子どもの視力検査でCになった。親としてできることを調べてみた

眼鏡のイメージ画像 家族のこと

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先日、娘が学校の視力検査でC判定という結果を持って帰ってきました。

言いにくそうに、しょんぼりした顔で報告してきた娘。

わたしはショックで、つい感情的になってしまいました。

すずらん
すずらん
「画面から目を離して、姿勢よくして、って散々言ってたのに!」

言った直後から反省しています。娘は悪くないし、責めたって意味がない。でもあのとき、どうしても感情を抑えられなかった。

去年は息子がBとC判定で眼鏡を作ったばかり。今年の検査では息子はCとD。わたしも夫も眼鏡をかけています。覚悟はしていたけれど、2人続けての結果に、かなり落ち込みました。

今回は、近視が進んでしまったあとに、親としてできることを調べてまとめました。同じように悩んでいる保護者の方の参考になれば嬉しいです。

学校の視力検査、A〜Dって何が違うの?

「C判定って、どのくらい悪いの?」と気になりますよね。学校で使われている視力測定(370方式)の判定基準はこちらです。

判定視力の目安対応
A1.0以上近視の予防を心がけましょう
B0.7〜0.9眼科受診をおすすめします
C0.3〜0.6眼科受診をおすすめします
D0.2以下眼科受診をおすすめします

(出典:公益社団法人 日本眼科医会「子どもの目を守る活動」資料)

B〜Dはすべて「眼科受診をおすすめします」の判定です。近視以外の原因で視力が落ちている可能性もあるため、一度眼科で診てもらうことが推奨されています。

💦 声かけしてきたのに、なぜ進んでしまうのか

「もっとちゃんと声かけしていれば」と自分を責めてしまいがちです。

でも調べてみると、近視の進行には遺伝的な要因が大きく影響するということがわかりました。両親ともに近視の場合、そうでない両親を持つ子どもと比べて近視になるリスクが高いことが知られています(公益社団法人 日本眼科医会)。

すずらん
すずらん
「遺伝が原因なら、余計に自分のせいじゃないかって思ってしまう。ごめんね、って……」

責任感の強い親御さんほど、こう感じるかもしれません。でも遺伝的な傾向があったとしても、これ以上の進行を抑えることはできます。

また、近視は5〜15歳の成長期に特に進行しやすいとされています。一般的にはもっとも進行が速いのは7〜10歳頃とされていますが、息子の場合は中学に入ってから(12歳頃)ガクッと悪くなりました。個人差があるようです。

(出典:公益社団法人 日本眼科医会「保護者の皆様へ」資料)

🌿 今からできる3つのこと

「悪くなった視力は戻せない」のは本当です。でも、進行スピードを抑えることはできます。

1

外遊びを1日2時間確保する

太陽光を浴びることで、目の奥行きが必要以上に伸びるのを抑える効果があることがわかっています。屋外活動は1日2時間が目安とされています。

ただ、小学校高学年や中学生になると「外で遊んできなよ」と言えるシーンはぐっと減りますよね。「休み時間は外に出てね」と声かけするくらいしかできないかな、と思っていたのですが、徒歩での登下校も屋外活動としてカウントできます。「できる範囲で外にいる時間を意識する」くらいのスタンスでよいと思っています。

日焼けが心配な場合は、帽子や日焼け止めで対策しながらでもOKです。日陰でも一定の効果があります。

(出典:公益社団法人 日本眼科医会「〜3つの大作戦〜」資料)

2

30分に1回、遠くを20秒以上見る

画面を見続けたあとは、30分に1回は目を休ませることが推奨されています。窓の外や、教室なら反対側の壁を20秒以上見るだけでOKです。まばたきを意識的に増やすことも効果的です。

(出典:公益社団法人 日本眼科医会「〜3つの大作戦〜」資料)

息子
息子
「20秒って短くない?そんなんで意味あんの?」

短く感じますが、継続することが大事なようです。

3

眼科を受診して、進行を抑える選択肢を知る

眼鏡やコンタクトによる視力の矯正とは別に、近視の進行そのものを抑えるアプローチが今はあります。

▶ 低濃度アトロピン点眼(目薬)

就寝前に1日1回点眼する目薬です。2024年12月に日本で初めて近視進行抑制治療薬として厚生労働省に承認されました(参天製薬「リジュセア®ミニ点眼液」)。保険適用外の自費診療です。

▶ オルソケラトロジー(特殊なコンタクトレンズ)

就寝時に特殊なハードコンタクトを装用することで、日中は裸眼で過ごせるようになる方法です。近視の進行抑制にも効果があるとされています。保険適用外で、費用は15〜20万円程度かかるケースが多いです。

地方では対応している眼科が少ない場合もあるので、受診前に「近視進行抑制の治療を行っているか」を電話で確認してみるのがおすすめです。

黒い縁の眼鏡のイマージ画像

眼鏡は「ずっとかけるべき?」問題

息子に眼鏡を作ったとき、「こういうのが嫌いなタイプ」だとわかっていたので、どうなるかな……と思っていました。マフラーも時計も身につけるのが嫌いなタイプなので。

でも似合う!かっこいい!と家族みんなで褒めちぎったら、満更でもない顔をしていました。

息子
息子
「……まあ、悪くないかな」

と思ったのも束の間。やっぱり嫌みたいで、授業中しかつけていないと言っています。それどころか、その後の授業参観では一度もかけているのを見たことがなく、本当につけているのかどうか怪しい……。

「ずっとかけないと意味がない?」と心配になりますよね。

「眼鏡をかけ続けると目が悪くなる」という話がありますが、現代の眼科では否定されています。適切な度数の眼鏡をかけることで目が悪くなることはありません。ただ「どのくらいかけるべきか」は度数や処方の種類によって変わるので、受診のときに先生に直接確認するのが確実です。

わたし自身も、出かけるときとテレビ・本を読むときだけ眼鏡をかけていて、常時はかけていません。実はドライアイがひどくて、若いころはコンタクトを頑張って使っていたけれど、子どもを産んでからはほぼ眼鏡生活になりました。子どもたちも今はコンタクトは怖いからしたくないと言っているので、しばらくは眼鏡との付き合い方を一緒に考えていく予定です。

これからのこと

学校から息子の判定が正式に届いたら、娘と2人を連れて眼科に行くつもりです。

眼鏡屋は地元にも小さなお店があるのですが、選択肢の多さを考えるとショッピングモールの方が選びやすいかな、と思っています。これ以上進まないように、できることがあれば協力したい。

娘がしょんぼりした顔で報告してきたとき、感情的に言ってしまいました。今度眼科に行くときは、「一緒に考えようね」と言える親でいたいと思っています。

📝 この記事のまとめ

  • 視力検査のB〜D判定は、すべて眼科受診がすすめられている
  • 近視の進行には遺伝的要因が大きく影響する。自分を責めすぎなくていい
  • 進んだ近視は戻らないが、進行を抑えることはできる
  • 今すぐできる対策は「外遊び1日2時間」「30分に1回遠くを見る」「眼科受診」の3つ
  • 近視の進行を抑える治療(低濃度アトロピン点眼・オルソケラトロジー)という選択肢もある
  • 眼鏡の着用頻度については眼科の先生に相談を

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