住宅ローンは固定金利と変動金利どっちがいい?住信SBI社長発言で考えたこと

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「住宅ローン、固定と変動どっちにした?」

家を買う人なら一度は悩む、この質問。
2026年に入ってから、この議論がまた白熱しています。

きっかけは、住信SBIネット銀行の円山法昭社長の発言でした。

💡 この記事でわかること

  • 住信SBIネット銀行社長が「固定一択」と言った理由
  • 2026年5月時点の変動・固定金利の差
  • 3,000万円借りたときの金利パターン別シミュレーション
  • わたし(40代・専業主婦)が固定を選んだ理由と今の本音

🏦 住信SBI社長が「固定一択」と明言した理由

住信SBIネット銀行は、業界トップクラスの低金利で人気のネット銀行です。その最人気商品が変動金利の住宅ローン。その銀行の社長が「個人としては固定金利一択」と発言したのですから、注目を集めるのも当然です。

「金融機関に30年以上いますが、経済・金融の予測は絶対にできないという確信があるからです」

出典:モゲチェック「住信SBIネット銀行・円山社長が伝えるインフレ時代の資産防衛術」

プロでも30年先の金利は読めない。だから、返済額が確定する固定金利の安心を取る、という考え方です。

✅ 社長が固定を選ぶ3つの理由

1

経済予測は「絶対にできない」

30年以上のプロでも金利の長期予測は不可能。予測できないリスクは固定で確定させる方が賢明

2

現在の固定金利はまだ低水準

2%台の固定金利は歴史的に見れば安い水準。「固定しない理由がない」と社長は言い切っています

3

変動が向くのは限られた人だけ

5〜10年で売却予定の人、または資金に十分な余裕がある人のみが選択肢になる

📊 今の金利差はどのくらい?

2026年5月時点の住宅ローン金利はこうなっています(モゲチェック調べ)。

種別金利の目安
変動金利(ネット系平均)年1.116%
フラット35(固定)年2.710%
10年固定(メガバンク平均)年3.367%

変動と固定の差は約1.5%。数字だけ見ると変動が安く感じますが、変動は今後の日銀の利上げ次第で上がります。専門家の間では「変動金利が有利な状況はまだ続く」という見方もありますが、今後の利上げ次第では状況が変わる可能性があります。

3,000万円借りたら、総額はどう変わる?

「数字で見ないとイメージしにくい」という方のために、3,000万円を35年で借りた場合の目安を計算しました。

※変動金利は金利が一切変わらなかった場合の試算です。実際は変動するため、参考としてご覧ください。公式シミュレーターで確認したい方は住宅金融支援機構のシミュレーターページをご利用ください。

金利パターン月々の返済額(目安)35年間の総支払額(目安)うち利息分
固定2.71%(フラット35現在)約11万700円約4,649万円約1,649万円
変動1.116%(現在のまま)約8万6,300円約3,624万円約624万円
変動+1%上昇(2.116%)約10万1,200円約4,250万円約1,250万円
変動+2%上昇(3.116%)約11万7,400円約4,931万円約1,931万円
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すずらん
すずらん
改めて計算してみてびっくり。たった3%なのに、利息だけで2,000万円近くなるの!?1%上昇するだけでこんなに変わるなんて、怖すぎる……。

⚠️ 変動が2%上昇すると固定を上回る

変動金利が現在より2%上昇すると、35年間の総支払額が固定より約280万円多くなる計算です。金利がどう動くかは誰にも予測できません。

🏠 わたしが固定を選んだ話

わたしが住宅ローンを組んだのは2016年のこと。夫婦で話し合って、固定金利を選びました。

当時は変動金利がものすごく安くて、周りでも変動を選ぶ人が多かったと思います。でもわたしは、ものすごく心配性で、大体悲観的な未来を考えて決断するタイプ。「もし金利が上がったら?」と考えたら、とても変動を選べませんでした。

すずらん
すずらん
もし変動が上がり続けたら……と考え始めたら止まらなくて。夜中にぐるぐる不安になるのが目に見えていたんですよね。

わたしが断固として固定を譲らなかったので、夫も賛同してくれた、という感じです。夫から「変動にしたい」とは特に言われませんでした。

今の金利上昇ニュースを見るたびに、固定にしておいて本当によかったと感じています。しかも今は専業主婦。毎月の返済額がいつ上がるかわからない状況だったら、落ち着いて暮らせなかっただろうなと。

固定にしていたから、住宅ローンに関しては見通しが立っていて、心が揺れません。これはお金では買えない安心だと感じています。

💦 でも、正解かどうかはわからない

変動で組んで、ガンガン繰り上げ返済して早く借金をなくすのも気が楽になると思うし。本当に借金って嫌ですよね。自分の選択が絶対に正解だったかはわかりません。ただ、わたしには「安心」が何より大切でした。

固定と変動、どちらが向いている人?

あくまでわたし個人の考えですが、こんなふうに整理しています。

✅ 固定金利が向いているかも

  • 金利の先行きが不安な人
  • 毎月の返済額を確定させたい人
  • 長期(20〜35年)で返済する予定の人
  • 専業主婦など収入が一本の家庭
  • 心配性・悲観的に考えてしまうタイプ

🔄 変動金利が向いているかも

  • 金利上昇があっても一括返済できる貯蓄がある人
  • 10年以内に売却・繰り上げ返済の予定がある人
  • 金利変動のリスクを受け入れられる人

個人的には「資金に余裕がある人ほど変動でもいい、そうでない人ほど固定の方が安心」という考え方をしています。ただ、正解は人それぞれです。

💡 住宅ローン、金額の選び方も大事

固定か変動かと同じくらい大事なのが、「いくら借りるか」です。

わたし自身の話をすると、借り入れは2,000万円で30年ローンを組みました。保証料だけで42万円。毎月の返済額のことで頭がいっぱいで、諸費用についてはあまり深く考えられていませんでした。ちなみに2026年5月現在の残高は約1,420万円。まだまだ長い道のりです……。

すずらん
すずらん
保証料42万円……出ていく金額が大きすぎて、当時はあまり気にしていなかった自分がいます。後から「そうか、こんなに払っていたのか」って。

家を建てるとき、気持ちが舞い上がりますよね。有名なハウスメーカーにしたり、オプションをたくさんつけてしまったり。うちも後悔しているわけではないけれど、地元の工務店だったらもう少し抑えられたかな、と思うことはあります。そもそも賃貸の方が良かったのかな、と思うこともないわけではないし。家を建てるときに冷静でいるのは、本当に難しいんですよね。

金融機関から「これだけ借りられますよ」と言われる金額と、「無理なく返せる金額」は別の話です。わが家は頭金を入れて、返済計画に余裕を持たせました。当時は子どもがまだ小さくて教育費のことが現実味を帯びていなかったけれど、意識していて本当に良かったと思っています。

⚠️ 住宅ローン、金額を決めるときに意識したいこと

  • 「借りられる最大金額」≠「無理なく返せる金額」
  • 保証料・手数料などの諸費用も含めた総額で考える
  • 子どもの教育費ピークとローン返済が重なる時期を確認する
  • 気持ちが盛り上がっているときこそ、冷静に立ち止まる

📝 まとめ

  • 住信SBIネット銀行の円山社長は「プロでも金利は予測できない」として個人的には固定一択と発言(出典:モゲチェック)
  • 2026年5月時点で変動と固定の差は約1.5%。変動が有利になるにはさらなる利上げが7回以上必要(モゲチェック調べ)
  • 3,000万円・35年で借りた場合、変動が2%上昇すると固定より約280万円多く払う計算に
  • わたし自身は心配性のため固定を選択。今の金利上昇局面で固定にしてよかったと実感
  • 「資金に余裕がある人は変動、そうでなければ固定」が一つの目安。正解は人によって違う

▶ 関連記事:繰り上げ返済とNISAについて書いた記事はこちら

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