレーは夏場に特に傷みやすい(ウェルシュ菌は43〜45℃で最も活発に増殖する)
  • 「匂いが変わる気がする」感覚は正しい——早めに食べ切るか、不安なら処分が正解
  • カレーを冷凍したいならじゃがいもを抜く(ホクホクを取るか保存を取るか、悩ましいところ)
  • レトルトカレーは無菌処理済みで夏の学童弁当向き
  • 保冷剤はお弁当のに置いてランチラッパー or 保冷バッグで包む
  • 凍らせたゼリー・プリンが保冷剤&デザートの一石二鳥になる

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出典:東京都保健医療局「食品安全FAQ:二日目のカレーと食中毒」(https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/anzen/anzen/food_faq/chudoku/chudoku21)

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