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✅ この記事を読むとわかること
- 「反抗期がない=問題」は本当?
- 親の聞き方・関わり方で何が変わるか
- 「大人になってから反動が来る」説の真相
- 家の間取りが親子関係に影響する話
先日、息子(中2)のお友達が家に遊びに来ました。
中学2年生の男子って、親の前では無口なイメージがありませんか?でもうちに来てくれる子たちは、わたしが「おやつ食べる?」と聞くと「食べます!」とにこにこ答えてくれるし、帰り際もちゃんと「ありがとうございました」と挨拶してくれる。
そして息子も、友達の前でわたしに普通に話しかけてきます。「お母さん、あれどこ?」とか。恥ずかしがる様子があまりないんですよね。
ふと気になって周りのお母さんたちに聞いてみると、「うちもわりと仲いいよ」「そんなに反抗されてないかも」という声が多くて。どうやらわが家だけの話でもないようです。それを聞いて、思ったんです。「もしかして、今の時代って反抗期が少なくなっている?」と。
なぜこうなったのか——正直よくわかりません。でも思い当たることを、書き出してみます。
🤔 反抗期がない子どもって、おかしいの?
「反抗期がないのは逆に問題なんじゃ」という話を、どこかで聞いたことがあります。調べてみると、LITALICOジュニアのコラム(専門家監修)に、こんな記述がありました。
いくつかの調査では、反抗期を経験せずに大人になる人も珍しくないことが分かっています。
LITALICOジュニア「反抗期とは?特徴や終わるきっかけ、対処法などを解説します【専門家監修】」(監修:井上雅彦 / 鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授)
反抗期がないこと自体は、そこまでレアなことではないようです。わたしたち40代の世代はわりと反抗期があった気がしますが、今の子どもたちは親との距離が縮まっている気がして。時代の違いなのかな、とも思います。
聞き方を工夫してきたかもしれない
💡 わが家のルール
「今日、誰と話したの?」は聞かない。
「今日、何かあった?」「給食、おいしかった?」は毎日聞く。
「誰と」と聞くと尋問っぽくなる気がして。「何かあった?」「おいしかった?」だと、会話が広がりやすいんです。給食の話なんて他愛ないようですが、そこから色々な話題へと自然につながっていく。息子や娘のお友達の名前や性格も、割と把握しています。話してくれるから。
「否定しない」よりも「一緒に考える」
よく「反抗期のない子育ての秘訣は否定しないこと」と言われますが、わたしは正直、ちゃんと否定します(笑)。子どもが明らかに間違っていると思うときは、「それは違うと思う」とはっきり伝えます。でも、そこで終わりにしない。
💡 わが家のやり方
「あなたが悪い」で終わらせない。
→「どうしてそう思う?」「相手はどう感じたと思う?」を必ず添える。
習い事を「辞めたい」と言ってきたときも、すぐに「わかった」とも「ダメ」とも言わず、「もう少しだけ頑張ってみたら」とまず伝えます。でも様子を見て、本当にどうしても無理そうなら、辞めていいと思っています。
💦 「反動が来るかも」という不安
「反抗期がないまま育つと、大人になってから反動が来る」——そういう話をどこかで聞いた記憶があって。これが気になって調べてみたのですが、LITALICOジュニアのコラムにはこうありました。
従来は、反抗期が精神的自立に重要だという考え方が主流でした。そのため、反抗期を経ずに社会に出ると問題が起こることがあると言われることもありました。一方、近年ではこの考え方も少しずつ変化しているとされます。
LITALICOジュニア「反抗期とは?特徴や終わるきっかけ、対処法などを解説します【専門家監修】」
「反動が来る」という話には、まだ科学的に確立した根拠があるわけではないようです。とはいえ不安は正直あります。だからこそ、「違うと思う」はちゃんと言うし、自分の頭で考える力は育ててあげたいと思っています。ちなみに——「友達みたいな親子は良くない」という意見もよく聞きますが、わたしは”友達”のつもりはなく、親として違うと思うことはちゃんと言っています。
ただ正直に言うと、反抗を抑えていることも、きっとあると思っています。言葉を飲み込んで「我慢した方が楽だな」と諦めてしまうことは、多分お互いにある。親子だって遠慮がないわけじゃないし、ぶつかってばかりじゃ消耗するから、譲り合うこともある。
だから「うちは全然大丈夫!」とは言いきれない。全否定もしないし、全肯定もしない。ただ、話し合えることは話し合う——それだけは続けていきたいと思っています。

🏠 住環境も、意外と関係しているかもしれない
うちはLDKをとにかく広くしました。家を建てるとき、他を削ってでもリビングだけは広くする、と決めていました。180cmの夫が横になれるくらい大きなソファを置いていて、4人で悠々座れます。子ども部屋はそこまで充実していないし、テレビも置いていない。勉強もリビングでするのが基本です。
そのせいか、家族みんなが自然とLDKに集まります。各自好きなことをしていて、特に会話があるわけじゃない時間も多い。でも同じ空間にいる、というのが大事なんじゃないかな。息子のお友達が遊びに来ても、子ども部屋に篭らずLDKで遊んでいることが多い——わたしがいる空間で遊ぶから、自然と話す機会が生まれます。
仲良しの理由——きっと「愛された環境」が大きい
なぜ反抗期がほとんどないのか、正直なところよくわかりません。でも振り返ると、子どもたちは小さな頃から祖父母やご近所の方と接する機会がとても多かったと思います。敷地内同居のわが家では、おじいちゃんおばあちゃんがいつも近くにいる。さまざまな世代の大人と自然にふれあってきたから、人との距離感をつかむのが上手になったのかな。周りに愛されてきたこと、温かい環境で育ったこと——それが一番大きいのかなと思っています。
わたし自身(40代)の子どものころは、父親が絶対でした。一番鮮明に覚えているのは、小1のとき漢字の練習をさぼったことで殴られたこと。今の感覚だと「小1を、そんな理由で?」と思いますよね(笑)。門限に少し遅れただけで怒鳴られることもあって、たしか17時とか、今思うとずいぶん早い時間でした。夜に家から閉め出されたこと、蔵に閉じ込められたことも。今だったら通報案件です(笑)。三人姉妹、みんな父が苦手でした。
でも今は、少しだけ父のことがわかってきた気がします。父は小6のときに自分の父親を亡くしているんですよね。「父親とはどう接するものか」を知らないまま、父になった人だったんだと思います。不器用だったけれど、別の形で愛情を注いでくれていた——そういう面も、大人になってから見えるようになってきました。ただ、わたしが20歳のときに父は亡くなってしまって。何も親孝行できなかったことが、今でも心に残っています。
📝 まとめ
この記事のポイント
- 反抗期がない子どもは珍しくない。「反抗期がない=問題」とは言い切れない
- 「今日、誰と話したの?」より「今日、何かあった?」——聞き方ひとつで話してくれる量が変わる
- 「否定しない」ではなく「一緒に考える」。間違いはちゃんと伝える
- 「反動が来るかも」という不安はあるが、研究はまだ発展途上
- リビングを広くして家族が集まれる空間を作ったことも、関係しているかもしれない
- 小さな頃から多くの大人に愛された環境が、土台になっているかも
使用した出典
LITALICOジュニア「反抗期とは?特徴や終わるきっかけ、対処法などを解説します【専門家監修】」
https://junior.litalico.jp/column/article/133/
(監修:井上雅彦 / 鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授)


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