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夜、ふとスマホで残高を確認することがある。
「これで来月、大丈夫だっけ」
画面を閉じて、天井を見つめる。そんな夜が、ある。
我が家は旦那の給与だけで暮らしている、いわゆる「一馬力」の家計。
決して贅沢をしているわけじゃないけれど、「余裕たっぷり」かと言われると、正直そうでもない。
今日は、そのリアルを書こうと思う。
突発出費が続いた年のこと
ここ最近、出費が重なった。
まずトイレが壊れた。ある日突然、水が流れなくなって——修理に5万円かかった。
そしてその後、車をぶつけた。見積もりを出してもらったら35万円。運転に支障はないということで今は修理保留中だけど、頭の片隅にずっと引っかかっている。
さらに電子レンジと炊飯器もそろそろ限界。我が家の家電はほぼ10年選手。次々と買い替え時期が来そうな予感がしている。
トイレ、車、家電…と考えると、気が重くなるのは正直なところ。
でも、こういうときに思う。「準備できていて、よかった」。
貯金をしてきたから、今すぐ来月が心配、ということはない。
それでも「ボーナスが入るまでにこれとこれを支払わないと」という綱渡り感は、じわじわとある。
固定資産税、年払いの保険——まとまって出るお金はいつもボーナス頼り。
本音を言えば、ここが一番の不安かもしれない。
「固定費を全部書き出す」から始めた
突発出費が重なったとき、わたしが最初にやったのは毎月かならず出ていくお金を全部書き出すことだった。
食費は気にしていた。でも固定費は「まあそういうものだ」とずっと放置していた。
並べてみたら、知らないうちにじわじわと膨らんでいた。
💡 書き出すべき固定費のリスト
- 住宅ローン・家賃
- 電気・ガス・水道(光熱費)
- 通信費(スマホ・Wi-Fi・テレビ)
- 各種保険料(医療・がん・生命・自動車)
- サブスクリプション・習い事・定期払い
実際に削れたもの
| 削減項目 | 変更前 | 変更後 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| スマホ代 | 月5,000円 | 月3,500円 | 年約18,000円 |
| スマホ保険 | 月550円 | 解約 | 年約6,600円 |
| 医療・がん保険 | — | 解約・見直し | 年20万円以上 |
| 合計 | 年22万円以上 |
スマホをUQモバイルに乗り換え
わたしのスマホをauからUQモバイルに変えた。
月5,000円 → 月3,500円(本体代込み)。乗り換えてみたら、使い勝手はほぼ変わらなかった。
スマホの保険を解約
「もしものため」に入り続けていたスマホ保険、月550円。
よく考えたら、ここ数年一度も使っていない。解約した。
医療保険・がん保険を見直し
これが一番大きかった。夫婦でそれぞれ入っていた医療保険とがん保険を見直して解約。年間20万円以上の削減になった。
きっかけは、入院・手術をした経験。15年以上払い続けていたのに、いざ使おうとしたら「対象外の手術」で手術分の保険金が出なかった。
「……これ、意味あるのかな」
そう思った瞬間だった。高額療養費制度もあるし、貯蓄もある程度ある。今の状況で本当に必要な保障かどうかを改めて考えて、解約という判断に至った。
「保険を減らすのは怖い」という気持ちは正直あった。でも、15年払い続けて「対象外でした」という経験をしてから、保険は内容をちゃんと把握しないと意味がないと気づいた。
やってみてわかったこと
劇的な変化、というわけではなかった。
でも、毎月の「基礎体力」が上がった感じがした。
食費を頑張って節約しても、固定費が大きいままでは水が漏れたバケツに水を注いでいるようなもの。
逆に、固定費が下がると「ここで少しゆとりが生まれる」という感覚がある。
一馬力の家計で大切なのは、特別な節約術よりも、毎月かならず出ていくお金を見直すことなんじゃないか、と今は思っている。
💡 固定費見直しの3ステップ
- STEP1:全部書き出す——毎月かならず出ていくお金を一覧にする
- STEP2:「本当に必要?」を問い直す——保険・サブスク・通信費など「そういうもの」と思い込んでいるものを疑う
- STEP3:削れた分で収支を再計算——毎月の「基礎体力」が上がる
本当の不安は、今じゃなくて「先」のこと
正直に言う。来月の生活費が不安、というわけではない。
貯金してきたから、今はなんとかなっている。
わたしの不安は、もう少し先——子どもたちの学費のこと。
「いくら必要なんだろう」「ちゃんと用意できるんだろうか」
そういうことを夜に考え始めると、きりがない。
でも、ここで落ち込んでいても仕方ない。
できることをやって、できる範囲で備えていく。それしかない。
大丈夫。
大丈夫。
自分を信じて、前を向こう。
まとめ
✅ 一馬力家計でやってよかったこと
- 突発出費が来る前に、固定費を棚卸しする
- 毎月必ず出ていくお金を「見える化」するだけで心が落ち着く
- 保険・スマホ・サブスク——「そういうもの」と思っていたものを一度疑ってみる
一馬力でやりくりしている方に、この記事が少しでも届いたらうれしいです。


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