【一条工務店】オプションに270万円かけたわたしが、10年後に正直に振り返る

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10年ほど前の見積書を久しぶりに引っ張り出してみました。

標準仕様外工事、小計 2,727,000円

さらに太陽光発電で約591万円(太陽光については別記事で詳しく書いています)。家の総額は約3,300万円になりました。

…うん、すごい金額ですね。

でも当時のわたしはそこまでピンときていなかったんです。なぜかというと、家の総額が2,700万円を超えていたから。その中の270万円って、なんとなく「10分の1か」で終わってしまうんです。これが家づくりの怖いところだと思っています。

家づくり中、金銭感覚がおかしくなる話

総額3,000万円を超えるお買い物をしていると、10万円・20万円の感覚が完全にマヒします。

「どうせここまでお金かけてるんだし」
「あと10万くらいなら」
「一生に一度だから」

この3セットが揃うと、もう止まらない。結婚式のときも同じでした。あの独特の「ハレの場バブル」、経験した方はわかってもらえると思います。

実際につけたオプション一覧と、10年後の正直な評価

では実際の見積書をもとに、一つひとつ振り返ってみます。

◎ つけてよかった

オプション金額一言
ハイドロテクトタイル外壁全面貼り241,500円外壁メンテが楽。これは正解
浴室換気乾燥機(暖房機能付き)56,100円冬の脱衣室が寒くない。必須だった
タンクレストイレ(ネオレストAH1)135,500円掃除しやすくて大満足
センサー式タッチレス水栓13,400円毎日使うものなので後悔ゼロ
電気工事追加(コンセント増設等)86,700円足りなかったら後から大工事なので正解
室内用物干し金物28,800円室内干し派なので完全に必須でした
壁下地補強(室内)2,500円後からつけたい手すりや棚のために。安いし正解

○ まあよかった・迷うところ

オプション金額一言
床材変更(ライブナチュラル)263,300円見た目は大満足。でもなくても困らなかったとも言える
キッチンカウンター天然御影石一枚板150,000円傷が全然つかないし高級感もある。でも普通のカウンターでも多分平気だったとも思う
グランドカップボード243,000円あると便利。ただしカウンター御影石(+70,000円)は正直なくてもよかったかも
家電収納タイプのカップボード追加196,000円見た目きれいだけど普通の棚でよかったかも
シーガルフォー浄水器107,000円今でも使ってます。あって後悔はない

△ なくてもよかった

オプション金額一言
高性能樹脂サッシ用網戸118,500円「あった方がいいよね」とつけたけど、玄関以外ほとんど開閉しない。住んでみてわかった
情報コンセント(複数箇所)46,000円今はWi-Fiで全部まかなえてしまう時代に
ポーチ階段タイル37,000円あってもなくても正直同じだった

「住んでみないとわからない」という現実

10年住んでみて実感するのは、図面だけではわからないこともあるということ。

ドアの開閉の向きが不便だったり、「明るい方がいいかな」と増やした窓が逆に掃除の手間になっていたり。念の為につけた網戸は全く使わず、玄関以外ほとんど開閉しない生活だったり。想像と現実は違ったな、ということが多くあります。

家は3回建てないと理想の家は建たない、なんてよく言いますよね。本当にそうだと思います。

家づくりは夫婦の意見調整だった

基本的にはわたしの意見が通ることが多かったのですが、それぞれ「ここだけは」というこだわりがありました。

夫は背が高めなので、キッチンや洗面台の高さは標準より上げてもらいました。体に合った高さは毎日のことなので、これは正解でした。

夫のこだわりはトイレ。広めのスペースに、一番グレードの高い便器を選んでいました。当時は「そこ?」と思いましたが、10年経った今も快適で文句なし。毎日使うものにこだわるのは正解だな、と思っています。

わたしがこだわったのは間取りです。洗面所と脱衣所をしっかり分けること、玄関に納戸をつけること。どちらも「あって本当によかった」と今も思っています。

唯一大きく揉めたのが太陽光。わたしは反対でしたが、夫に押し切られました。その結果については…別記事に書いています

なぜ一条工務店を選んだのか

積水ハウス・住友林業・トヨタホーム・ヘーベルハウス、地元の工務店も含めてたくさん見て回りました。宿泊体験や工場見学にも行きました(その費用も工事費に含まれているんだろうな、とは思いますが)。

デザインで言えば、夫婦ともに住友林業が一番好きでした。夫はおそらく住友林業推しだったと思います。

それでもわたしが一条を選んだ理由は、「長く、住み心地のいい家に住みたい」という一点でした。見た目やデザインは慣れるし、いつか飽きるかもしれない。でも住み心地の悪さには慣れない。それなら性能を選ぼうと。

平屋にすることもわたしが譲りませんでした。夫は2階建て派でしたが、年を取っても快適に暮らせるようにと、ここは押し通しました。

決め手になったのは「性能が良さそうだったこと」と「営業さんの感じが良かったこと」。どちらも間違いではなかったな、と思っています。

10年後の自分から、家を建てる人へ

大きな後悔は太陽光(別記事参照)くらいで、オプション選びに関してはおおむね満足しています。

機能性重視で、見た目は正直オシャレとはほど遠い。有名ハウスメーカーを一通り見て回った上で選んだ一条工務店ですが、10年経った今でも選んで良かったと思っています。断熱性・気密性・設備のコスパ、どれも期待通りでした。

一つ言えるとしたら、「毎日使うもの」にお金をかけるのは正解で、「なんとなくよさそう」は慎重にということ。そして、住んでみて初めてわかることが必ずあるという覚悟も必要だと思っています。

見積書を眺めながら、当時の自分にそう伝えてあげたいな、と思いました。

10年後の満足度:90点。 マイナス10点はすべて太陽光です。四季を通してとても住みやすく、選んで後悔はありません。ただ、同じスペックで地元の工務店に建ててもらえたなら…という気持ちも正直あります。できたのかどうかはわかりませんが。

ただし、太陽光だけは例外です。10年経っても後悔しかない。それについては別記事に全部書きました

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