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去年の年末に仕事を辞めて、専業主婦になりました。でも、のんびり過ごせたのは最初だけ。「少しでも家計の足しになれば」と、専業主婦2か月目にはもう、わたしはパソコンを開いて在宅ワークを探し始めていました。
外に働きに出るのは、まだ少し気が引ける。でも、家にいながら自分のペースで働けるなら——。そんな気持ちで登録したのが、クラウドワークスというサイトでした。
2か月で、80件以上に応募しました。テストライティングや面談まで進めた案件もあって、得るものもありました。
でも、その先で何度か「あれ?」と立ち止まることになります。スクールに勧誘されたり、LINEに誘導されたり。
これは、実績ゼロの40代主婦が在宅ワークの入り口で体験した、正直な記録です。同じように「在宅で働きたい」と思っている方の、ちょっとした注意書きになればうれしいです。
在宅ワークを始めようと思った理由
仕事を辞めて専業主婦になったものの、教育費や老後のことを考えると、やっぱりお金の不安があります。
外に働きに出るのは、まだハードルが高い。だったら、まずは家でできることから始めてみよう。そう思って選んだのが、在宅でできるライティング(記事を書く仕事)でした。
もともと、文章を書くことは好きでした。「好きなことが仕事になったらいいな」という、淡い期待もありました。
特別なスキルはありません。一般事務の経験があるくらい。それでも「未経験OK」の文字に背中を押されて、わたしは登録ボタンを押しました。
クラウドワークスに登録して、2か月で80件以上応募した
2月1日にクラウドワークスに登録しました。そこから4月まで、約2か月。気づけば80件以上に応募していました。
「初心者は、まず低単価の案件から実績を積むといい」。そう聞いていたので、その言葉を信じて、安い案件をこつこつ受けました。でも、これがなかなかに大変で——。
正直に言うと、かなり疲弊しました。そして2か月がんばって、報酬は3,000円くらい。
時給に換算したら、とても口には出せない金額です。「これが現実なんだな」と、少し肩を落としていました。
📊 クラウドワークスでの2か月(わたしの場合)
- 登録日:2月1日
- 応募数:80件以上
- 報酬:約3,000円
- 進めた案件:テストライティング・面談まで
応募の段階で、やけに個人情報を聞かれた
応募していて、ひとつ気になったことがあります。
仕事に応募する段階で、やけに細かい個人情報を聞かれる案件があったんです。
⚠️ 応募の段階で聞かれた、気になった項目
- 住んでいる都道府県
- 家族構成
- 作業環境(静かな環境で作業できるか、など)
- 過去にスクールや講座を受けたことがあるか
とくに「スクールや講座を受けたことはありますか?」と聞かれたときは、「これって、記事を書くのに本当に必要かな?」と引っかかりました。それでも当時のわたしは深く考えず、応募要項に沿ってそのまま答えてしまいました。
でも今振り返ると、もう少し慎重に答えるべきだったと思います。そもそも、避けたほうがよかった案件だったのかもしれません。
あとで知ったのですが、クラウドワークス公式も「契約前に必要のない個人情報を求めてくる案件」に注意するよう呼びかけています。わたしのあの違和感は、間違っていなかったんです。

テストライティングや面談には進めたけれど
そんな中でも、いくつかの案件はテストライティング(試しに記事を書く)や面談まで進むことができました。
面談では、書いた記事へのアドバイスももらえて、得るものは少なからずあったと思っています。ここは、正直にそう感じています。
でも——。その面談の何度かで、わたしは「あれ?」と立ち止まることになります。
⚠️ 「あれ?」と思った、スクール勧誘とLINE誘導
面談は、最初はたわいない会話から始まりました。書いた記事へのアドバイスも、悪くはなかったんです。
ところが、話はだんだんこんな方向へ進んでいきました。
「収入を得るためには、もっとスキルを磨かないといけません。だから、添削のスクールに入りましょう」
「仕事を斡旋してくれるグループ(会社?)があるので、LINEでつながりましょう」
最初のアドバイスは良かっただけに、途中から「スクール」「LINE」という言葉が出てきて、心がすっと冷えていきました。
実は、在宅ワークを始める前に、「仕事のやりとりをLINEに誘導されたら危ない」という話を聞いていました。
だから、LINEに誘導された時点で、わたしははっきりお断りしました。おかげで、お金を払うようなことにはならず、被害には遭いませんでした。
事前にちょっと知っていただけ。それだけで、踏みとどまることができたんです。
💡 これ、実は「よくある手口」の流れでした
あとで調べてわかったのですが、こうした勧誘には、だいたい決まった流れがあるそうです(体験談や注意喚起でよく語られているパターンです)。
- まず褒める … 記事へのアドバイスをくれたり、「文章がうまい」と持ち上げる
- 不安を煽る … 「でも、このままじゃ稼げない」「もっとスキルを磨かないと」
- スクールに勧誘 … 「だから添削スクールに入りましょう」
- LINEに誘導 … 「仕事を紹介するグループがあるのでLINEで」
わたしの面談も、まさにこの流れでした。最初のアドバイスが悪くなかっただけに、途中まで気づきにくいんです。
これ、クラウドワークス公式も「注意」していました
あとで知ったのですが、こうした勧誘はクラウドワークス公式も注意喚起しているものでした。
「わたしの考えすぎかな」と思っていたけれど、ちゃんと注意されているパターンだったんです。
⚠️ こんな案件は要注意
| こんなとき | なぜ注意? |
|---|---|
| サイト内で説明せず、ZoomやLINEに誘導される | やりとりの記録が残らない場所に連れ出そうとしている |
| 「未経験でもすぐ高収入」「簡単に稼げる」 | 甘い言葉ばかりで、肝心の仕事の中身の説明がない |
| 契約前に個人情報や身分証を求められる | 必要のない情報を、先に取ろうとしている |
| 仕事の話のはずが、スクールや講座の話になる | 仕事ではなく「受講料」が目的のことがある |
(出典:クラウドワークス公式 注意喚起ブログ)
念のため言っておくと、スクールそのものを全部否定するつもりはありません。わたし自身、SEOライティングの本を買って勉強しましたが、独学では難しいと感じる部分もありました。学びにお金をかけること自体は、悪いことではないと思います。
ただ、「文章を書くのが好き」という気持ちだけで収入を得るのは、やっぱり甘くなかった。そのうえで——「仕事をもらいに来たはずなのに、いつのまにかお金を払う側になっている」、そんな流れには、立ち止まったほうがいいと思うんです。
📌 あれから――やりとりした相手は、退会していました
先日、久しぶりにクラウドワークスを開いてみました。すると、わたしが面談したり、メッセージをやりとりしていた人たちが、いつのまにか何人も退会していたんです。
過去のやりとりの画面には、「利用規約違反の可能性があるユーザーのメッセージを制限しています」という表示が出ていました。やっぱり、怪しい勧誘で運営から処分を受けたのかもしれません。
ただ、正直に言うと、中にはとても丁寧に対応してくれる人もいました。だからこそ、何を信じていいのか、判断が本当に難しい。「丁寧だから安全」とは限らないのだと、改めて感じています。
🛡️ 怪しい勧誘から自分を守る、3つのこと
✅ わたしが思う、自分を守るコツ
- やりとりはサイトの中で完結させる … LINEやメールに誘われたら、いったん立ち止まる
- 「簡単に稼げる」は疑う … 在宅ワークに、楽して高収入の近道はありません
- お金を払う話が出たら、その場で決めない … 一度持ち帰って、家族にも相談する
こう言えば、角を立てずに断れます
LINEに誘導されたとき、無理に理由を考えなくても大丈夫。こんな一言で、はっきりお断りできます。
「クラウドワークスの規約に沿って、やりとりはサイト内で行いたいと思っています」
「規約で決まっているので」という言い方なら、相手も引き下がりやすいです。わたしも、この考え方で踏みとどまることができました。
「これはおかしい」と思ったら、通報できます
明らかに怪しい勧誘や、規約違反のやりとりに出会ったら、クラウドワークスの「違反報告」機能から、事務局に報告することができます。
「自分が我慢すればいい」と抱え込まなくて大丈夫。おかしいと感じたら、運営に知らせていいんです。
わたしが踏みとどまれたのは、たまたま事前に知識があったから。逆に言えば、知っているだけで防げるということでもあります。
🌱 それでも、在宅ワークを諦めたわけじゃない
こんな経験をすると、「在宅ワークってやっぱり怖い」と思ってしまうかもしれません。
でも、クラウドワークスには真っ当な仕事もありますし、面談で記事のアドバイスをもらえたように、得られたものもありました。怪しい案件の見分け方さえ知っておけば、むやみに怖がる必要はないと思っています。
正直に言うと、わたしは今も在宅ワークに惹かれています。家にいながら、自分の好きなことで少しでも収入になれば——その気持ちは、まだ消えていません。
ただ、その難しさも、身をもって感じました。だから今は、在宅ワークを第一希望にしつつ、並行してパートも探しています。
実績ゼロ・40代・スキルなしのわたしでも、ここまでは進めました。報酬は2か月で3,000円。胸を張れる結果ではないけれど、同じように一歩を踏み出そうとしている方が、入り口でつまずかないように。
この正直な記録が、少しでも役に立てばうれしいです。
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