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中学生の息子は今日も帰ってくるなり、リュックを玄関に放り投げて、一直線にリビングへ。もちろんSwitchを手にするためです。
「ゲームばっかりで勉強しない」。この悩み、うちだけじゃないですよね。
クリスマスにSwitch2をもらってからというもの、金太郎飴のように切っても切ってもゲームの話ばかり。正直なところ、私自身は学生の頃からゲームにほとんど触ったことがなく、その魅力がまったく分かりません。
でも、大人も子どもも夢中になる人がこれだけいるのだから、やっぱり中毒性があるんでしょうね。
ため息をつきながら、息子に聞いてみました。
「ゲームって何が楽しいの?」
息子の答えは——
「難しいな……ゲームは、哲学です」
……???
絶対、深く考えずに言っています。
ゲームに夢中になる中学生、何が楽しいのか
気になって調べてみると、「ゲームは哲学」という考え方は実際にあるそうです。ルールと目的を通して、問題解決や倫理的判断を体験する装置として機能する——なんて立派な解説が出てきました。
うん、すごく立派なことが書いてある。でも息子はきっとそこまで考えていません。
ただ、中学生がゲームに夢中になる背景には、こんな理由があるそうです。
・勉強よりも達成感がすぐ得られる
・勉強に対する無力感や苦手意識がある
・友達との大切なコミュニケーションツールになっている
・親からの干渉や監視がストレスになっている
うちの息子の場合は、たぶん全部当てはまっています。特にゲームは友達との共通言語になっている模様。楽しいことや好きなことを奪いたいわけではない。中学生だってストレス解消は必要だし、それは分かっているんです。
でも。
まずは着替えが先でしょう? まずは宿題が先でしょう? 食事の時間は、きちんと守るべきでしょう?
つい、お小言ばかりになってしまいます。
我が家で試した「ゲーム時間の制限」とその結果
正解なのかは分からないけれど、夫のスマホでゲームの時間制限をかけています。時間になったら強制終了。
でも、子どもは親を出し抜きます。
敷地内にある義実家には、夫の義妹のSwitchが置いてあります。息子はそこでこっそりゲームをしていました。友達と遊ぶときに時間制限を解除してもらい、そのまま戻さないという技も使います。
そして決定的だったのは、布団の中で寝たふりをしてこっそりゲームをしていたこと。
Switchやタブレットを布団の中に持ち込む行為が3回続きました。「やらない」と約束したのに、それを破られた。嘘をつかれたことが、何より悲しかった。
結局、3週間ほどSwitchを没収しました。
▼ゲーム時間のルール作りについては、こちらの記事でも書いています。
中学生のゲーム時間は何時間が適切?やめない理由と親のルール作り【体験談】
Switch没収の3週間で分かったこと
3週間、ゲームをやらせませんでした。
結果どうなったかというと——タブレットでYouTube三昧。漫画をずっと読んでいる。
勉強をしてくれたわけでも、漫画以外の読書をしてくれたわけでもない。
ゲームがなくなっても、「楽しいこと」に流れるだけ。根本的な解決にはなりませんでした。
💡 POINT
取り上げれば解決するわけじゃない。頭では分かっていたけれど、実際にやってみて初めて実感しました。ゲームを禁止しても、YouTubeや漫画に移行するだけ——「娯楽そのもの」ではなく「勉強に向かう動機」の問題なんだと気づきました。
私がやってしまっていた「親のNG行動」
親のNG行動としてよく挙げられるのは、こんなことです。
⚠ やりがちなNG行動
・感情的にゲームを制限する
・言葉で追い詰める
・他人と比べて劣等感を植え付ける
……かなり、やってしまっている自覚があります。
布団の中でこっそりゲームを見つけたときは、かなり怒ってしまいました。約束を破ったこと、嘘をつかれたことが悲しくて、冷静ではいられなかった。
親だって人間です。分かっていても、イライラして当たってしまう日もあります。
サボっている、怠けている、と決めつけるのではなく、まず背景を理解することが大切。頭では分かっているのですが、なかなか難しいのが現実です。
▼子育てと費用対効果について考えた記事はこちら。
費用対効果なんて考えたら、親はやっていられない
夫婦で一致していること、まだ答えが出ないこと
夫婦で話し合って、一つだけ一致していることがあります。
ゲーム自体は悪ではない。でも、ゲームのためにしぶしぶ勉強するのではなく、将来の自分のために勉強してほしい。
「何も言わなかったら、自分から勉強するかな?」と考えたこともあります。でも、「何も言わなかったら、これ幸いとまったく勉強しない可能性が高い」という点で夫婦の意見は一致。結局、実行には移せていません。
中学生は、心も体も大きく成長する「子どもと大人の狭間」の時期。関わりすぎても、放っておいても、きっと良くない。
できれば、「言われたから仕方なく」ではなく「自分で必要だと感じて」学んでほしい。
優秀でなくていい。ただ、いつか夢ができたとき、選べる選択肢を増やしてあげたい。
それが親のエゴだと分かっていても。
▼受験とゲームの悩みについてはこちらも。
受験生がゲームをやめない!高校受験を前に親ができることと私立無償化の現実【体験談】
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高校受験を控えた中学生がゲームをやめない!来年に備えて親ができることと私立高校無償化の最新情報
まとめ——答えはまだ見つからないけれど
✅ この記事のまとめ
・時間制限をかけても、出し抜かれる。没収しても、YouTubeと漫画に移行するだけ
・ゲームを敵視しても何も解決しない。問題は「勉強に向かう動機」
・完璧な親なんていない。それでも、考え続けることが大事
正直に言えば、我が家のゲーム問題には、まだ答えが出ていません。
でも、一つだけ確かなのは、ゲームを敵視しても何も解決しないということ。
幸せの形は人それぞれで、いま何が一番大切かなんて、誰にも分からない。それでも、失敗してほしくない。できれば安全な道を歩んでほしい。
そんなことを考えながら、今日もゲームをする息子を眺めています。
同じ悩みを抱えている方がいたら、「うちもだよ」と伝えたい。完璧な親なんていないし、正解もきっとない。それでも、考え続けることが大事なんだと思います。



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