※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
本当のことを言うと、最初から望んで始めた敷地内同居ではありませんでした。
結婚の条件が「家に入ること」。それがなければ結婚できなかった。だからしぶしぶ、受け入れました。
それから何年も経った今、義実家まで徒歩5歩の距離で暮らしながら、「上手くやっているほうだと思う」と言えるようになりました。
完璧な嫁だからじゃないです。むしろ逆で、自分の心を守るためにいろんなことを「決めてきた」から。この記事は、あくまでわが家の一例。同じような状況の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
😌 義父母のこと、正直に書くと
義父母は朗らかで明るくて、人間的に尊敬できる人たちです。これは本当にそう思っています。農業を営む義父は朝が早くて、ときどき朝イチからドアチャイムを鳴らしてくることもありますが(笑)、悪意がないのはわかっているので「農家の朝は早い、そういうもの」と思っています。わが家の休日の朝はのんびりなので、最初はびっくりしたけれど。
初めて義父母に会ったのは、結婚の挨拶のとき。わたしはベージュのスーツで緊張して挑んだのに、義父母は農作業の真っ最中(片付け中だったのかも)。野良着姿でした(笑)。
その瞬間、「あ、あんまり構えなくていいかも」と少しホッとしたのを覚えています。
なかなか子どもができなかった時期のこと
結婚してすぐは義実家に入らず、2人での暮らしを希望しました。そういう事情もあって、義父は帰省のたびに「どこどこでは孫が生まれた、どこどこでは3人目だ」と話してくるようになりました。
早く孫の顔が見たい、という気持ちだったのだと思います。悪気はきっとなかった。でも当時はなかなか子どもができなかったから、毎回少し堪えました。
一方、義母はその話題に一切触れませんでした。
意識して気を遣ってくれていたんだと思います。そういうところが、義母のことを信頼できると感じる理由のひとつです。
🌟 「外貨を稼いで!」と求人広告を渡された話
子どもが生まれてから、義母に言われた言葉があります。
求人広告と一緒に(笑)。
「早く働け」というプレッシャーだったのかもしれないけれど、わたしは「ありがたい」と受け取りました。家に籠るより外で働く方が性に合っていたので。
病院の付き添いも、習い事の送迎も、残業が続いて帰りが遅い日の夕食も、ずいぶん助けてもらいました。子ども2人のトイレトレーニングも義母が全部やってくれたほどです。
今になって「一番かわいい時期を見逃してしまったかも」と思うこともあって、それは微妙な気持ちとして残っています。でもそれは、わたしが選んだことでもある。義父母が助けてくれたから働き続けられたのは事実です。

こたつは、義実家の魔力
わが家に、こたつはありません。
絶対に置かない、と決めています。理由は義実家の掘り炬燵を知っているから。
義実家の掘り炬燵に入ると、人間がすっぽり埋まって顔しか見えなくなります。みかんとセットで昼寝、という最高の布陣。あれに入ったら最後、立ち上がれなくなる。
だからわが家には置かない(笑)。
夫も子どもたちも、義実家のこたつ目当てで自由気ままに上がり込んでいます。子どもたちはテレビも見放題なのでなかなか帰ってきません。夫も昼寝をしに行って帰ってこないことがある。
わたしはそれを見送って、自分の時間を過ごしています。みんなが向こうでのんびりしているなら、こちらもひとりでのんびりできる。これがわが家にとってのちょうどいいバランスです。
義実家の台所には、立ち入らないと決めた
わたしは台所へのこだわりが強くて、自分の台所は自分のテリトリーという意識があります。誰かと一緒に立つのが得意じゃない(子どもたちのお手伝いは大歓迎だけど)。
だから義実家の台所も同じように考えることにしました。あそこは義母と義妹のテリトリー。わたしが乗り込んでいくほうが余計なことかもしれない。
切ったり、運んだり、並べたりするくらいの関わりにして、主体的に台所に立つのはやめました。
未婚の義妹がいて、彼女の方が義実家の勝手をよく知っているので、その部分は甘えています。これが正しいのかはわからないけれど、今のところこれで安定しています。
💡 わたしが決めていること(距離感のルール)
- 義実家の台所には主体的に立ち入らない
- 自分の苦手なことは義母に甘える(裁縫・送迎・子育てサポート)
- 家族がこたつに行っている時間は、自分の時間にする
😂 お義母さん手製の「洋梨」と「魚ビスケット」巾着
義母は手先が器用で、人に物を作ってあげるのが好きな人です。
わたしは雑巾すら縫えないくらい不器用なので、子どもの入園グッズは「布を渡して作ってもらう」スタイルにしていました。赤白帽のゴム、ボタン付け、コップ袋、体操着袋……全部義母のお手製です。
ある日、義母が「安かったから」と自分で選んできた布で巾着を作ってくれました。
「明るい濃いめの紫の生地に、大きな洋梨が描かれているもの」と、「白地に魚? お魚ビスケット的なものがいっぱい描かれているもの」。
持ち帰った瞬間、娘と無言で見つめ合いました。
好意でつくってくれたものに文句は言いません。それがわたしのルール。入れ物は入れ物と割り切れるタイプなので、助かっています。
6年生になった今も、コップ袋と上履き入れとして現役です。そのまま卒業まで行きそうです(笑)。
子育て方針は、自分で直接伝えた
乳幼児期に、義父母にお願いしたことがひとつあります。
お箸の共有をやめてほしい、ということ。大人が使った箸でそのまま子どもに食べさせることは、虫歯菌が移るリスクがあると説明して、やめてもらうようお願いしました。
本当は夫に間に入ってほしかったのですが、なかなか言ってくれない、言い方が上手くいかない、ということが続いて、結局自分で伝えることの方が多くなりました。
それ以降、大皿には菜箸を用意してくれるようになり、自分のお箸が入ってしまったものは「これはお箸が入っちゃってるから食べない方がいいよ」と子どもたちへ声掛けしてくれるようになりました。
ありがたかったです。
ただ、「お菓子はこれを食べさせて」と持参していたのに、義実家はお菓子がてんこ盛りの家で、いつの間にかアルフォートを食べていたのはショックでした(笑)。そりゃあ、そっちの方がおいしいよね……。
完璧にはいかないものです。
📝 まとめ
- 結婚条件が「家に入ること」でしぶしぶ始まった敷地内同居。でも今は「上手くやっているほう」と言えます
- 義実家には、わたしは最低限しか行かない。夫と子どもたちはそれぞれ自由に行き来しています
- 義実家の台所は義母と義妹のテリトリー。立ち入らないと決めました
- 頼むことを恐れない。義母の得意なことは存分に甘える(裁縫・送迎・子育て)
- 好意はありがたく受け取る。洋梨と魚ビスケットの巾着は今日も現役(笑)
- 子育て方針はきちんと理由を添えて伝えました。完璧にはいかなかったけれど(アルフォート……)
義実家との関係は、「完璧な嫁を目指してへとへとになるより、お互いが心地よい距離感を探す」方が長く続けていけると感じています。
これはあくまでわが家の一例です。義母の本音はわかりません。でも、自分の心を守るために決めてきたことが、結果的に良い関係につながっているといいなと思っています。
敷地内同居という近さだからこそ、「ちょうどいい距離感」を意識すること。それが長く暮らしていく上で、一番大事なことかもしれません。
同じような状況の方へ。敷地内同居は「近すぎる」からこそ、距離感を意識することが大切だと感じています。完璧にやろうとしなくて大丈夫です。自分の心を守ることを、いちばんに考えてください。
▶ 関連記事:義父母との関係や同居の本音についてはこちら
▶ 関連記事:夫婦関係についてはこちら


コメント