こどもNISAって結局どうなの?40代母の正直な感想

新NISAのイメージ写真 お金と暮らし

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来年からいよいよこどもNISAが始まりますね!

わが家は夫婦で積立NISAをやっているので、「NISA」という言葉は子どもたちにとってもわりと身近な存在。そんななか、2027年から「こどもNISA」という新しい制度が始まることが、2026年3月に正式に決まりました。

「子どもの名義で投資ができるようになるの?」「お年玉や児童手当を回せるの?」——気になって調べてみました。今回は、夫婦で積立NISAを続けている40代母の目線で、「こどもNISAって結局なに?」「うちの場合はどう考えた?」というところを、正直な本音も含めてまとめてみます。

こどもNISAとは?2027年から始まる新しい非課税投資制度

こどもNISA(こども支援NISAとも呼ばれます)は、0歳〜17歳の子どもを対象とした非課税投資制度です。

2025年12月の税制改正大綱に盛り込まれ、2026年3月31日に法律として正式に成立。2027年1月からスタートします。

簡単に言うと、「子どもの名義で投資信託を買って、そこで出た利益に税金がかからない」という仕組みです。以前あった「ジュニアNISA」(2023年終了)の後継として、使い勝手を改善した制度になっています。

📋 こどもNISAの制度概要|年間60万円・非課税期間は無期限

項目内容
対象年齢0歳〜17歳
年間投資枠60万円
非課税保有限度額600万円(総額)
投資対象つみたて投資枠の対象商品(投資信託のみ)
非課税期間無期限
口座管理親権者等が代理で運用
引き出し12歳以上・子の同意あり・使途が子のためである場合
18歳以降通常のNISA口座に自動移行

💡 ポイント3つ

年間60万円まで非課税で投資できる——月5万円のペースですね。お年玉や児童手当をコツコツ回すイメージです。

非課税期間が無期限——途中で売っても、ずっと持ち続けても、利益に税金がかかりません。

18歳になったら通常NISAに自動移行——子ども時代の投資がそのまま大人の資産形成につながります。

旧ジュニアNISAとの違い|何が変わった?

項目こどもNISA(2027年〜)ジュニアNISA(2016〜2023年)
年間投資枠60万円80万円
非課税期間無期限5年間
引き出し12歳以上・条件付きOK原則18歳まで不可
投資対象つみたて投資枠のみ個別株も含め幅広い
18歳以降自動でNISAに移行制度終了

ジュニアNISAが不人気だった最大の原因「18歳まで引き出せない」が、こどもNISAでは12歳以上に緩和されました。ただし年間投資枠は80万→60万円に縮小、個別株も買えなくなっています。

親として気になるポイント

口座は誰が管理するの?

こどもNISA口座は子ども名義ですが、運用は親権者が代理で行います。「親のお金」ではなく「子どものお金」という位置づけです。

引き出しはいつからできる?売ることとの違いは?

ここ、少し複雑なので整理します。

❌ 12歳未満はできないこと

口座からお金を引き出すこと(払い出し)は12歳まで原則不可。iDeCoと同レベルの拘束力です。

✅ 12歳未満でもできること

投資信託の売却はいつでもOK。ただし売却後のお金は「特定課税未成年者口座」に移るだけで、現金として受け取れるのは12歳以降(条件付き)です。

12歳以上で引き出すには、①使い道が子どものためであること ②子ども本人の同意(同意書面が必要)③親権者が金融機関に申出書を提出、の3条件が必要です。

お年玉や児童手当を回すのはアリ?

個人的に一番現実的だなと思ったのがこれです。年間60万円=月5万円ですが、毎月きっちり積み立てるのはハードルが高い家庭も多いと思います。お年玉・児童手当(月1万円×12ヶ月=12万円)を回す使い方なら、無理なく始められそうです。

🏠 わが家の場合|NISAが「普通の言葉」になった日常

わが家では、NISAという言葉はわりと身近な存在です。夫婦で積立NISAをやっていて、わたしは全世界株、夫はS&P500。一馬力になってしまいましたが、無理のない範囲でコツコツ続けています。

お金の勉強系YouTubeを流しながら家事をしているので、子どもたちも「NISA」「投資信託」という言葉をぼんやり理解しているようです。

▶ 関連記事:子どもと一緒に投資を考えた話はこちら

息子の場合——お小遣いはガンダムに全力投球中

息子は今ガンダムに夢中。お小遣いをせっせとプラモデルに注ぎ込んでいます(プラモデルって、けっこう高額なものもあってびっくりしますよね……)。

息子
息子
お年玉、全部ガンプラに使っていい?
すずらん
すずらん
一部だけこどもNISAに回さない?投資の勉強にもなるし!

娘の場合——「わたしも全世界株にする!」

娘
わたしもお母さんと同じ全世界株にする。一番安心そうだから。

同じきょうだいでもここまでお金への関心が違うのかと、親としてはなかなか面白いです。
(日によって、オルカンだったりS &P500だったりするので、インデックスならどちらでも良さそうです 笑)

本音を言えば——証券口座、正直あまり見てないんです

積立NISAを始めるまで、夫婦ともに投資とは無縁の生活でした。そこから一歩踏み出しただけでも大きな変化。だからこそ、こどもNISAという選択肢ができたことはありがたいと思っています。

ただ、正直に言うと……わたし自身、自分の証券口座を見るのはだいたい3ヶ月に1回くらいなんです。

すずらん
すずらん
ねえ、証券口座って何回くらい見てる?
夫
……1回も見てない。
すずらん
すずらん
え!?1回も!?

ちゃんと積み立ててはいますが、残高を確認したことが1度もないそうです(笑)。積立投資はほったらかしでいい、というのはわかっているんですが、さすがに驚きました。

そんなわたしたちが子ども名義の口座まで管理するのは……正直、ちょっと腰が重いです。

💡 こどもNISAのメリット・デメリット|正直に考えてみた

✅ メリット

  • 非課税期間が無期限で長期運用に最適
  • 18歳で通常NISAに自動移行、資産形成が途切れない
  • 12歳以上なら教育費目的で引き出せる
  • 子どもの金融教育のきっかけになる

△ デメリット

  • 12歳未満は原則引き出し不可(売却はOKだが現金化できない)
  • 投資対象がつみたて投資枠の商品に限定
  • 元本保証なし(投資リスクあり)
  • クレカ積立のポイントが使えない
  • 所得控除がない

まず優先すべきは親自身のNISA

大人のNISA(新NISA)は夫婦合計で年間最大360万円・生涯1,800万円×2人=3,600万円まで非課税で投資できます。この枠を埋めきれていないなら、こどもNISA(年60万)より親のNISAを先に使い切る方が、家計全体としては効率的です。

3,600万円を埋めきれる家庭はそう多くないはず。まずは親の枠が優先、というのがわたしの考えです。

クレカ積立のポイントが使えない

大人のNISAでは楽天カードやSBI証券の三井住友カードでクレカ積立ができ、ポイントが還元されます。しかし子ども名義の口座はクレジットカードが作れないため、この恩恵が受けられません。地味ですが長期で見ると差になります。

所得控除がなく、子育て世代へのインセンティブが薄い

iDeCoのように「投資した分だけ所得税が安くなる」という仕組みがないのが残念なところ。もし親がこどもNISAに投資した分の所得控除があれば、子育て世代にとっての直接的なメリットになり、少子化対策としても機能したと思うのですが……。

現状では「ある程度の余裕資金がある家庭がさらに資産を増やせる制度」という側面が否めないかな、というのが正直な感想です。

わが家の結論|やるとしたら少額から、気持ちはゆるやかに

いろいろ調べた結果、わが家の場合はまず親のNISAを優先、が大前提です。夫婦合わせて3,600万円の枠はおそらく埋めきれないので、こどもNISAより先にやることがあります。

ただ、制度自体を使わない理由もないので、お年玉の一部だけこどもNISAに回すことは考えています。目的はお金を増やすことよりも、子どもたちが投資に興味を持つきっかけを作ること。娘はすでにやる気満々ですし、息子もガンプラ代以外のお年玉をどう使うか、一緒に考えるいい機会になりそうです。

正直なところ、自分の証券口座すらあまり見ていないわたしが、子どもの口座まで管理するのは現実的ではない部分もあります。でも「少額で始めて、たまに確認するくらい」なら続けられるかな、と思っています。

▶ 関連記事:わたしがNISAを始めるまでの経緯についてはこちら

よくある質問(FAQ)

Q. こどもNISAはいつから始まりますか?

A. 2027年1月スタートです。2026年3月31日に法律として正式に成立しました。

Q. 何歳から口座を開設できますか?

A. 0歳から17歳までの子どもが対象です。

Q. 親がお金を出して子どもの口座で運用してもいいですか?

A. はい、親権者が代理で運用する仕組みです。ただし口座はあくまで子ども名義です。

Q. 途中でやめたくなったらどうすればいいですか?

A. いつでも積立を停止できます。投資信託の売却もいつでも可能ですが、売却後のお金は子どもが12歳になるまで口座から引き出せません(12歳以降は条件付きで可能)。

Q. ジュニアNISAで運用していたお金はどうなりますか?

A. ジュニアNISAの残高は18歳まで非課税で保有できます。こどもNISAへの移管については現時点で未定です。

📝 まとめ

  • こどもNISAは2027年1月スタート(2026年3月31日に正式成立)
  • 年間60万円・非課税期間無期限・18歳で通常NISAに自動移行
  • 12歳以上で子の同意があれば教育費目的で引き出せる
  • 売却はいつでもOKだが、現金として引き出せるのは12歳以降
  • まず親のNISA(夫婦で3,600万円分の枠)が優先
  • クレカ積立ポイントが使えない・所得控除もない点は注意
  • 子どもの金融教育のきっかけとして少額で始めるのはアリ

口座開設の手続きや対応証券会社の詳細は、2027年の制度開始前に各証券会社から発表される予定です。新しい情報がわかり次第、この記事も更新していきますね。

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