英語が大嫌いな中2息子と、母が一緒に考えた記録。be動詞から始めた春休みのこと

中学生男子の足元の写真 家族のこと

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「英語、大嫌い」

息子がそう言い始めたのは、いつ頃からだったか。

幼い頃から英語教材を取り入れて、英会話教室にも通わせて。それなのに中2になった今、be動詞の使い方もあやふやで、定期テストの点数を見るたびに胸がチクっとする。

同じ環境で育った2歳下の妹は英語が大好きで「将来留学したい」と言っているのに、なぜ息子だけ……と思うと、なおさら焦ってしまう。

「英語ができないと将来困るよ」と何度説いても、本人にはまるで響かない。

これ、うちだけじゃないはず。と思って書いてみることにしました。答えはまだ出ていません。息子と一緒に、探している途中です。

英語嫌いの中学生、実はとても多い

まず、ひとつ救われた数字がありました。

文部科学省の調査によると、中学2年生で「英語が好き」と答えた子どもは約50%で、「英語が嫌い」と答えた子は約27%にのぼります(文部科学省「英語力調査」)。小学5・6年生の時点では英語を好きな子が多数派だったのに、中学2年生になると好きな子が減少し、苦手意識を持つ子が増えていきます。

息子と同じように英語に苦手意識を持つ中学生は、決して少数派ではないんですよね。

では、なぜ中学で急に苦手になる子が増えるのか。

ベネッセの調査では、英語学習でつまずきやすいポイントとして「文法が難しい」(78.6%)、「英語のテストで思うような点数が取れない」(72.7%)、「英語の文を書くのが難しい」(72.0%)が上位に並びます(ベネッセ総合教育研究所「中学生の英語学習に関する調査」)。いずれも7割を超えています。

息子の場合、アルファベットを覚えることから苦手でした。「読む・書く」のハードルが最初から高くて、そこで躓いたまま中学英語になだれ込んでしまった感じ。

💡 POINT

英語嫌いは「その子のせい」ではなく、つまずくタイミングと原因がある。まずそこを知ることが、対策の第一歩かもしれない。

同じ環境でも、息子は大嫌い・妹は大好き

うちの場合、息子より2歳下の妹は英語が大好きです。

実は息子と妹、今も同じ英会話教室に通っています。少人数制なのですが、その時間帯に他の生徒さんがいなくて、2年間ずっと2対1のほぼプライベートレッスン。

面白いのが、授業の内容は息子(中2)のカリキュラムに合わせているので、2歳下の妹は2年分先取り学習をしていることになります。妹にとってはかなりハイレベルなはずなのに、楽しそうに通っています。

同じ先生・同じ環境・同じ授業内容。なのに、二人の英語への向き合い方はまったく違います。

でも今は少し考えが変わってきています。

向き不向きや、何がきっかけで好きになるか嫌いになるか。そこには「環境」よりも「その子自身の何か」が大きく関わっているのかもしれない。

息子は今、ゲーム・漫画・ガンダムに夢中。娘は本や語学に興味が向く。

同じ親から生まれて同じ家で育っても、興味の方向はこんなに違う。英語への反応が違っても、当然なのかもしれません。

英会話教室、2年通っているのに成績に反映されない問題

英語が大嫌いな息子ですが、英会話教室だけは嫌がらずに通っています。

先生は日本語ペラペラの陽気なアメリカ人のおじさん。人柄がよくて面白い。息子は「先生に会いに行っている」のだと思います(笑)。授業は会話メインで、おそらく基本的には日本語で話しているのでは…という気もしていますが、それでも英語が飛び交う空間に2年間いる、ということは確かです。

でも、学校の成績には全然反映されていません。

「英会話で話せても、学校のテストとは別物?」と思って少し調べたら、どうやらそうらしい。英会話教室で鍛えられる「話す・聞く」の力と、学校のテストで問われる「読む・書く・文法」の力は、かなり異なるもののようです。

ではこの2年間は無駄だったのか……と問われると、そうは思いたくない。

英語を嫌いにならずに済んでいる場所が一つある、ということ。それだけでも今は意味があると信じたい。

英会話教室に通っているのに成績が上がらない、と悩んでいる方へ

目的が「話す力」なのか「テストの点」なのかで、評価の基準が変わるかもしれません。どちらも大事だけど、別の話でもある。

春休み、一緒にbe動詞のワークに取り組んだ

今年の春休み、二人で本屋さんに行って一緒にテキストを選びました。超基礎の問題集で、1冊やり切れば中1の基礎の基礎が身につきそうな、かなりわかりやすい内容のもの。「これならなんとかなるかも」と二人で思えたので選びました。

答えは渡さずにわたしが丸つけ。間違ったところをもう一度解かせて、それでもわからなければわたしが解説する、という流れで進めました。

…でも。目眩がしました。

「I am」「We are」の使い分けを3日連続で聞かれたり、文末に動詞が来てしまったり。1年間、学校の授業+英会話で何を勉強してきたんだろう、と正直思いました。

テキスト1冊はやり切りました。でも「理解しているか」と言われると、かなり怪しい。

ただ、一つだけよかったことがあって。この時間を通じて息子がどこでつまずいているかが見えたこと。「できない」じゃなくて「わかっていない部分がある」。そこは違う、と思えたのは収穫でした。


こちらのテキスト本当にわかりやすかったので、中2のテキストも購入しました☺️

英語が「必要だ」と伝えることの限界

「英語ができないと就職で不利になるよ」「社会人になってから絶対使うよ」と何度言っても、息子の目には何も灯らない。

これ、わたし自身も反省しています。

中2の男の子に「将来の就職」を理由に勉強しろというのは、あまりに遠い話なんですよね。実感が持てないのは当然かもしれない。

ベネッセの調査では、英語への苦手意識を持つ中学生でも、「就職するときに役立つ」「英語を勉強すると視野が広がる」といった英語の価値は多くの子どもが認めているという結果が出ています(ベネッセ総合教育研究所「中学生の英語学習に関する調査」)。

「大切さはわかってる、でも嫌い」という状態。それが正直なところかもしれません。必要性を説くより、もっと別のアプローチが必要なのかな、と最近は思っています。

「プロゲーマーになりたい」と言ったので、英語の話をしたら黙り込んだ

息子に「将来何になりたいの?」と聞くと、「なれるならプロゲーマー」という答えが返ってきます。

そこでわたし、聞いてみました。「プロゲーマーって英語要るんじゃない?スポンサー、外国企業じゃない?」

…息子、黙り込みました。

これ、実際に調べてみたら本当にそうで。プロゲーマーが世界で活躍するには英語力は必須で、海外大会での意思疎通、海外チームとのコミュニケーション、海外スポンサーやファンとの交流など、英語を使う場面が多いとのこと。

さらに、ゲームの配信も日本語なら視聴者は国内限定だが、英語で配信すれば世界中の視聴者に届く可能性があり、活躍の場が一気に広がるとも。

息子が黙り込んだのは、「英語が必要なことはわかった」ということなのか、それとも単に「うるさいな」と思ったのか(笑)。でも、将来の夢に直結した話は、「就職に必要」よりはリアルに感じてくれたかもしれない。

今、考えていること・試してみたいこと

まだ答えは出ていません。でも今、こんなことを考えています。

好きなものと英語を繋げられないか
息子が好きなのはゲーム・漫画・ガンダム。海外でも人気のあるジャンルです。好きなゲームの英語版を触ってみる、海外のゲーム実況を見てみる——そんな小さなことから入れないか模索中です。

「話せる」という体験を大事にする
英会話教室で英語空間にいられているなら、それは続けたい。テストの点とは別に、「英語で誰かと話した」という体験の積み重ねが、いつかヒットするかもしれない。

焦らず待つことも選択肢
正直、「必要性を感じるタイミング」が来るまで待つことも考えています。親が焦れば焦るほど逆効果になることもある。

本を読む外国の少女の写真

まとめ:答えはまだない。でも一人じゃない

英語が大嫌いな中2息子を持つ母として、今言えることはこれだけです。

焦っています。でも、英語嫌いの中学生はうちだけじゃない。

必要性を訴えるより、本人の中に「やってみようかな」という気持ちが芽生える何かを探していきたい。

この記事は「解決した話」ではなく「探している途中の記録」です。また進展があったら書きます。

同じように悩んでいる親御さん、一緒に考えましょう。

📌 この記事のまとめ

  • 英語嫌いの中学生は約3割。決して珍しくない(文部科学省調査)
  • 同じ環境でも向き不向きがある。子どものせいでも親のせいでもない
  • 英会話と学校の成績は別物。どちらに何を求めるか整理してみる
  • 「必要性を説く」より「好きなものと繋げる」アプローチを模索中
  • 答えはまだない。息子と一緒に探していく

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