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40代になってから、なんとなくずっと体が重い。
寝込むほどじゃないけど、休んでも疲れが取れない。だるくて、気力もわかない。寒暖差にも弱くなって、「気持ちいい季節」がどんどん短くなっている気がする——。
そこにやってくるのが梅雨です。
もともとのだるさに、梅雨特有の低気圧・高湿度・寒暖差が重なって、5月末から7月にかけてさらにしんどくなる。「毎年この時期が憂うつ」という方、多いんじゃないでしょうか。
でも、これは気合いが足りないとか、体が弱いとかじゃないんです。40代の体に起きていることには、ちゃんとした理由があります。
年中「なんとなく不調」なのは、自律神経が揺らいでいるから
40代になると自律神経が乱れやすくなる
40代になると、女性ホルモン(エストロゲン)が徐々に減少し始めます。エストロゲンには自律神経を安定させる働きがあるため、分泌量が減ると自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経は「活動モード(交感神経)」と「休息モード(副交感神経)」の切り替えを担うシステム。ここが乱れると、起きているのに体が休もうとしたり、逆に夜になっても興奮が収まらなかったり……「なんか常にしんどい」という感覚につながっていきます(出典:オムロン式美人)。
暑さ・寒さへの対応が追いつかなくなる
自律神経には「体温調節」の役割もあります。暑ければ汗をかいて体を冷やし、寒ければ血管を収縮させて体を温める——この切り替えを担っているのが自律神経です。
40代でその機能が不安定になると、気温差に体がついていけなくなります。「昔より暑さに弱くなった」「ちょっと寒くなるとすぐ体がしんどくなる」「快適に感じる季節が短くなった気がする」——これは40代によく起きることで、気のせいではありません。
ダイケンバイオメディカル株式会社が3,000名を対象に実施した調査(2025年、ORICON NEWS掲載)では、約5割の人が梅雨の時期に体調の変化を実感しているという結果が出ています。
梅雨がさらにきついのは「ダブルパンチ」だから
低気圧が自律神経を直撃する
梅雨前線が停滞すると、気圧が不規則に上がり下がりを繰り返します。このとき、耳の奥にある「内耳」が気圧変化を感知して脳に信号を送ります。内耳は自律神経とも深くつながっているため、気圧が下がると副交感神経(休息モード)が必要以上に優位になってしまいます。
その結果——日中なのに眠い、やる気がまったく出ない、頭がぼんやりする——という「梅雨だる」の症状が出てきます。
愛知医科大学の気象病外来(天気痛ドクター・佐藤純先生)が研究・診療している「気象病」「天気痛」は、まさにこのメカニズムによるものです。
更年期×低気圧×寒暖差の三重苦
もともと自律神経が揺らいでいる更年期の体に、気圧変化と梅雨の寒暖差が重なる。これが40代の梅雨がつらい本当の理由です。
クラシエ薬品のメノテックライフ(更年期世代向けメディア)でも、「更年期の方は梅雨ダルを感じやすい状態にある」と指摘されています。
💡 POINT
「梅雨に限って体がしんどい」というより、「もともとしんどかったところに梅雨が乗っかってくる」——40代の梅雨がきつい理由は、更年期×気象変化の構造的なダブルパンチにあります。
今日からできる対策5つ(道具なし・家の中から)
ポイントは「がんばらないこと」です。体調が悪いときに気合いで外に出たり、急に運動量を増やしたりするのは逆効果になることもある。まずは家の中でできることから始めましょう。
① 耳ツボマッサージ「神門」——トイレのついでに30秒
耳の上側にある軟骨のくぼみに「神門(しんもん)」というツボがあります。自律神経の中枢である視床下部に作用するとされるツボで、ここを刺激することで自律神経を整える効果が期待できます。
実際にやってみると、なんとなく気持ちいい。道具もいらないし、特別な時間も必要ない。
📋 やり方
- 人差し指と親指で「神門」を軽くつまむ(人差し指は耳の前側、親指は耳の後ろ側から)
- 上・斜め上・横・斜め下・下の5方向に、各5秒ずつゆっくり引っ張る
- 「ちょっと痛いけど気持ちいい」くらいの強さで。左右両耳で行う
続けるコツは「トイレに行くたびに」とルールを決めてしまうこと。1回30秒なので「面倒だからやらない」という言い訳ができない(出典:オレンジページ、大石内科胃腸科医院)。


② 踏み台昇降や「ながらスクワット」で体を動かす
「体調が悪い日に外に出るのは、そのこと自体がしんどい」——着替えて、化粧して……気力が要りますよね。だから、まずは家の中から。
- 踏み台昇降:テレビを見ながらゆっくり続けるだけでOK
- 歯磨きしながらスクワット:2分間だけと決めると続けやすい
「がっつり運動」でなくていいんです。軽く体を動かすだけで血流が改善し、自律神経が整いやすくなります。外に出られる日は外を歩くのが一番気持ちいいけれど、「出られない日=何もできない日」ではありません(出典:LiLuLa)。
③ 起床・就寝時間を一定にする
梅雨の時期は日照が少なく、体内時計が狂いやすい。体内時計の乱れは自律神経に直結します。
「早起きしなければ」と無理をする必要はありませんが、毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝るだけで、体内時計は安定してきます。曇りの日でも、起きたらカーテンを開けて光を入れる——それだけでも体内時計へのシグナルになります(出典:JA共済 健康コラム)。
④ ビタミンB群とマグネシウムを意識して摂る
栄養面からのアプローチも有効です。ビタミンB群とマグネシウムは、自律神経の安定や疲労回復に関わるとされています。
- ビタミンB群:エネルギー代謝を助け疲労回復をサポート。蒸し暑い時期は汗で失われやすい
- マグネシウム:30〜64歳女性の1日推奨量は290mg(出典:厚生労働省 eJIM)。ビタミンB1と一緒に摂ると相乗効果が期待できる
食事で摂るのが基本ですが、「毎日バランス良く食べるのは難しい」という方はサプリで補うのも選択肢のひとつです。
⑤ ぬるめのお風呂で1日をリセットする
梅雨の時期はシャワーで済ませてしまいがちですが、38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かると、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます。
熱すぎるお湯(42℃以上)は交感神経を刺激してしまい、かえって体が緊張することがあるので注意しましょう(出典:大阪グランドクリニック)。「湯船に浸かる」というちょっとした習慣が、梅雨の体と心をリセットする時間になります。
まとめ
✅ まとめ:今日からできること
- 耳の「神門」ツボをトイレのたびに30秒マッサージする
- 踏み台昇降や歯磨きスクワットで家の中から体を動かす
- 毎日同じ時間に起きて、カーテンを開けて光を入れる
- ビタミンB群とマグネシウムを意識して補給する
- 38〜40℃のぬるめのお湯に浸かって1日をリセットする
外に出られない日も、気力がわかない日も、できることはあります。「全部やらなきゃ」ではなく、その日できそうなことをひとつだけやってみる——それだけで十分です。



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